明治大学 法学部の英語対策

2024年1月9日

本記事は明治大学(法学部・個別入試)の英語対策について記載しています。

明治大学法学部はビジネスローコース、国際関係法コース、公共法務コース、法と情報コース、法曹コースにわかれています。

明治大学法学部の英語は70分150点満点です。

目標得点率は75%以上に設定して勉強しましょう。

法学部の情報(個別入試)

年度募集人員志願者数受験者数合格者数競争率合格最低点/満点
20233754,3253,6371,0273.5222/350(63.4%)
20223754,7393,9968444.7238/350(68.0%)
20213754,5283,9351,1063.6255/350(72.9%)

*数値には追加合格・補欠合格・特別措置を含みます。

各項目の傾向と対策

2023年度2022年度2021年度
・長文読解
下線部の内容に近いもの×3
内容に関する問題×7
内容一致×6
・長文読解
下線部の内容に近いもの×4
内容に関する問題×6
内容一致×3
空所補充問題×4
理由を日本語で答える×1
・長文読解
内容に関する問題×17
・長文読解
下線部の内容に近いもの×4
内容に関する問題×2
質問に対して日本語で答える×2
・長文読解
下線部の内容に近いもの×6
空所補充問題×2
内容一致×4
・長文読解
内容に関する問題×18
・会話問題
空所補充問題×15

●全体の傾向
2021年度は大問が3つでしたが、2022年度から2つに変化しています。
2021年度は本文の内容に関する問題、空所補充問題、語句の整序問題など読解だけでなく文法知識も問われていましたが、2022年度から減り始め、2023年度はすべて読解力を問う問題でした。
長文の語数は1000語程度という超長文が続きます。
試験時間が70分なので素早く文意を読み取り、回答していく練習が必要です。

●長文読解(目標得点率:75%)
語数が1000語程度の読解問題が2題続きます。
下線部の内容に近いものを選ぶ問題、内容に関する問題、内容一致、質問に対して指定字数内で日本語で答える問題などが出題されます。
2022年度は下線部が単語単体の問題が出題されましたが、2023年度では下線部がすべて英文です。
文章中で下線部が引かれた文がどういう意味を持つのかを考える必要があり、単語単体よりも高度な読解力を必要とします。
語彙力と文法力をある程度勉強したら、英文解釈と多読に力をいれましょう。

2022年度から英文の内容について指定字数内で日本語での解答を必要とする問題が出題されています。(2022年度:25字以内、2023年度:AとB50字以内)
英文の筆者が述べていることについて日本語でまとめる問題なので該当箇所の英文が読めなかったり、単語の意味がわからなかったりすると十分な解答ができません。
単語の注釈が豊富にありますが、語彙力を鍛えるようにしましょう。

英文の量が多いので速読力という曖昧な能力を鍛えようとする人が多いのですが、速く読めても内容を理解していなければ解答スピードは上がりません。
速読についてはこちらの記事(「速読力」を鍛える必要はありません)を参考にしてください。

他教科の分析

明治大学法学部の国語対策はこちらです。
明治大学法学部の日本史対策はこちらです。
明治大学法学部の世界史対策はこちらです。