明治大学(政治経済学部・個別入試)の英語対策

本記事は明治大学(政治経済・個別入試)の英語対策について記載しています。

明治大学政治経済学部は政治学科、経済学科、地域行政学科にわかれています。

明治大学政治経済学部の英語は60分150点満点です。

目標得点について

明治大学政治経済学部(個別入試)の合格最低点は70%前後で推移しています。

なので、目標得点としては80%以上に設定して勉強していきましょう。

一番配点の高い科目なので英語が苦手だと受かることは非常に難しいでしょう。

各項目の傾向と対策

●全体の傾向
2010年度~2021年度まで調査しましたが、700語程度の長文読解が2題、会話問題が1題という構成に変化はありません。
一問一答形式の文法・語法問題はなく、すべて長文中の空欄を補充する形で文法・語法問題が出題されています。
時間が60分という短い時間なので長文読解をたくさん解いて時間内に終らせ、かつ得点できるようにしていきましょう。

●長文読解(目標解答時間:2題あわせて45分、目標得点率:80%以上)
700語程度の長文読解問題が2題連続で続きます。
毎年、ある程度出る問題は決まっています。
・空欄補充
・下線部の語句の意味に近いものを選ぶ問題
・文の挿入問題
・文中の整序問題(日本語の内容を英訳する形での整序)
・下線部の内容を日本語で説明する問題
・内容の正誤問題(T/F問題)
・タイトル選択(年度によって出ないときもあります)

整序問題の不要語を含むパターン、内容一致問題などが出題されていましたが、なくなっています。

空欄補充問題は主に疑問詞/関係詞の選択、動詞を活用させる、前置詞の選択接続詞の選択の4種類にわかれています。
これは2010年から現在に至るまで変わらない傾向です。
文法としての疑問詞/関係詞の理解やイディオムとして前置詞を覚えているのは前提として、いずれも文章中で出題されるので前後関係に注意して読んでいきましょう。

多くの受験生が苦手とする文の挿入と内容の正誤問題(T/F問題)は重点的に対策をしておきましょう。

●会話問題(目標解答時間:15分、目標得点率:80%以上)
会話問題は何かの題材をもとにした談話、対話として出題されます。
会話表現を覚えてアウトプットするというよりは文脈で判断する問題が多いです。
何の話をしているのかを素早く把握し、適切なものを空所にいれていきましょう。
問題数は10~15題のパターンが多いです(近年は15題が多いです)

制限時間などや文章の長さを考えると難易度の高い問題です。
早稲田大学や慶応義塾大学を受験する人も油断せずに過去問演習を行いましょう。
明治大学政治経済学部を第一志望にしている人は早稲田大学や慶応義塾大学受験者に負けないようにしっかり対策をしていきましょう。

他学部の記事は下記のリンクから参照してください。
明治大学法学部(個別入試)
明治大学商学部(個別入試)

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