京都産業大学の日本史対策

本記事では京都産業大学(前期3科目型)の日本史対策について記載しています。

日本史の試験時間は60分で、配点は100点です。

目標得点率は70%以上に設定して勉強していきましょう。

各項目の傾向と対策

●全体の傾向
大問は3つで、マーク数は50個です。
2020~2022年度では古代から明治、大正までが出題されており、戦後史は出ていません。
空所補充問題、正誤問題、正しい組み合わせを選ぶ問題、年代の並べ替え問題、文化史、資料(史料)の読み取り、一問一答問題など中堅私大の典型的な問題のつめあわせのような内容になっています。
基本的な問題ですが、その分取りこぼさないようにしましょう。

●問題別の分析
・空所補充問題
文章中の空所に入る語句を選択する問題です。
中尊寺金色堂を建てた人物や鎌倉幕府の3代将軍の名前、その他年号など基本的なものばかりなので、標準的な一問一答を使って対策をしていきましょう。

・正誤問題
4つの選択肢から誤っているものを選ぶ問題、2つの文について正誤の組み合わせを答える問題などです。
通史から文化史まで幅広い範囲から出題されるので、人物や出来事の内容を結びつけられるように整理して覚えていきましょう。

・年代の並べ替え問題
出来事の順番から文化作品の成立順などから出題されます。
教科書や参考書で流れをおさえるか年号を整理したり、年号暗記に特化した参考書や問題集をつかって覚えていきましょう。

・資料(史料)の読み取り問題
表や史料、地図などから設問にあったものを選ぶ問題があります。
問題数は1~2問程度なので特化して勉強する必要はありませんが、普段から資料集などは目を通しておきましょう。

・一問一答問題
設問で聞かれている語句を選択する問題です。
教科書、参考書、一問一答で対応することができます。


以上から京都産業大学の日本史は下記の手順で勉強していくと効果的です。

教科書や流れを追うことができる参考書を中心に読み進め、用語は一問一答で覚えていきましょう。
太字などで強調された部分だけをチェックするのではなく、その内容と結果を正確に把握できるようにノートなどにまとめ、いつでも見返せるようにしてください。

年号暗記は専用の参考書、問題集をやったり、教科書、参考書を読んでいるときに出てきた年号をノートなどにまとめて覚えるという方法で攻略していきましょう。

インプットだけでなく、『日本史 基礎問題精講』などの問題集を使ってアウトプットを欠かさないようにしてください。

以上が終わったら直近3年分の過去問を解き、曖昧になっている部分をつぶしていきましょう。