東京理科大学 経営学部(B方式)の英語対策

本記事では東京理科大学 経営学部(B方式)の英語対策について記載しています。

英語の試験時間は80分で、配点は100点です。
*経営学科、国際デザイン経営学科、ビジネスエコノミクス学科のうち、経営学科とビジネスエコノミクス学科は高得点の2科目を150点に換算、国際デザイン経営学科は英語が200点に換算されます。

目標得点率は70%以上に設定して勉強していきましょう。

経営学部の入試情報

年度学科募集人数志願者数受験者数合格者数倍率合格最低点
2026経営701,5141,4703893.7234/400(59%)
ビジネスエコノミクス701,3101,2703283.8179/300(60%)
国際デザイン経営35388380864.4241/400(60%)
2025経営701,4311,3923743.7229/400(57%)
ビジネスエコノミクス701,2681,2222894.2175/300(58%)
国際デザイン経営303993941143.4221/400(55%)
2024経営721,1761,1473842.9265/400(66%)
ビジネスエコノミクス731,0209873233.0200/300(67%)
国際デザイン経営323713571133.1253/400(63%)

各項目の傾向と対策

大問は全部で4つです。
大問ごとの問題と構成は下の表を参照してください。

2025年度2024年度2023年度
1・長文読解(経営・ビジネスエコノミクスは36点、国際デザイン経営は72点)
1. 下線部の意味に最も近いもの×10
2. 空所補充問題×5
3. 空所補充問題×2
4. 内容一致×5
・長文読解(経営・ビジネスエコノミクスは33点、国際デザイン経営は66点)
1. 下線部の意味に最も近いもの×10
2. 空所補充問題×5
3. 空所補充問題×2
4. 内容一致×5
・長文読解(経営・ビジネスエコノミクスは36点、国際デザイン経営は72点)
1. 下線部の意味に最も近いもの×10
2. 空所補充問題×5
3. 下線部が指している内容
4. 空所補充問題
5. 内容一致×5
2・長文読解(経営・ビジネスエコノミクスは34点、国際デザイン経営は68点)
1. 下線部の意味に最も近いもの×10
2. 空所補充問題×6
3.空所補充問題
4. タイトル選択問題
5. 内容一致×5
・長文読解(経営・ビジネスエコノミクスは37点、国際デザイン経営は74点)
1. 下線部の意味に最も近いもの×10
2. 空所補充問題×6
3.空所補充問題×2
4. タイトル選択問題
5. 内容一致×6
・長文読解(経営・ビジネスエコノミクスは34点、国際デザイン経営は68点)
1. 下線部の意味に最も近いもの×10
2. 空所補充問題×5
3.空所補充問題
4. タイトル選択問題
5. 内容一致×5
3・文法、語法、熟語問題(経営・ビジネスエコノミクスは10点、国際デザイン経営は20点)
正誤問題×5
・文法、語法、熟語問題(経営・ビジネスエコノミクスは10点、国際デザイン経営は20点)
正誤問題×5
・文法、語法、熟語問題(経営・ビジネスエコノミクスは10点、国際デザイン経営は20点)
正誤問題×5
4・熟語問題(経営・ビジネスエコノミクスは20点、国際デザイン経営は40点)
空所補充問題×10
・熟語問題(経営・ビジネスエコノミクスは20点、国際デザイン経営は40点)
空所補充問題×10
・熟語問題(経営・ビジネスエコノミクスは20点、国際デザイン経営は40点)
空所補充問題×10

東京理科大学経営学部の英語は、試験時間80分・大問4題・全問マークシート方式で実施されます。構成は、長文読解2題、英文法・語法(正誤問題)、熟語・イディオム問題です。一見すると標準的な入試ですが、実際には語彙力と長文読解力が合否を大きく左右する試験となっています。2023~2025年度もこの出題形式が続いています。

●対策

出題傾向

長文読解

長文は毎年2題出題されます。

テーマは経営学部らしく、

  • 社会問題
  • 経済
  • 環境問題
  • 文化・言語
  • 高齢社会
  • 野生動物保護

など、一般教養的な内容が中心です。専門知識は必要ありませんが、論理的な文章を正確に読み取る力が求められます。

設問では、

  • 語句の言い換え(パラフレーズ)
  • 前置詞補充
  • 接続詞補充
  • 内容一致問題

が毎年多数出題されています。

特に語句の言い換え問題は配点が高く、単語の意味を知っているだけでなく、同義語を判断できる力が重要です。例えば、「immensely」と「significantly」、「deployed」と「utilized」のように、文脈に応じた言い換えを見抜く力が求められます。

文法・語法(正誤問題)

大問3では、英文中の誤りを見つける正誤問題が出題されます。

出題範囲は、時制、動詞の形、分詞構文、関係詞、前置詞、比較、倒置、熟語など、高校英文法全般に及びます。

難問奇問は少なく、基本事項を正確に理解していれば対応できる内容です。一方で、文法知識が曖昧だと失点しやすいため、基礎を徹底して固めておくことが重要です。

熟語・イディオム

大問4では、熟語や慣用表現が出題されます。

日常会話だけでなく、ビジネスやニュースで使われるイディオムも含まれており、「beat around the bush」「throw oneself into」「keep one’s fingers crossed」など、英語らしい表現への理解が求められます。

東京理科大学経営学部英語の最大の特徴

本学の英語は、難解な英文を読む試験ではありません。

最大の特徴は、

「語彙力を土台に、文章全体の論理を素早く把握する力」

を問うことです。

内容一致問題では、一文だけを精読するのではなく、筆者の主張や段落同士のつながり、因果関係や対比を理解しているかが重視されます。

また、長文中の語句言い換え問題が非常に多いため、単語帳の暗記だけでなく、類義語や英英的な意味理解まで意識して学習すると得点力が大きく向上します。

おすすめの学習法

まずは『システム英単語』や『単語王2202』、『パス単準1級』などで語彙力を強化しましょう。

熟語対策には『解体英熟語』や『速読英熟語』がおすすめです。

文法は『Vintage』や『英文法・語法問題1000』などで正誤問題に慣れておくと効果的です。

長文対策としては、『やっておきたい英語長文700』『やっておきたい英語長文1000』などを用いて、速読力と論理的な読解力を養いましょう。

時間配分の目安は、

  • 大問1(長文):約25分
  • 大問2(長文):約25分
  • 大問3(正誤):約12分
  • 大問4(熟語):約10分
  • 見直し:約8分

です。長文を読む前に設問を確認し、語句の言い換えや空所補充を意識しながら読み進めることで、時間を効率よく使えます。

総評

2023~2025年度の過去問を見る限り、東京理科大学経営学部の英語は「豊富な語彙力を基礎に、長文全体の論理構造を素早く理解する力」を測る試験です。

特に語句の言い換え問題と熟語・イディオムの比重が高く、英検準1級レベルを目安とした語彙力が大きな武器になります。高校英文法を完成させたうえで、長文演習と語彙・熟語の強化を徹底し、過去問で時間配分を身につけることが、合格への最も確実な対策となるでしょう。

●早慶上理対策のまとめはこちら!↓

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