上智大学 経済学部(共通テスト併用方式)の数学対策

本記事では上智大学 経済学部の数学対策について記載しています。

上智大学経済学部には経済学科、経営学科(英語選択/数学選択)があります。
経済学科、経営学科の数学選択で数学の試験が課されます。

経済学科、経営学科(数学選択)の試験時間は75分で、配点は下記の通りです。

・経済学科

試験区分教科科目配点
共通テスト外国語英語(リーディング・リスニング)、ドイツ語、フランス語から1科目100点
国語国語(古文・漢文含む)100点
数学「「数学ⅠA」、「数学ⅡBC」のうちから1科目50点(各25点)
大学独自試験数学数学ⅠAⅡB(数列)C(ベクトル200点

・経営学科(数学選択)

試験区分教科科目配点
共通テスト外国語英語(リーディング・リスニング)、ドイツ語、フランス語から1科目40点
国語国語(古文・漢文含む)40点
地歴公民・数学「歴史総合、日本史探究」、「歴史総合、世界史探究」、「地理総合、地理探究」、「公共、倫理」、「公共、政治・経済」、「数学ⅠA」、「数学ⅡB」のうちから1科目20点
大学独自試験数学数学ⅠAⅡB(数列)C(ベクトル150点

経済学部の入試情報(共通テスト併用方式)

年度学科募集人員志願者数第1次受験者数最終合格者数競争率
2024経済851,1081,0532812.6
経営851,6931,6243724.4
2023経済851,0581,0184542.2
経営851,6421,5734433.6
2022経済859849253392.7
経営851,7911,7254573.8
2021経済731,2841,2274202.9
経営852,7182,6075045.2

各項目の傾向と対策

大問は全部で3つです。
下の表で出題される問題を確認しましょう。

2025年度2024年度
1・座標平面上の領域
設問数2問
・小問集合
小問×3
2・三角形の内角・外角・垂線とベクトル
設問数5問
・座標空間上の3点を結んだ三角形の面積
設問数2問
3・小問集合
小問×3
・関数の頂点の座標、ある区間における関数の最小値、正の実数aの変化
設問数3問
2023年度2022年度2021年度
1・小問集合
小問×4
・小問集合
小問×4
・小問集合
小問×4
2・関数の極値をとるxの値の個数、1点を通る3本の直線の接点のx座標
設問数4問
・座標空間の図形、球の断面積
設問数3問
・確率の漸化式と一般項
設問数3問
3・正五角形を通る直線、三角比の利用、黄金比
設問数4問
・線分の長さの和、点列上の点が領域に含まれる確率
設問数4問
・放物線に囲まれた部分の面積
設問数3問

小問集合、各単元の大問が2題という構成に変化はありませんが、2025年度では小問集合が大問3に移動していました。
1部が記述式ですが、ほとんどがマーク式です。

●傾向と対策
ベクトル、図形と方程式、図形の性質などの図形に関する分野、微分・積分法に関する問題が多く出題されています。
小問集合では広い範囲から出題されていますが、中でも確率は頻出の単元です。(2025年度では出題されませんでした)

小問集合では比較的解くことが簡単な設問が並んでいるため、小問集合での失点はなるべく抑えたいところです。
基本的な公式や解法をただ覚えるのではなく、その公式や解法の成り立ちを理解して応用的な使い方ができるようになるまで理解していきましょう。

問題の演習をするときに計算を省いて、方針だけ書いて解いた気にならないように面倒くさくても最後まで解き切る練習をしてください。

頻出分野であるベクトル、図形と方程式、微分・積分法、確率は重点的に学習することをオススメします。

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