法学部の募集人数比較【2021年度版・GMARCH】

本記事ではGMARCH(学習院大学・明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学)の法学部の2021年度における募集人数を比較しています。

上記大学の法学部を受験する予定の高校生は参考にしてください。

学習院大学法学部の募集人数

大学入学共通テスト利用入学者選抜は2021年1月16日、17日に実施予定の大学入学共通テストの点数で合否を判定する試験方式です。

国語・外国語(英語)・地歴公民(日本史B、世界史B、地理B、政治経済、倫理・政治経済から1科目)もしくは数学(数学Ⅰ・A、数学Ⅱ・B)の3教科で合否判定します。

国語が100点、英語は150点に換算されます。
*共通テストは国語、英語ともに200点満点から換算される。

コア試験は学習院大学法学部の独自試験です。

外国語(英語、フランス語、ドイツ語の3科目のうちから1科目)・国語(現代文+古文)・地歴公民(日本史B、世界史B、地理B、政治経済のうち1科目)もしくは数学(数学Ⅰ・A、数学Ⅱ・B)の3科目で合否判定します。
*フランス語は一部ディクテーション(書き取り)があります。
*国語は漢文を含めません。
*数学Aは場合の数と確率、整数の性質、図形の性質が範囲で、数学Bは数列、ベクトルが範囲です。

配点は外国語が150点、国語が100点、地歴公民、数学が100点です。

学習院大学にはプラス試験がありますが、法学部にはプラス試験はないのでご注意ください。

明治大学法学部の募集人数

学部別入学試験外国語(英語、フランス語、ドイツ語の中から1科目)、国語(漢文の独立問題はなし)、地歴公民(日本史B、世界史B、政治経済の中から1科目)の3科目で合否判定を行います。

配点はそれぞれ外国語が150点、国語が100点、地歴公民が100点です。

全学部統一入学試験外国語(英語、フランス語、ドイツ語の中から1科目)、国語(漢文を除く)、地歴公民・理科(日本史B、世界史B、地理B、政治経済、物理(物理基礎、物理)、化学(化学基礎、化学)、生物(生物基礎、生物)の中から1科目)・数学(数学Ⅰ・A、数学Ⅱ・B(数列、ベクトル))の3科目で合否判定を行います。

配点はそれぞれ外国語が100点、国語が100点、地歴公民・理科・数学が100点です。
*地歴公民・理科・数学のうち2科目受験した場合は点数の高いほうが合否判定に使用されます。

大学入学共通テスト利用入学試験は3科目方式、4科目方式、5科目方式にわかれています。
【3科目方式】
国語、外国語(英語、フランス語、ドイツ語、中国語の中から1科目)の受験は必須で、地理歴史(日本史B、世界史B、地理B)、公民(現代社会、倫理、政治経済、倫理・政治経済)、数学(数学Ⅰ・A、数学Ⅱ・B)、理科(物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎、物理、化学、生物、地学)の4教科17科目の中から1科目選びます。

【4科目方式】
国語、外国語(英語、フランス語、ドイツ語、中国語の中から1科目)の受験は必須で、地理歴史(日本史B、世界史B、地理B)、公民(現代社会、倫理、政治経済、倫理・政治経済)の中から1科目、数学(数学Ⅰ・A、数学Ⅱ・B)、理科(物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎、物理、化学、生物、地学)の中から1科目選びます。

【5科目方式】
国語、外国語(英語、フランス語、ドイツ語、中国語の中から1科目)、数学(数学Ⅰ・A、数学Ⅱ・B)、理科(物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎、物理、化学、生物、地学)の受験は必須で、地理歴史(日本史B、世界史B、地理B)、公民(現代社会、倫理、政治経済、倫理・政治経済)の中から1科目を選びます。

青山学院大学法学部の募集人数

一般選抜(A方式)大学入学共通テスト独自問題をあわせた試験です。

共通テストは外国語(英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語のうち1科目)、国語、地歴公民(世界史A、世界史B、日本史A、日本史B、地理A、地理B、現代社会、倫理、政治経済、倫理・政治経済)または数学(数学Ⅰ、数学Ⅰ・A、数学Ⅱ、数学Ⅱ・B)のうち1科目を選びます。

独自問題は国語総合、世界史B(17世紀以降)、日本史B(17世紀以降)、政治経済との総合問題です。

配点は外国語が100点、国語が150点、地歴公民・数学が50点、総合問題が200点です。

一般選抜(B方式)はA方式と同じく共通テストと独自問題をあわせた試験ですが、一部内容と配点が異なっています。
*独自問題の内容と共通テストの国語と英語の配点が異なります。

共通テストは外国語(英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語のうち1科目)、国語、地歴公民(世界史A、世界史B、日本史A、日本史B、地理A、地理B、現代社会、倫理、政治経済、倫理・政治経済)または数学(数学Ⅰ、数学Ⅰ・A、数学Ⅱ、数学Ⅱ・B)のうち1科目を選びます。

独自問題は英語、世界史B(17世紀以降)、日本史B(17世紀以降)、政治経済との総合問題です。

配点は外国語が150点、国語が100点、地歴公民・数学が50点、総合問題が200点です。

一般選抜(全学部日程)外国語(英語)、国語総合(古文・漢文を除く)、地歴公民・数学の3科目です。

配点はそれぞれ外国語が150点、国語総合が100点、地歴公民・数学が100点です。

大学入学共通テスト利用入学者選抜は共通テストの国語、外国語、地歴公民・数学の3科目で合否判定を行います。
*選択できる科目は上記のA方式またはB方式を参照してください。

配点はそれぞれ国語が150点、外国語が100点、地歴公民・数学が100点です。

立教大学法学部の募集人数

一般入試国語(国語総合(漢文除く)、現代文B、古典B(漢文除く))、地歴公民・数学(日本史B、世界史B、政治経済、数学(数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A、数学B[数列、ベクトル]のうち1科目)、外国語(外部試験もしくは共通テストの成績)で合否判定を行います。
*外国語についてはこちらの記事をご参照ください。

配点は国語が200点、地歴公民・数学が100点、外国語が200点です。

共通テスト利用入試3科目型6科目型にわかれています。
【3科目型】
・外国語(英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語のうち1科目)
・国語(近代以降の文章、古文)
・地歴公民(世界史B、日本史B、地理B、政治経済、現代社会、倫理、倫理・政治経済)・数学(数学Ⅰ・A、数学Ⅱ・B)・理科(物理、化学、生物、地学、物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎)
*基礎を付した科目は2科目で1科目あつかいです。

配点は外国語が150点、国語が150点、選択科目は100点です。

【6科目型】
・外国語(英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語のうち1科目)
・国語(近代以降の文章、古文)
・地歴公民(世界史B、日本史B、地理B、政治経済、現代社会、倫理、倫理・政治経済から1科目)
・数学(数学Ⅰ・A)
・理科(物理、化学、生物、地学、物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎)
*基礎を付した科目は2科目で1科目あつかいです。
・地歴公民(世界史B、日本史B、地理B、政治経済、現代社会、倫理、倫理・政治経済)、数学(数学Ⅱ・B)、理科(物理、化学、生物、地学、物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎)から1科目。
*基礎を付した科目は2科目で1科目あつかいです。

配点は外国語が200点、国語が200点、地歴公民が100点、数学が100点、理科が100点、選択科目が100点です。

中央大学法学部の募集人数

中央大学法学部は統一入試において3科目型4科目型にわかれています。
【3科目型】
・外国語 150点
・国語(漢文を除く) 100点
・地歴公民(世界史B、日本史B、政治経済のうち1科目)もしくは数学(数学Ⅰ・A、数学Ⅱ・B[数列・ベクトル]) 100点
*国際企業関係法学科は外国語の点数を150点を200点に換算します。
*合否判定は3教科3科目の合計得点(350点、国際企業関係法学科は400点)で合否判定します。
*地歴公民と数学を両方受験した場合、点数の高い方が判定材料となります。
*得点は原則的に偏差値を使用します。

【4科目型】
・外国語(英語) 150点
・国語(漢文を除く) 100点
・地歴公民(世界史B、日本史B、政治経済のうち1科目) 100点
・数学(数学Ⅰ・A、数学Ⅱ・B[数列・ベクトル]) 100点
*国際企業関係法学科は外国語の点数を150点を200点に換算します。
*合否判定は4教科4科目の合計得点(450点、国際企業関係法学科は500点)で合否判定します。
*得点は原則的に偏差値を使用します。

一般入試もまた3科目型4科目型にわかれています。
【3科目型】
・外国語(英語) 150点
・国語(国語総合(漢文を除く)) 100点
・地歴公民(世界史B、日本史B、政治経済のうち1科目)もしくは数学(数学Ⅰ・A、数学Ⅱ・B[数列・ベクトル]) 100点
*国際企業関係法学科は外国語の点数を150点を200点に換算します。
*地歴公民の受験また数学の受験は出願時登録制です。
*地歴公民と数学を両方受験した場合、点数の高い方が判定材料となります。

【4科目型】
・外国語(英語) 150点
・国語(国語総合(漢文を除く)) 100点
・地歴公民(世界史B、日本史B、政治経済のうち1科目) 100点
・数学(数学Ⅰ・A、数学Ⅱ・B[数列・ベクトル]) 100点
*国際企業関係法学科は外国語の点数を150点を200点に換算します。
*地歴公民の受験科目は出願時登録制です。


大学入学共通テスト利用方式(併用方式)大学入学共通テスト独自試験を受験する方式です。
【大学入学共通テスト】
・外国語(英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から1科目) 100点
・国語 200点
・地歴公民(世界史B、日本史B、地理B、政治経済、現代社会、倫理、倫理・政治経済から1科目)、数学(数学Ⅰ、数学Ⅰ・A、数学Ⅱ、数学Ⅱ・B、簿記・会計、情報関係基礎)、理科(物理、化学、生物、地学、物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎)から1科目 100点(2科目200点)
*外国語(英語)はリーディングとリスニングあわせて200点を100点に換算します。
*リーディングとリスニングはそれぞれ100点を50点に換算します。
*大学入試センターからリスニングの免除が認められている場合はリーディングの得点をそのまま合否判定に利用します。
*数学の「簿記・会計」「情報関係基礎」は高校または中等教育学校で履修した者および専修学校の修了見込み者に限ります。
*理科について、基礎を付した科目は2科目で1科目あつかいとなります。

【個別試験】
・一般入試の外国語(英語) 200点
*一般入試の150点を200点(国際企業関係法学科は300点)に換算します。

大学入学共通テスト利用入試3科目型5科目型にわかれています。
【3科目型】
・外国語(英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から1科目) 300点
・国語 200点
・地歴公民(世界史B、日本史B、地理B、政治経済、現代社会、倫理、倫理・政治経済)、数学(数学Ⅰ、数学Ⅰ・A、数学Ⅱ、数学Ⅱ・B、簿記・会計、情報関係基礎)、理科(物理、化学、生物、地学、物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎)から1科目選択。 各200点
*外国語(英語)はリーディングを240点、リスニングを60点として計算します。
*数学の「簿記・会計」「情報関係基礎」は高校または中等教育学校で履修した者および専修学校の修了見込み者に限ります。
*理科について、基礎を付した科目は2科目で1科目あつかいとなります。

【5科目型】
・外国語(英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から1科目) 200点
・国語 100点
・地歴公民(世界史B、日本史B、地理B、政治経済、現代社会、倫理、倫理・政治経済)、数学(数学Ⅰ、数学Ⅰ・A、数学Ⅱ、数学Ⅱ・B、簿記・会計、情報関係基礎)、理科(物理、化学、生物、地学、物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎)から3教科4科目選択。 各100点(3科目300点)
*外国語(英語)はリーディングを160点、リスニングを40点として計算します。
*数学の「簿記・会計」「情報関係基礎」は高校または中等教育学校で履修した者および専修学校の修了見込み者に限ります。
*理科について、基礎を付した科目は2科目で1科目あつかいとなります。

後期選考大学入学共通テストの点数で合否判定します。
・外国語(英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から1科目) 150点
・国語 100点
・地歴公民(世界史B、日本史B、地理B、政治経済、現代社会、倫理、倫理・政治経済)、数学(数学Ⅰ、数学Ⅰ・A、数学Ⅱ、数学Ⅱ・B、簿記・会計、情報関係基礎)、理科(物理、化学、生物、地学、物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎)から3教科4科目選択。 各100点(3科目300点)
*外国語(英語)はリーディングを120点、リスニングを30点として計算します。
*数学の「簿記・会計」「情報関係基礎」は高校または中等教育学校で履修した者および専修学校の修了見込み者に限ります。
*理科について、基礎を付した科目は2科目で1科目あつかいとなります。

法政大学法学部の募集人数

一般選抜(独自試験・T日程)全学部統一の試験です。

T日程の受験科目は下記の通りです。
・国語or数学(「国語総合」もしくは「数学Ⅰ・A、数学Ⅱ・B」のどちらか)
・英語
*配点は国語・数学が100点、英語については法律・政治学科が150点、国際政治学科が200点です。
*国語は古文・漢文の独立問題は出題しません。
*数学Bは数列・ベクトルが出題範囲です。

一般選抜(独自試験・英語外部利用)独自試験英語外部資格試験の成績で合否判定を行います。

英語外部利用の受験科目は下記の通りです。
・国語or数学(「国語総合」もしくは「数学Ⅰ・A、数学Ⅱ・B」のどちらか)
*配点は国語・数学が100点です。
*国語は古文・漢文の独立問題は出題しません。
*数学Bは数列・ベクトルが出題範囲です。
*英語外部利用についてはこちらの記事を参照してください。

一般選抜(独自試験・A日程)は学部の個別日程で行われる試験です。

A日程の受験科目は下記の通りです。
【国際政治学科・Ⅰ日程】
・英語
・国語(国語総合)
・世界史B、日本史B、地理B、政治経済、数学(数学Ⅰ・A、数学Ⅱ・B)から1科目
*配点は英語が200点、国語が100点、選択科目が100点です。
*国語は古文を出題範囲に含めますが、漢文の独立問題は出題されません。
*数学Bは数列・ベクトルが出題範囲です。

【法律学科 / 政治学科・Ⅱ日程】
・英語
・国語(国語総合)
・世界史B、日本史B、地理B、政治経済、数学(数学Ⅰ・A、数学Ⅱ・B)から1科目
*配点は英語が150点、国語が100点、選択科目が100点です。
*国語は古文を出題範囲に含めますが、漢文の独立問題は出題されません。
*数学Bは数列・ベクトルが出題範囲です。

一般選抜(B日程・大学入学共通テスト)大学入学共通テストの点数で合否判定を行います。

B日程の受験科目は下記の通りです。
【法律学科 / 政治学科】
・国語(近代以降の文章と古文)
・選択科目(下記の中から1科目)
地歴公民(世界史B、日本史B、地理B、現代社会、倫理、政治経済、倫理・政治経済から1科目)
数学(数学Ⅰ・A、数学Ⅱ・B、簿記・会計、情報関係基礎)
理科(物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎、物理、化学、生物、地学から1科目)
・外国語(英語、フランス語、ドイツ語、中国語、韓国語から1科目)
*配点は国語が150点、選択科目が100点、外国語が150点です。
*国語は近代以降の文章を100点、古文は50点で、150点を100点に圧縮します。
*選択科目は高得点の1科目を合否判定の材料にします。
*英語についてはリーディングを120点、リスニングを30点とします。

【国際政治学科】
・国語(近代以降の文章)
・選択科目(下記の中から1科目)
地歴公民(世界史B、日本史B、地理B、現代社会、倫理、政治経済、倫理・政治経済から1科目)
数学(数学Ⅰ・A、数学Ⅱ・B、簿記・会計、情報関係基礎)
理科(物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎、物理、化学、生物、地学から1科目)
・外国語(英語、フランス語、ドイツ語、中国語、韓国語から1科目)
*配点は国語が100点、選択科目が100点、外国語が200点です。
*選択科目は高得点の1科目を合否判定の材料にします。
*英語についてはリーディングを160点、リスニングを40点とします。

一般選抜(C日程・大学入学共通テスト)は国公立大学の合格発表のあとに、入学手続きを進めることができる国公立大学と併願しやすいスケジュールです。

法政大学法学部については国語(200点)が合否判定に利用されます。

以上となります。

英検の利用を考えている人はこちらの記事を参考にしてください。