成蹊大学 法学部(A方式)の英語対策
本記事では成蹊大学 法学部(法律学科・政治学科)A方式の英語対策について記載しています。
英語の試験時間は60分で、配点は120点です。
目標得点率は75%以上に設定して勉強していきましょう。
成蹊大学 法学部の入試情報
・2024年度
志願者数 | 受験者数 | 合格者数 | 競争率 | 合格最低点 | 配点 | 得点率 | |||
法律学科 | A方式 | 3教科型学部個別 | 1188 | 1036 | 237 | 4.4 | 216.48 | 320 | 68% |
E方式 | 2教科型全学部統一 | 424 | 407 | 118 | 3.4 | 414 | 500 | 83% | |
G方式 | 2教科型グローバル教育プログラム統一 | 38 | 38 | 19 | 2.0 | ||||
C方式 | 3教科型 | 1265 | 1265 | 303 | 4.2 | 771 | 1000 | 77% | |
P方式 | 5科目型国公立併願アシスト | 173 | 173 | 139 | 1.2 | 597 | 900 | 66% | |
政治学科 | A方式 | 3教科型学部個別 | 726 | 597 | 152 | 3.9 | 213.92 | 320 | 67% |
E方式 | 2教科型全学部統一 | 227 | 214 | 53 | 4.0 | 409 | 500 | 82% | |
G方式 | 2教科型グローバル教育プログラム統一 | 62 | 62 | 27 | 2.3 | ||||
C方式 | 3教科型 | 640 | 640 | 163 | 3.9 | 760 | 1000 | 76% | |
P方式 | 5科目型国公立併願アシスト | 77 | 77 | 64 | 1.2 | 587 | 900 | 65% |
・2023年度
志願者数 | 受験者数 | 合格者数 | 競争率 | 合格最低点 | 配点 | 得点率 | |||
法律学科 | A方式 | 3教科型学部個別 | 1193 | 1035 | 258 | 4.0 | 217.45 | 320 | 68% |
E方式 | 2教科型全学部統一 | 314 | 296 | 100 | 3.0 | 353 | 500 | 71% | |
G方式 | 2教科型グローバル教育プログラム統一 | 24 | 24 | 13 | 1.8 | ||||
C方式 | 3教科型 | 600 | 600 | 251 | 2.4 | 728 | 1000 | 73% | |
P方式 | 5科目型国公立併願アシスト | 129 | 129 | 117 | 1.1 | 551 | 900 | 61% | |
政治学科 | A方式 | 3教科型学部個別 | 647 | 550 | 165 | 3.3 | 219 | 320 | 68% |
E方式 | 2教科型全学部統一 | 182 | 167 | 47 | 3.6 | 352 | 500 | 70% | |
G方式 | 2教科型グローバル教育プログラム統一 | 43 | 43 | 28 | 1.5 | ||||
C方式 | 3教科型 | 475 | 474 | 197 | 2.4 | 731 | 1000 | 73% | |
P方式 | 5科目型国公立併願アシスト | 54 | 54 | 46 | 1.2 | 550 | 900 | 61% |
・2022年度
志願者数 | 受験者数 | 合格者数 | 競争率 | 合格最低点 | 配点 | 得点率 | |||
法律学科 | A方式 | 3教科型学部個別 | 1639 | 1494 | 356 | 4.2 | 215.53 | 320 | 67% |
E方式 | 2教科型全学部統一 | 434 | 412 | 88 | 4.7 | 396 | 500 | 79% | |
G方式 | 2教科型グローバル教育プログラム統一 | 50 | 50 | 25 | 2.0 | ||||
C方式 | 3教科型 | 743 | 741 | 226 | 3.3 | 795 | 1000 | 80% | |
P方式 | 5科目型国公立併願アシスト | 120 | 119 | 98 | 1.2 | 594 | 900 | 66% | |
政治学科 | A方式 | 3教科型学部個別 | 793 | 721 | 197 | 3.7 | 212 | 320 | 66% |
E方式 | 2教科型全学部統一 | 156 | 143 | 35 | 4.1 | 384 | 500 | 77% | |
G方式 | 2教科型グローバル教育プログラム統一 | 21 | 21 | 12 | 1.8 | ||||
C方式 | 3教科型 | 358 | 358 | 155 | 2.3 | 770 | 1000 | 77% | |
P方式 | 5科目型国公立併願アシスト | 68 | 68 | 50 | 1.4 | 582 | 900 | 65% |
各項目の傾向と対策
大問は全部で6つです。
大問の内容を表にまとめています。
2024年度 | |
Ⅰ | ・アクセント問題 最も強いアクセントのある母音と同じもの×5 |
Ⅱ | ・英語の定義 英語の定義に最も近い語×5 |
Ⅲ | ・空所補充問題 英語表現の空所補充問題×5 |
Ⅳ | ・整序問題 語句の整序問題×5 |
Ⅴ | ・長文読解 1. 内容に関する問題 2. 内容に関する問題 3. 内容に関する問題 4. 合致しないもの 5. 合致するもの 6. 合致するもの 7. 合致するもの 8. 合致しないもの 9. 合致しないもの 10. 内容一致 |
Ⅵ | ・長文読解 1. 下線部と同じ意味で使われているもの 2. 下線部について合致するもの 3. 下線部について合致しないもの 4. 下線部について合致しないもの 5. 下線部の意味 6. 下線部の意味 7. 下線部について合致しないもの 8. 下線部について合致するもの 9. 下線部について合致するもの 10. 内容一致 |
2023年度 | 2022年度 | 2021年度 | |
Ⅰ | ・アクセント問題 最も強いアクセントのある母音と同じもの×5 | ・アクセント問題 最も強いアクセントのある母音と同じもの×5 | ・アクセント問題 最も強いアクセントのある母音と同じもの×5 |
Ⅱ | ・英語の定義 英語の定義に最も近い語×5 | ・英語の定義 英語の定義に最も近い語×5 | ・英語の定義 英語の定義に最も近い語×5 |
Ⅲ | ・空所補充問題 英語表現の空所補充問題×5 | ・空所補充問題 英語表現の空所補充問題×5 | ・空所補充問題 英語表現の空所補充問題×5 |
Ⅳ | ・整序問題 語句の整序問題×5 | ・整序問題 語句の整序問題×5 | ・整序問題 語句の整序問題×5 |
Ⅴ | ・長文読解 1. 合致するもの 2. 合致するもの 3. 内容に関する問題 4. 合致しないもの 5. 合致しないもの 6. 合致するもの 7. 合致するもの 8. 合致するもの 9. 合致するもの 10. 合致するもの | ・長文読解 1. 登場人物の数 2. 合致しないもの 3. 合致するもの 4. 合致しないもの 5. 合致しないもの 6. 合致しないもの 7. 合致しないもの 8. 適当なもの 9. 合致しないもの 10. 合致しないもの | ・長文読解 1. 内容と一致しないもの 2. 内容と一致しないもの 3. 内容と一致しないもの 4. 内容に関する問題 5. 内容と一致しない 6. 内容と一致するもの 7. 内容と一致しないもの 8. 内容と一致しないもの 9. 内容と一致するもの 10. 内容一致 |
Ⅵ | ・長文読解 1. 下線部の内容 2. 下線部について当てはまらないもの 3. 空所補充 4. 下線部に関する問題 5. 下線部の意味 6. 下線部に関する問題 7. 下線部に関する問題 8. 下線部について当てはまらないもの 9. 下線部に関する問題 10. 下線部と同じ意味で使われるもの | ・長文読解 1. 下線部の内容 2. 下線部について合致しないもの 3. 下線部について合致しないもの 4. 空所補充 5. 下線部について合致するもの 6. 下線部の意味 7. 下線部について合致しないもの 8. 下線部について合致しないもの 9. 下線部について合致しないもの 10. 内容に合致しないもの | ・長文読解 1. 下線部の内容 2. 下線部の内容 3. 空所補充 4. 空所補充 5. 下線部の理由 6. 空所補充 7. 空所補充 8. 空所補充 9. 内容に関する問題 10. 内容と矛盾しないもの |
⚫︎アクセント問題
問題になっている英単語の最も強いアクセントのある母音と同じ発音の母音を持つ語を4つの選択肢から選ぶ問題です。
普段から英単語を発音しながら覚えている受験生にとっては簡単な問題です。
一方で発音をしていないと勘違いして覚えてしまいそうな単語が含まれています。
『NEXT STAGE』などの網羅系問題集に記載されている単語を中心に覚えていきましょう。
⚫︎英語の定義
英語による定義が書かれているので、その定義に最も近い語を選ぶ問題です。
レベルの高い語も含まれていますが消去法などを駆使して答えていきましょう。
⚫︎空所補充問題
英文の空所に入る英熟語や英語表現を4つの選択肢から選ぶ問題です。
英熟語や英語表現を覚えているかどうかなので受験期間の最初の方で一気に覚えてしまいましょう。
⚫︎整序問題
日本語に合わせてかっこ内の語句を並べ替え、6番目にくるものを選ぶ問題です。
語順がややこしい問題を中心に出題されるので、文法や語法を単体で覚えるのではなく、それが使われている文ごと覚えておくと効果的です。
例えば「あと3日」はなんと言えばいいでしょう?答えはthree more daysです。
以上のように意外とノーマークになっている表現も問われることがあります。
難しい問題に出会したら後回しにして簡単な問題を素早く解いていくといいでしょう。
●長文読解
大問5と6は長文読解が出題されます。
大問5の長文は非常に長いのでかなり時間をとられてしまいます。
どちらも長文の内容を理解しているかどうかを問う問題が中心に出題されています。
60分という時間を考えると大問1から4までをいかに素早く処理できるかにかかっています。
目安としては大問1から4まで10分以内に回答し、大問5に30分、大問6に20分かけることができれば良いペースです。見直しの時間を入れるとさらに短い時間で解く必要があります。
長文読解は単語、熟語、文法、語法を頭に入れたあと、英文解釈をやって英文の構造を瞬時につかめるようにし、とにかく多読をしながら解き終わったら必ず音読をするようにしていけば実力はついていきます。
長文読解を解くときは「つまりどういうことを言っているのか」という視点を持ちながら根拠をもって答える習慣をつけてください。