早稲田大学 法学部の日本史対策

本記事では早稲田大学 法学部の日本史対策について記載しています。

法学部の日本史の試験時間は60分で、配点は50点です。

すべての時代からまんべんなく出題されており、必ず史料問題が1題あります。
早稲田大学の学部全般にいえることですが、テーマ史形式での出題が多いです。

法学部の入試情報

年度募集人員志願者数受験者数合格者数競争率合格最低点
20243504,3463,8097034.689.5/150(59.6%)
20233504,7804,2698115.390.25/150(60.1%)
20223504,7094,1367544.889.895/150(59.9%)
20213504,7974,2627384.990.295/150(60.1%)
20203504,7124,0586645.290.295/150(60.1%)

各項目の傾向と対策

大問は全部で4つです。
大問ごとの問題と構成は下の表を参照してください。

・2024年度

文字の歴史10問(選択と記述)
キリスト教と日本の関わり10問(選択と記述)
高橋是清(資料問題)10問(選択と記述)
第二次世界大戦後の日本経済10問(選択と記述)

・2023年度

食料の調達10問(選択と記述)
中世の日中・日朝関係10問(選択と記述)
明治末~大正期の日記(史料問題)10問(選択と記述)
近現代の地方制度10問(選択と記述)

・2022年度

元号と改元10問(選択と記述)
近世・近代の外交と琉球10問(選択と記述)
大津事件(史料問題)10問(選択と記述)
1970年代以降の日米中関係10問(選択と記述)

・2021年度

畿内七道10問(選択と記述)
中世・近世の一揆10問(選択と記述)
近代の情報・通信(史料問題)10問(選択と記述)
円為替相場の歴史10問(選択と記述)

問題数は30問です。
主に空所補充問題、正しいものを選ぶ問題、誤りを選ぶ問題、記述問題、整序問題などが出題されます。
このうち記述問題は2021年度が18問、2022年度が15問、2023年度が17問、2024年度が19問でした。
漢字で記述する必要があるのでケアレスミスに気をつけましょう。

●問題別の分析
・記述問題
一問一答形式の問題です。
さまざまな知識を複合させて回答するものもありますが、基本的には教科書や参考書の記述や一問一答問題集を覚えいれば対応できるものが多いです。

・正誤問題
正しいものを選ぶ問題、誤りを選ぶ問題です。
用語をただ覚えるのではなく、歴史的な前後関係や結果、内容も頭に入れましょう。
難しい問題もありますが、その対策に集中するより基本的な問題で落とさない方が効果的です。

・整序問題
出来事や史料を早い順に並べ替える問題です。
各出来事の年号や順番を覚えておきましょう。一つのテーマで並べ替える問題と政治史、経済史などを混合して並べ替える問題が出題されます。
特に混合問題については教科書、参考書の順番で覚えるのではなくテーマに沿って自分でまとめておきましょう。

・史料問題
教科書や参考書にある史料は見ただけで何の史料かわかるようにしましょう。
東進から出ている『日本史史料問題一問一答【完全版】』が効果的です。

教科書、参考書、一問一答、用語集、資料集を先史時代~現代まで何回も目を通しておきましょう。とにかく基礎をどれだけ固めているかが勝負です。

早稲田大学対策のまとめはこちらです。

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