明治大学 法学部の日本史対策

2023年8月29日

本記事は明治大学法学部の日本史対策について記載しています。

法学部の日本史の試験時間は60分で、配点は100点満点です。

目標得点率は80%以上に設定して勉強しましょう。

各項目の傾向と対策

●全体の傾向
大問は全部で4つです。
年度別の大問の内容を確認しましょう。
・2023年度
Ⅰ 史料問題(10問記述)
Ⅱ 史料問題(10問マーク)
Ⅲ 江戸(10問マーク)
Ⅳ 平成史・文化史(10問マーク)

・2022年度
Ⅰ 史料問題(10問記述)
Ⅱ 美術工芸品に関する問題(10問マーク)
Ⅲ 江戸(10問マーク)
Ⅳ 戦後史(10問マーク)

・2021年度
Ⅰ 史料問題(10問記述)
Ⅱ 史料問題(10問マーク)
Ⅲ 安土桃山、江戸(10問マーク)
Ⅳ 明治、昭和、平成(10問マーク)

古代から平成まで広い分野から出題されます。
各時代の法律や政治に関する問題が多く出題されます。教科書や参考書で通史学習をしているときに史料の内容まで確認するようにしてください。

問題別の分析
・大問1の史料問題(記述)
史料の内容に関する問いがあり、それに対して語句を記述して答える問題です。
扱われている史料は明治~昭和時代のものが多いため、全時代にわたって語句を正確に書ける必要はありません。
中には難解な問題もありますが、基本的な問題を取りこぼさなければ合格点を取ることができます。

・大問2の史料問題(マーク式)
4~5つの史料があり、それぞれについて2~3個の設問があります。
大問1と違って、時代は限定されていません。
設問は誤っている記述を選択肢から選ぶ問題一問一答形式の問題です。

誤っている記述を選択肢から選ぶ問題は「正答なし」という選択肢もあり、一つ一つの記述が長めなので教科書レベルの知識をいかに正確に覚えているかが試されます。
一問一答形式の問題は難易度が高くないので、落とさないようにしましょう。

・大問3の江戸時代に関する問題(マーク式)
文章の内容に関する問題です。
すべて選択問題で、誤っている記述を選ぶ問題、語句を問う問題、空所補充問題などで構成されています。
江戸時代で限定しているので、対策をするときは江戸時代の内容を教科書、参考書、一問一答などで完璧に仕上げておきましょう。
誤っている記述を選ぶ問題は大問2と同じように長めの記述ですが、「正答なし」という選択肢はありません。

・大問4(マーク式)
文章の内容に関する問題です。
すべて選択問題で、合っている記述もしくは間違っている記述を選ぶ問題、語句を問う問題、空所補充問題などで構成されています。
平成を含めた近現代から出題されることが多いです。

全体的に江戸、近現代に出題が偏っているので、これらの時代を学習するときは重点的に教科書、参考書、一問一答を反復していきましょう。

明治大学法学部の英語対策はこちらです。
明治大学法学部の国語対策はこちらです。
明治大学法学部の世界史対策はこちらです。