成城大学 法、文芸学部(2月7日)の英語対策
本記事では成城大学 法(法律)学部、文芸(国文、英文、芸術、文化史、マスコミュニケーション、ヨーロッパ文化)の英語対策について記載しています。
上記学部の英語の試験時間は90分で、配点は150点です。
目標得点率は75%以上に設定して勉強していきましょう。
成城大学の入試情報
こちらの公式サイトの情報を参照してください。
各項目の傾向と対策
大問は全部で4つあります。
大問の内容を表にまとめています。
2024年度 | 2023年度 | |
Ⅰ | ・長文読解 1. 下線部に関する問題 2. 下線部の内容 3. 下線部の説明 4. 下線部の内容 5. 下線部の説明 6. 下線部に関する問題(2つ) 7. 下線部について40字以内の日本語で記述 8. 下線部について25字以内の日本語で記述 9. 下線部に関する問題 10. 下線部に関する問題 | ・長文読解 1. 下線部の説明 2. 下線部の理由 3. 下線部に関する問題 4. 下線部に関する問題 5. 下線部の内容 6. 下線部について25字以内の日本語で記述 7. 下線部に関する問題 8. 下線部について40字以内の日本語で記述 9. 下線部に関する問題 10. 下線部の理由 |
Ⅱ | ・英文読解 1. 下線部について日本語で記述 2. 下線部について日本語で記述×2 | ・英文読解 下線部の理由を3つ記述 |
Ⅲ | A. 文法問題 空所補充問題×10 B. 文章中の空所補充問題 空所補充問題×5 | A. 文法問題 空所補充問題×10 B. 文章中の空所補充問題 空所補充問題×5 |
Ⅳ | ・和文英訳 英訳問題×1 | ・和文英訳 英訳問題×1 |
長文読解、英文読解、文法問題、文章中の空所補充問題、和文英訳で構成されています。
文章中の空所補充問題は2023年度は1つの文章があって、その中に空所が5つある形式でしたが、2024年度は英文が5つある形式に変わっています。
記述問題が多く含まれているので時間配分に気をつけましょう。
長文読解は読解力を直接試すような問題構成なので、単語と文法を早めに頭に入れて長文読解の演習にどれだけ時間を割けるかにかかっています。
記述式の読解問題は文章の内容を正確に把握していないと書けないので、英文解釈に時間をかけましょう。
文法問題は網羅的な問題集を使用していれば即答できますので、ここで時間をとられないようにしましょう。
●長文読解
長文中にある下線部に関する問題が出題されます。
下線部は文法的に意味がつかみにくかったり、抽象的な表現であることが多いため、下線部付近の内容を正確につかんでおく必要があります。
また、指示されている内容を選ぶ問題などは「つまりどういうことですか?」ということが問われているので、普段から長文を読むときは簡単に人に説明できるくらい理解しているかを確認してください。記述問題では直接説明する能力が問われています。
長文はかなり語数が多いため素早く内容の把握をしていく必要があります。
いきなり早く読む練習をするのではなく単語、熟語の意味を一瞬で思い出せるようにして、英文解釈を徹底していきましょう。
正確に読めるようになれば答えとなる選択肢を見つけやすいので、結果的に時間内に解くことができるようになります。
●英文読解
短めの文章を読んで下線部について指定字数内の日本語で答える問題です。
下線部について説明する必要があるため英文の内容を確実に理解している必要があります。
大問1の長文読解と同じように単語、熟語力をつけて英文解釈を丁寧にやっていきましょう。
また、指定字数があるので過去問をつかって過不足なく書けるように練習してください。
●文法問題
日本語文に合わせて、英文の中にある空所に入る語句を4つの選択肢から選ぶ問題です。
網羅的な問題(『Next Stage』、『Vintage』など)を一通りやりきりましょう。
上記の問題集をやりきっていれば瞬時に解ける問題なので、ここは80%以上の正答率を狙っていきたいです。
ただ、基本的ではあるものの意外と注目していなかったものが多いので適当に周回するのではなくノートなどに整理しながら理解、暗記していきましょう。
●文章中の空所補充問題
短い文章の中に空所があるので、文脈で判断して適する文を選ぶ問題です。
空所の前後を確認して、選択肢の文を1つずつ検証し、意味が通じるものを選んでいきましょう。
●和文英訳
下線部が引いてある部分の日本語を英語に訳す試験です。
直接訳していくと変な英語になってしまい、さまざまな文法や表現を使用できるかが試されています。
まず日本語を英語にしやすい形に変えてから書き始めると効果的です。
基本的な英単語、熟語、文法は使いこなせるようにしておきましょう。