【受験外コラム②】 英語をつかって仕事をしたい人が気をつけるべきこと

2019年8月5日

企業によりますが、もはや海外とのつながりなしにビジネスを拡大していくことが難しい時代になりました。

高校生のなかには「将来、英語をつかって仕事をしたい」という夢をいだいている人も少なくないでしょう。

僕自身も中学生のときから漠然と「英語をつかって仕事をしたい」という希望をもっていました。

たぶん、多くの人が同じだと思うのですが「英語をつかって仕事をする」ってなんだかカッコいいイメージがありますよね。

そして、僕は専門商社の営業となり、実際に英語をつかって仕事をしましたが、実際はイメージとは少し違うということを本記事でお伝えします。

けっしてネガティブなことではないので安心して読んでみて下さい。

英語をつかえる人は世界で何人いると思いますか?

あなたはネイティブ・非ネイティブ含めて、世界で何人が英語を話せると思いますか?

諸説ありますが、約15億人といわれています。

ポテンシャル的に英語をつかって仕事ができる人が世界で15億人もいるということです。

日本では英語を話せる人は珍しいタイプだと思いますが、世界でみるとありふれた人なのです。

つまり英語をつかうような職場にいっても埋もれてしまうということです。

ただ、これは決して英語をつかって仕事をしないほうがいいということではありません。

英語で何を伝えたいのですか?

英語はあくまで「コミュニケーションツール」です。

英語をつかって何かを伝えなければ意味がありません。

例えば、ビジネスをやる場合、英語で話す内容を伝えなければいけません。

外国の取引先は英語を話しにきているのではなく、ビジネスを前に進めるために来ています。

そこで英語がよく話せてもビジネスの内容がよくわかっていない担当者が来たらどうですか?

商社で働いていたときにわかったことですが、「英語が話せるけどビジネスのことがわかっていない人」と「英語はカタコトだけどビジネスの内容がわかっている人」がいたら、外国人は後者の話に耳を傾けるのです。

もちろん、ベストは「英語が話せてビジネスの内容がわかっている人」です。

以上のようにどんな仕事をやるにしても英語で何を伝えるのかということが重要視されます。

まずは自分のことを十分わかってもらえるだけの自己紹介ができるかどうかを確認してみてください。

英語+αを目指そう!

英語をつかって仕事をしたい人は、英語を上達させるほかに「専門性」を身につけましょう。

「英語+ファッション」、「英語+医療」、「英語+工学」、「英語+アニメ」…など何でもいいので、英語+αを目指すべきです。

とにかく英語を使うことができるだけだと、仕事にするのは厳しいです。

もし英語だけを仕事にしたいのであれば、通訳や翻訳などがありますが、仕事をもらいやすい人はやはり専門性があります。

英語を学んでも学んでも「コミュニケーションツール」という性質は絶対に変わりません。

世界には英語が得意な人は星の数ほどいるという事実を考えて有利な選択ができるようにしていきましょう。

まとめ

世界中に英語をつかえる人はたくさんいます。

英語+αを目指して努力を重ねてみましょう。

英語を話せるようになると一気に話せる人が増えるし、得ることのできる情報量が格段に多くなります。

メリットがたくさんありますのでがんばってほしいと思います。