英語の勉強だけをしても成績が頭打ちになる理由

文系・理系とわず、英語の配点が高い大学が多いので、英語を得意科目にしたい人は多いと思います。

だからといって「じゃあ、英語だけを勉強しまくります!」というのは完全に間違えなのです。

多くの人は1教科を勉強しまくれば成績がグングン上昇していくと思いがちですが、そんなことはないのです。

本記事では英語だけを勉強しても途中で成績が頭打ちになる理由を説明します。

入試問題をチェックしてみよう

まずは受験する大学の入試問題(センター試験でも可)をみてみましょう。

基本的にどこの大学も「長文読解」が大半を占めていると思います。

センター試験を含めてどこの大学も長文読解に重きを置いているのがわかると思います。

これはつまりどういうことを示しているのかというと「文法や単語の運用能力」「国語力」を試しているということです。

文法や単語の運用能力は勉強すればするほど身につく

文法の知識単語力については勉強すればするほど伸びていく部分です。

これに関しては受験生もよくわかっていることではないかと思います。

現に文法の問題集を解いたり、単語の暗記をしたりする人はたくさんいます。

文法と単語の力さえ身に着ければ偏差値60あたりまでは自然にあがっていくと思いますよ。

しかし、それ以上を目指す人にとっては、文法と単語の知識だけではまだまだ足りないのです。

国語力については英語だけ勉強してても身につかない

文法の知識や単語力がついてきて、適切な英語長文の勉強をしていれば読めない文章がなくなってくると思います。

しかし、「英語を読める」のと「英文を理解する」ことは全然違うことなのです。

我々は日本人なので日本語で書かれた文章を読むことはできると思いますが、理解できるかというと個人差がありますよね。

難関大学になってくると英文を読めるのは当たり前になってきますので、その先の英文を理解する能力が非常に重要になってきます。

僕の場合、国語の現代文の成績に比例して英語の成績も伸びていきました。

精読をして「理解できるか」を確認していきましょう

最終的に英文を制限時間内で理解して解ききる必要がありますが、まずは丁寧に読みこむ(精読)練習をしていきましょう。

問題を解いて、合ってた間違ってたと一喜一憂しているだけでは成績は伸びていきませんよ。

英文を理解しているかどうかを確かめるには文字数を決めて要約する練習が効果的です。

文章の内容を理解していなければ、要約することはできませんからね。

また、入試問題で出題される英文のテーマはある程度決まっていますので、読んだ文章の内容について背景知識があるのかについても確認していきましょう。

受験する大学のレベルがあがればあがるほど、英文の内容が難しくなっていきます。

何度もいいますが、英文を理解する能力については英文法や単語といった「英語に関する知識」を勉強し続けても、身につきません。

母国語の能力を高めよう

上述のように現代文の成績に比例して英語の成績が伸びたように、母国語の能力と英語能力は確実に関係があります

現代文の勉強法はこちらにまとめてあるので、参考にしてください。

記事内でまとめている現代文の勉強法は英文読解にもリンクしていきますので現代文の勉強も忘れずにやりましょう。

まとめ

英語の成績が頭打ちになる理由は…

・ある程度のレベルにいくと「英文を理解する能力」が必要になるから

だからこそ、英文法や英単語は早めに頭にいれたほうがいいのです。

頭打ちになることを前提に勉強している人としていない人の差はとても大きいです。

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