成蹊大学 E方式の英語対策
本記事では成蹊大学 E方式の英語対策について記載しています。
E方式は2教科型の全学部統一入試です。
試験時間は90分で、配点は下記の通りです。
経営学部(総合経営学科) | 400点 |
経済学部(経済数理学科・現代経済学科) 法学部(法律学科・政治学科) 文学部(英語英米文学科・国際文化学科・現代社会学科) 理工学部(理工科学科) | 300点 |
文学部(日本文学科) | 200点 |
目標得点率は75%以上に設定して勉強していきましょう。
成蹊大学の入試情報
こちらの公式サイトを参照してください。
各項目の傾向と対策
大問は全部で5つです。(2022年度まで6つでした)
大問の内容を表にまとめています。
2024年度 | |
Ⅰ | ・文章の空所補充問題 空所補充問題×15 |
Ⅱ | ・対話文問題 空所補充問題×7 内容に関する問題×3 |
Ⅲ | ・長文読解 1. 空所補充問題 2. 下線部の意味 3. 空所補充問題 4. 空所補充問題 5. 空所補充問題 6. 下線部の意味 7. 下線部の言い換え 8. 下線部の言い換え 9. 下線部の内容 10. 空所補充問題 11. 下線部に関する問題 12. 下線部の言い換え 13. 内容一致 |
Ⅳ | ・長文読解 1. 下線部が表していること 2. 空所補充問題 3. 下線部に関する問題 4. 下線部の理由 5. 空所補充問題 6. 内容に関する問題 7. 整序問題 8. 空所補充問題 9. 内容に関する問題 10. 内容に関する問題 |
Ⅴ | ・長文読解 1. 内容に関する問題 2. 下線部の意味 3. 内容に関する問題 4. 下線部の意味 5. 下線部の意味 6. 内容に関する問題 7. 下線部に関する問題 8. 下線部に関する問題 9. 下線部が指すもの 10. 空所補充問題 11. 下線部の意味 12. 内容一致 |
2023年度 | 2022年度 | 2021年度 | |
Ⅰ | ・文章の空所補充問題 空所補充問題×15 | ・文章の空所補充問題 空所補充問題×15 | ・文章の空所補充問題 空所補充問題×15 |
Ⅱ | ・対話文問題 空所補充問題×7 内容に関する問題×3 | ・文章の空所補充問題 空所補充問題×5 | ・文章の空所補充問題 空所補充問題×5 |
Ⅲ | ・長文読解 1. 下線部の意味 2. 空所補充問題 3. 空所補充問題 4. 下線部が指していること 5. 空所補充問題 6. 内容に関する問題 7. 内容に関する問題 8. 下線部が説明していること 9. 段落の趣旨 10. 空所補充問題 11. 内容に関する問題(2つ) | ・対話の完成 空所補充問題×10 | ・対話の完成 空所補充問題×10 |
Ⅳ | ・長文読解 1. 下線部の内容 2. 下線部に関する問題 3. 下線部の意味 4. 空所に入らない語句 5. 下線部の意味 6. 空所補充問題 7. 空所補充問題 8. 下線部の内容 9. 空所補充問題 10. 内容一致(2つ) | ・長文読解 1. 内容に関する問題 2. 内容一致 3. 文の完成 4. 空所補充問題 5. 空所補充問題 6. 空所補充問題 7. 下線部に関する問題 8. 内容一致(3つ) | ・長文読解 1. 下線部の内容 2. 下線部の内容 3. 下線部に関する問題 4. 内容に関する問題 5. 下線部の内容 6. 内容に関する問題 7. 下線部の言い換え 8. 下線部の言い換え 9. 下線部の言い換え 10. 内容に関する問題 |
Ⅴ | ・長文読解 1. 文の完成 2. 文の完成 3. 下線部の意味 4. 下線部の説明 5. 下線部の意味ではないもの 6. 内容に関する問題 7. 文の完成 8. 内容に関する問題 9. 文の完成 10. 下線部の意味 11. 内容一致(2つ) | ・長文読解 1. 内容に関する問題 2. 内容に関する問題 3. 下線部に関する問題 4. 下線部に関する問題 5. 下線部が表していること 6. 下線部の理由 7. 下線部に関する問題 8. 空所補充問題 9. 文章のテーマ 10. 文章のジャンル | ・長文読解 1. 下線部の意味 2. 空所補充問題 3. 下線部が指しているもの 4. 下線部に関する問題 5. 下線部が指しているもの 6. 空所補充問題 7. 空所補充問題 8. 空所補充問題 9. 内容一致 |
Ⅵ | ・長文読解 1. 下線部に関する問題 2. 下線部に関する問題 3. 下線部が指すもの 4. 空所補充問題 5. 空所補充問題 6. 空所補充問題 7. 下線部の内容 8. 下線部の意味 9. 下線部の意味 10. タイトル選択問題 | ・長文読解 1. 空所補充問題 2. 下線部に関する問題 3. 内容に関する問題 4. 下線部の意味 5. 内容に関する問題 6. 下線部の内容 7. 下線部の内容 8. 内容に関する問題 9. 内容に関する問題 10. 筆者の感情 |
2022年度まで出題されていた大問2の文章の空所補充問題、大問3の対話の完成がなくなり、2023年度から大問2は対話文問題に変わっています。
大問は6つあったのが1つ減り、文章の空所補充問題、対話問題、3つの長文読解という構成になっています。
90分以内で解ききるにはかなり早いスピードで長文読解に対処していく必要があります。
文法・語法・熟語問題のような英語表現の知識を問うような問題が出題されないため、読解に多くの勉強を費やせるかが合否を決めます。
●文章の空所補充問題
文章中にある空所に入る語を選ぶ問題です。
空所の前後を確認して文意が通るように選択していきます。難易度は基礎~標準レベルなのでこの大問では9割以上の正解を狙っていきましょう。
解答時間の目安は10分程度です。
●対話文問題
対話文を読んで空所に入る英語表現を選ぶ問題と内容に関する問題が出題されます。
学校や参考書、問題集では習わないような表現もありますが、文章の理解はできます。
空所補充問題は空所の前後の会話を読んで答えていきます。
内容に関する問題は対話文の内容を理解していれば難なく答えることができます。
対話文、会話文の問題が苦手な人は書いていない情報や文からは推測できない情報を想像して受け取ってしまうことが多くあるので、多くの問題にあたって形式に慣れていきましょう。
解答時間の目安は10分程度です。
●長文読解
700語程度の英語長文が3題出題されます。
合計で2,000語程度になるので、素早く情報を整理して解答していかないと間に合いません。
設問は英語とものと日本語のものに分かれており、ほとんどが文章の内容や下線部の内容を読解できているかを確認する問題です。
文章のレベルは標準的で、理解することが難しいものは出題されません。
解答時間の目安は長文1つにつき20分程度です。
長文読解は単語、熟語、文法、語法を頭に入れたあと、英文解釈をやって英文の構造を瞬時につかめるようにし、とにかく多読をしながら解き終わったら必ず音読をするようにしていけば実力はついていきます。
長文読解を解くときは「つまりどういうことを言っているのか」という視点を持ちながら根拠をもって答える習慣をつけてください。