法政大学 経済(現代ビジネス・国際経済)、社会(メディア社会・社会政策科)、現代福祉学部の数学対策

本記事では法政大学 経済・社会・現代福祉学部の英語対策について記載しています。
2月9日に実施される経済学部A方式Ⅰ日程(国際経済・現代ビジネス学科)、社会学部A方式Ⅰ日程(社会政策科・メディア社会学科)、現代福祉学部A方式の英語です。

英語の試験時間は60分で、配点は100点です。

目標得点率は70%以上に設定して勉強しましょう。

法政大学 経済・社会・現代福祉学部の情報(Ⅰ日程)

法政大学の公式サイトを参照してください。

各項目の傾向と対策

大問は全部で3つです。
大問ごとの問題と構成は下の表を参照してください。

2026年度
・微分法、積分法
設問×3
・図形と方程式
設問×3
・指数、対数関数
設問×3
2025年度2024年度2023年度
・微分法、積分法
設問×3
・数列、図形
設問×3
・微分法、積分法、対数
設問×4
・数列、ベクトル
設問×3
・図形と方程式
設問×4
・数列、三角関数
設問×4
・図形と方程式
設問×3
・微分法、三角関数
設問×3
・図形と方程式
設問×4

すべての問題で解答に至る途中経過の記述が求められる全問記述式の形式です。出題傾向としては、数学Ⅱ・B・Cの範囲を中心としており、特に微分法・積分法、数列、図形と方程式・二次関数の分野が毎年極めて高い頻度で出題されています。

●対策

第一に、何よりも重要となるのが、徹底的な教科書レベルの基礎固めと典型パターンのインプットです。
文系数学の入試において、奇をてらった難問や高度なひらめきを必要とするパターンの出題はほとんど見られません。
合格ラインに達するために必須となるのは、標準的な解法をどれだけ「早く」「正確に」引き出せるかという点です。
したがって、まずは網羅系の参考書や問題集を用いて、各分野の典型的な例題を問題を見た瞬間に解法が頭に浮かぶレベルまで繰り返し演習する必要があります。
特に公式をただ丸暗記するだけでなく、その公式がどのような原理で成り立っているのか、どういう状況下で適用できるのかを深く理解することが大切です。
文字定数が多く含まれる設定であっても、基礎的な処理手順の本質は通常の数値計算と変わりません。
基礎的な解法の引き出しを強固に構築しておくことが、応用的な融合問題に対処するための揺るぎない土台となります。

第二に、出題頻度が極めて高い最重要分野への集中投資と特化対策です。
本入試において最優先で対策すべきは「微分法・積分法」の分野です。
3次関数や4次関数の増減を調べ、極値を求め、グラフを描き、さらに直線や他の曲線、あるいは軸と囲まれた部分の面積を定積分によって算出するという一連の流れは、毎年のように出題されるお約束のパターンとなっています。
ここでは、増減表をミスなく迅速に作成する力や、積分計算の際に計算ミスを減らすための工夫(例えば放物線と直線で囲まれた面積における定積分の公式の活用など)を徹底的に身体に染み込ませる必要があります。
次に重要な「数列」の分野では、等差数列や等比数列の基本性質、階差数列を用いた一般項の決定、Σ記号を用いた複雑な和の計算、そして基本的な漸化式の解法に習熟しておくことが求められます。
時折、数列の項に三角関数が組み込まれて周期性や規則性を発見させるような融合問題も見られるため、数列の持つ規則性を具体的に書き下して見つけ出す柔軟な思考力も養っておくと良いでしょう。
さらに「図形と方程式」の分野では、円の方程式、直線の傾きや交点、放物線と円の共有点の個数や位置関係を、代数的な計算(連立方程式の判別式など)と幾何的な性質(中心と直線の距離など)の両面からアプローチできるようにしておく必要があります。これら主要3分野については、標準的な入試問題であればどのような切り口で問われても完答できるレベルまで演習量を確保することが不可欠です。

第三に、完全記述式に対応するための「減点をされない答案作成力」の養成です。
本試験の大きな特徴として、解答用紙に途中経過を詳しく書くことが明記されている点が挙げられます。
これは、単に計算の結果が合っていれば満点がもらえるわけではなく、論理の展開が論理的かつ明確であるかどうかが厳しく採点されていることを意味します。
記述対策として有効なのは、日頃の問題演習の段階から、裏紙などに計算のメモだけを残して終わらせるのではなく、本番の解答用紙を意識して「日本語の論理的説明」を丁寧に書き添えた答案を実際に自分の手で作成する練習を積むことです。
例えば、関数を微分した際には「x=1で極値をとるためf'(1)=0が必要である」といった十分性の確認への配慮を明記したり、文字で割る際には「aは正の定数であるため、両辺をaで割ると」のように前提条件をしっかりと論理的に記述したりする習慣が挙げられます。
また、増減表や図の適切な挿入も、採点者に対して自分の思考プロセスをクリアに伝えるための強力な武器になります。
自分が書いた答案を、学校の先生や塾の講師などの第三者に定期的に添削してもらい、論理的な飛躍がないか、説明が不足している部分がないかを客観的にチェックしてもらう環境を作ることが、確実な記述力の向上へとつながります。

第四に、制限時間の厳しさを克服するための実践的な過去問演習とタイムマネジメントです。
試験時間は60分であり、大問が3題あるということは、見直しや予備の時間を考慮すると、大問1題あたりに割ける時間は実質15分から18分程度しかありません。
過去問演習を行う際には、必ず本番と全く同じ制限時間を計り、本番さながらの緊張感の中で解く訓練を何度も重ねてください。
その際、最初から最後まで順番に解こうとするのではなく、まずは全体の問題を数分で見渡し、自分が確実に得点できそうな設問や、計算量が比較的少なそうな設問から手を付けるという「見極め」の練習が非常に効果的です。
もし途中の計算で詰まってしまったり、複雑な文字式の処理で泥沼にはまりそうになったりした場合は、一度その問題を離れて別の大問の(1)や(2)といった基本部分を確実に押さえるといった、大局的な判断力(タイムマネジメント)を養うことが、実際の入試会場で大崩れしないための最大の防衛策となります。
過去問は最低でも過去3~5年分、できればそれ以上の年数を遡って解き、法政大学独特の文字処理の多さや出題のテンポ感に心と身体を完全に慣れさせておきましょう。

総括すると、法政大学の経済・社会・現代福祉学部のⅠ日程数学における必勝法は、頻出分野である微分積分、数列、図形と方程式の3つに対して圧倒的な基礎力と標準問題の処理スピードを身につけ、それを論理的に過不足なく答案に表現できる記述力を磨くことに尽きます。
特別な難問を解けるようになる必要はありません。
多くの受験生が解ける標準的な問題を、限られた時間の中で一問も落とさずに仕留めきるという「当たり前の精度を高める」ことこそが、合格への最も確実で最短の道筋となります。
日々の地道な計算演習と丁寧な答案作成の積み重ねが、本番での大きなアドバンテージとなるでしょう。

GMARCH対策のまとめはこちら!↓

\ 最新情報をチェック /