英語外部検定利用入試(2021年度版)【英検・GMARCH編】

2020年11月5日

2021年度一般入試における英語外部検定利用入試(英検)の状況をまとめました。

本記事はGMARCH(学習院・明治・青山学院・立教・中央・法政)での利用状況です。
一般入試、共通テスト利用入試のみに限定してまとめています。(推薦やAO入試などについてはございません)

最初に英検に関する用語について説明します。

●CSE2.0
従来のCSE1.0より高い精度で英語力を識別できるようにしたもの。
スコア精度が向上しているため、CSE1.0では合否のみ大学入試の選抜基準だったが、CSE2.0では合否に加えてスコアも選抜基準とすることができる。

●英検CBT、英検S-CBT、英検S-interview
・英検CBT
4技能(スピーキング、リスニング、リーディング、ライティング)を1日で測定できる試験。
コンピュータ上で受験する。受験級は準1級、2級、準2級、3級。
詳細はこちら

・英検S-CBT
毎週土日に従来型の英検と同じ形式をとりつつスピーキングを吹き込み式にして1日で4技能を測定できる試験。部活などの予定が立て込んでいる方には便利な試験。
詳細はこちら

・英検S-interview
英検CBTもしくは英検S-CBTでの受験が難しい方向けの試験。
1日目をマークシートで解答し、2日目に対面でスピーキングテストを行う。
合理的配慮が必要な障がいのある受験者のみを対象に実施。
詳細はこちら

各級の満点と合格基準点

各級の合格点は下記の通りです。(CSE2.0スコア)
本記事では大学入試で考慮される級のみとなります。

英検1級
満点:3400 合格点:2630

英検準1級
満点:3000 合格点:2304

英検2級
満点:2600 合格点:1980

英検準2級
満点:2400 合格点:1728

学習院大学の利用状況

学習院大学で英語外部検定利用入試を採用しているのは国際社会学部のプラス試験のみです。

英検1級2630点をとると個別入試の150点(満点に相当)に換算されます。
英検準1級2540点をとると個別入試の140点に換算されます。
英検準1級2304点をとると個別入試の130点に換算されます。
英検2級2260点をとると個別入試の120点に換算されます。
英検2級2120点をとると個別入試の110点に換算されます。
英検2級1980点をとると個別入試の100点に換算されます。

英検CBTのスコアも利用可能です。
英検2級については合格するだけで100点配分されますが、6割強程度の点数なので他教科でかなり点数をとらない(最低8割程度)と合格することは難しいでしょう。

明治大学の利用状況

明治大学で英語外部検定利用入試を採用しているのは商学部(学部別試験)、経営学部(学部別試験・全学部統一)、国際日本学部(学部別・全学部統一)、農学部(全学部統一)、総合数理学部(全学部統一)です。

●商学部
【学部別試験】
英検2級以上の取得が出願条件となっています。
英検の成績を提出し、商学部の個別試験(英語・国語・地理歴史、公民、数学)を受験します。
配点は英語が300点、国語が150点、地理歴史、公民、数学が100点の計550点となります。
*英検の成績を提出しても本学部の英語試験が免除されるわけではないのでご注意ください。
*英検は従来型、英検CBT、英検S-CBT、英検S-interviewいずれも提出可能です。

●経営学部
【学部別試験】
英検2級において2200点から出願資格が与えられます。
各技能についても基準点が設けられており、一定の点数を満たすと加算されます。

合計:2200点
リーディング:530点
リスニング:530点
ライティング:530点
スピーキング:530点
上記の基準を満たすと出願することができますが、加点はありません。

合計:2467点
リーディング:570点
リスニング:570点
ライティング:570点
スピーキング:570点
上記の点数を満たすと出願することができるうえに20点加算されます。

合計:2630点
リーディング:610点
リスニング:610点
ライティング:610点
スピーキング:610点
上記の点数を満たすと出願することができるうえに30点加算されます。

配点は英語が最大30点、国語が100点、地歴公民・数学が100点の計230点となります。
*出願すると英語の試験が免除になります。
*英検は従来型、英検CBT、英検S-CBT、英検S-interviewいずれも提出可能です。

【全学部統一】
2級もしくは準1級の合格とCSE2.0のスコアで配点が決まります。

2級の合格かつCSE2.0スコア1980で120点/150点となります。
2級の合格かつCSE2.0スコア2088で135点/150点となります。
準1級の合格で150点/150点となります。
*出願すると英語の試験が免除になります。
*英検は従来型、英検CBT、英検S-CBT、英検S-interviewいずれも提出可能です。

●国際日本学部
【学部別試験】
英検準1級の合格を条件として国語と地理歴史、公民の合計点で合否が決まります。
配点は国語が150点、地歴公民が100点の計250点となります。

【全学部統一】
2級の合格かつCSE2.0スコア1980で160点/200点となります。
2級の合格かつCSE2.0スコア2088で180点/200点となります。
準1級の合格で200点/200点となります。
*出願すると英語の試験が免除になります。
*英検は従来型、英検CBT、英検S-CBT、英検S-interviewいずれも提出可能です。

●農学部
【全学部統一】
2級の合格かつCSE2.0スコア1980で80点/100点となります。
2級の合格かつCSE2.0スコア2088で90点/100点となります。
準1級の合格で100点/100点となります。
*出願すると英語の試験が免除になります。
*英検は従来型、英検CBT、英検S-CBT、英検S-interviewいずれも提出可能です。

●総合数理学部
【全学部統一】
2級の合格かつCSE2.0スコア1980で40点/50点となります。
2級の合格かつCSE2.0スコア2088で45点/50点となります。
準1級の合格で50点/50点となります。
*出願すると英語の試験が免除になります。
*英検は従来型、英検CBT、英検S-CBT、英検S-interviewいずれも提出可能です。

青山学院大学の利用状況

青山学院大学で英語外部検定利用入試を採用しているのは国際政治経済学部B方式(国際政治学科・国際コミュニケーション学科)、総合文化政策学部A方式です。

●国際政治経済学部B方式(国際政治学科・国際コミュニケーション学科)
英検準1級の取得が出願資格となります。
*取得していないと受験することができませんのでご注意ください。
*英検は従来型、英検CBT、英検S-CBT、英検S-interviewいずれも提出可能です。
*出願期間末日より2年以内に取得したものが有効です。

配点は大学入学共通テストの国語を100点換算、大学入学共通テストの地歴公民・数学が100点、独自問題が100点となります。

総合文化政策学部A方式
CSEスコア2100点以上であれば出願可能です。
*取得していないと受験することができませんのでご注意ください。
*受験級は問いません。
*英検は従来型、英検CBT、英検S-CBT、英検S-interviewいずれも提出可能です。
*出願期間末日より2年以内に取得したものが有効です。

配点は大学入学共通テストの英語を60点換算、大学入学共通テストの国語(近代以降の文章)を40点換算、独自問題の論述が50点、独自問題の総合問題が50点となります。

立教大学の利用状況

立教大学で英語外部検定利用入試を採用しているのは文学部、異文化コミュニケーション学部、経済学部、経営学部、社会学部、法学部、観光学部、コミュニティ福祉学部、現代心理学部です。

各学部すべて下記の基準で考慮されます。
・受験級の合否に関わらずスコアのみ学部の合否判定に採用されます。
・試験日からさかのぼって2年以内に受験したものが有効となります。
・個別の学力試験がありません。(英語資格もしくは大学入学共通テストの点数)
・英検は従来型、英検CBT、英検S-CBT、英検S-interviewいずれも提出可能です。
・英検にかぎらず他の資格試験も提出可能です。(スコア換算して一番点数の高い試験が採用となります)

中央大学の利用状況

中央大学で英語外部検定利用入試を採用しているのは経済学部、文学部、総合政策学部、国際経営学部、国際情報学部です。

●経済学部
受験級は2級以上でCSE2.0スコアが1728以上が出願条件となります。
*取得していないと受験することができませんのでご注意ください。
*英検は従来型、英検CBT、英検S-CBT、英検S-interviewいずれも提出可能です。
*2019年1月1日以降に実施(英検は2次試験日)されたものが有効です。

配点は国語が100点、地理歴史・公民・数学が100点、英語資格が150点満点で換算されます。

●文学部
国文学専攻、ドイツ語文学文化専攻、フランス語文学文化専攻、中国語文学文化専攻、日本史学専攻、東洋史学専攻、哲学専攻、社会学専攻、社会情報学専攻、教育学専攻、心理学専攻は下記の条件を満たすことが必須です。

英検準1級以上の取得。
*取得していないと受験することができませんのでご注意ください。
*英検は従来型、英検CBT、英検S-CBT、英検S-interviewいずれも提出可能です。
*2019年1月1日以降に実施(英検は2次試験日)されたものが有効です。
*合格級およびスコアは合否に影響しません。

英語文学文化専攻は下記の条件を満たすことが必須です。
(英検は他の専攻と基準は変わりませんが、英検以外の資格試験の基準が変わります)

英検準1級以上の取得。
*取得していないと受験することができませんのでご注意ください。
*英検は従来型、英検CBT、英検S-CBT、英検S-interviewいずれも提出可能です。
*2019年1月1日以降に実施(英検は2次試験日)されたものが有効です。
*合格級およびスコアは合否に影響しません。

配点は国語が100点、地理歴史・公民・数学が100点です。

●総合政策学部
受験級は問わず、CSE2.0スコア2304以上が条件となります。
満点を50点とし、CSE2.0スコアの高低によって換算されます。
*取得していないと受験することができませんのでご注意ください。
*英検は従来型、英検CBT、英検S-CBT、英検S-interviewいずれも提出可能です。
*2019年1月1日以降に実施(英検は2次試験日)されたものが有効です。

配点は英語が100点、国語(漢文除く)が100点、英語資格が50点です。

●国際経営学部
英検2級以上でCSE2.0スコア1980以上が条件となります。
満点を200点とし、CSE2.0スコアの高低によって換算されます。
*取得していないと受験することができませんのでご注意ください。
*英検は従来型、英検CBT、英検S-CBT、英検S-interviewいずれも提出可能です。
*2019年1月1日以降に実施(英検は2次試験日)されたものが有効です。

配点は国語(近代以上の文章)が100点、英語資格が200点です。

●国際情報学部
英検準1級以上でCSE2.0スコア2300以上かつ各技能500以上が条件です。
*取得していないと受験することができませんのでご注意ください。
*英検は従来型、英検CBT、英検S-CBT、英検S-interviewいずれも提出可能です。
*2019年1月1日以降に実施(英検は2次試験日)されたものが有効です。
*合格級およびスコアは合否に影響しません。

配点は国語(近代以降の文章)が100点です。

法政大学の利用状況

法政大学で英語外部検定利用入試を採用しているのは法学部国際政治学科、法学部法律・政治学科、文学部英文学科、経済学部国際経済学科、現代福祉学部、人間環境学部、キャリアデザイン学部、スポーツ健康学部、情報科学部、デザイン工学部、理工学部、生命科学部、GIS(グローバル教養学部)です。

GIS以外については下記のとおり一定の基準を満たしていれば、各学部独自問題を文系なら国語または数学、理系なら数学の得点のみで合否判定を行います。

●法学部国際政治学科
英検準1級以上の取得が必須です。
出願資格のみなので得点換算などはありません。

●法学部法律・政治学科
英検準1級以上の取得が必須です。
出願資格のみなので得点換算などはありません。

●文学部英文学科
英検準1級以上の取得が必須です。
出願資格のみなので得点換算などはありません。

経済学部国際経済学科
英検準1級以上の取得が必須です。
出願資格のみなので得点換算などはありません。

現代福祉学部
英検2級以上かつCSE2.0スコア2150以上の取得が必須です。
出願資格のみなので得点換算などはありません。

人間環境学部
英検2級以上の取得が必須です。
出願資格のみなので得点換算などはありません。

キャリアデザイン学部
英検2級以上の取得が必須です。
出願資格のみなので得点換算などはありません。

スポーツ健康学部
英検2級以上の取得が必須です。
出願資格のみなので得点換算などはありません。

情報科学部
英検2級以上の取得が必須です。
出願資格のみなので得点換算などはありません。

デザイン工学部
英検2級以上の取得が必須です。
出願資格のみなので得点換算などはありません。

理工学部(機械工学科航空操縦学専修を除く)
英検2級以上の取得が必須です。
出願資格のみなので得点換算などはありません。

生命科学部
英検2級以上の取得が必須です。
出願資格のみなので得点換算などはありません。

GIS(グローバル教養学部)
他学部と違い換算型になります。
英語外部試験のスコアを[英語]の得点に換算し、独自問題(国語または数学)と2科目の合計得点で合否判定をします。

英検1級以上の取得で150点中140点に換算されます。
英検準1級以上かつCSE2.0スコア2350点以上で150点中130点に換算されます。

上記全学部共通して…
*2019年2月以上に受験したもの(英検は2018年第3回以降のもの)に限り有効となります。
(英検について2017年第3回以降に1次試験に合格した1次試験免除者(2次試験は必ず2018年第3回以降に受験した合格者)も可とします)
*英検は従来型、英検CBT、英検S-CBT、英検S-interviewいずれも提出可能です。
*英検はいずれも「合格」していることが必須となります。

以上となります。
英検を取得するだけで英語の試験が免除になる学部もあります。

英検は年に3回挑戦できるので高校1、2年生も今から勉強を始める価値ありです。

かまなび特進(文系)では英検の1次試験、2次試験対策を実施しています。
通塾だけでなくWEBでも対応していますのでぜひご考慮いただければと思います。