駒澤大学(一般選抜T方式)の日本史対策
本記事では駒澤大学 一般選抜T方式の日本史対策について記載しています。
T方式は学部学科によって試験日が異なります。
・2月5日受験
文学部 心理学科、経済学部 商学科、法学部 法学科フレックスA、医療健康科学部 診療放射線技術科学科、グローバル・メディア・スタディーズ学部 グローバル・メディア学科
・2月6日受験
仏教学部、文学部 地理学科、経済学部 経済学科、法学部 法律学科フレックスB、法学部 政治学科
・2月7日受験
文学部 国文学科、経済学部 現代応用経済学科、経営学部 経営学科
・2月8日受験
文学部 英米文学科、文学部 歴史学科、文学部 社会学科、経営学部 市場戦略学科
日本史の試験時間は60分で、配点は100点です。
各項目の傾向と対策
●全体の傾向
大問は4つで、マーク数が35個、記述問題数が5個です。
古代、中世、近代からの出題で、1945年以降の歴史は2020~2022年度では出題されていません。
文章の空所補充問題、内容の正誤問題、空所の記述問題で構成されています。
史料からの出題もありますが、基本的には文章からの出題です。
日東駒専レベルでは珍しく語句の記述問題があるので、漢字を間違えないように意識して覚えていきましょう。
●問題別の分析
・文章の空所補充問題
年表、史料、文章の中に空所があるので、それに適する語を語群から選ぶ問題です。
語群は30個ありますが、空所から人物名や戦いの名称、出来事など類推できるので、実質的には4択の中から選ぶこととほとんど同じです。
教科書や一問一答を使用しながら基本的な流れと用語とその内容を覚えるようにしましょう。
・内容の正誤問題
2022年度の問題の誤った選択肢を見て分析してみましょう。
「律は現在の刑法と行政法、令は民法にあたる」→後半の説明が間違えです。
令は教令法規(すべきこと)をまとめたもので民法ではありません。
以上の選択肢のように教科書や参考書の太字になっているような部分だけを単体で覚えていても対応することができません。
覚えた用語の内容まで目を通し、暗記するようにしましょう。
・空所の記述問題
文章中の空所に入る語句を書く問題です。
問われる用語は教科書レベルなので、他の問題と同様に教科書と一問一答を地道に覚えていけば対応することができます。
漢字をミスしないように難しい用語は実際に書くようにしましょう。
以上から駒沢大学の日本史は下記の手順で勉強していくと効果的です。
教科書や流れを追うことができる参考書を中心に読み進め、用語は一問一答で覚えていきましょう。
太字などで強調された部分だけをチェックするのではなく、その内容と結果を正確に把握できるようにノートなどにまとめ、いつでも見返せるようにしてください。
年号暗記は専用の参考書、問題集をやったり、教科書、参考書を読んでいるときに出てきた年号をノートなどにまとめて覚えるという方法で攻略していきましょう。
インプットだけでなく、『日本史 基礎問題精講』などの問題集を使ってアウトプットを欠かさないようにしてください。
以上が終わったら直近3年分の過去問を解き、曖昧になっている部分をつぶしていきましょう。