受験勉強を乗り切るには息抜きが必要。気分転換の方法を教えます
受験勉強をずっとしていると誰でも休みたくなりますよね。
休憩が大切ということは知っていてもなんとなく休んだらダメな気がすると思ってしまう人は多いと思います。
しかし、受験勉強を乗り切るには休憩が必要不可欠です。
なぜかというと人間は機械ではなく動物なのでずっと走り続けることはできないからです。
毎日フルパワーでがんばり続けるというのは不自然ということ。
まれに毎日勉強していても楽しそうな人がいますが、例外的に勉強することが何よりも好きな人たちだけです。
多くの受験生にとっては受験勉強は大学に進学するための一つの手段にすぎません。
本記事では効率的に息抜きをして精神衛生を維持したまま受験勉強を乗り切る方法をお教えします。
一番の方法は「満足するまで寝ること」
もう一度いいますが、人間は動物です。どんな動物でも疲れたりしたら寝ます。
寝ずにがんばるというのは短期間だと効果が出るかもしれませんが、受験勉強のように長期間だと必ず調子が悪くなります。
なんだか調子が出ないな、勉強していてもいまいち集中できないなと思ったら、潔くそこで勉強をやめて寝てしまいましょう。
だいたいの疲れは寝るだけでなくなります。
寝たりするとかえって体がだるくなるという人がいますが、それでいいのです。
だるさを感じるということは体の調子が元に戻っているということ。
疲れることをしているのに疲れを感じない方が問題です。
まず疲れたときは「満足するまで睡眠」を心がけてください
人と話すこと
受験勉強をしていると人と話す時間がどうしても少なくなります。
睡眠をとらないことと同じように他の人と話さないことも人間にとって不自然なことです。
意識的に人と話す時間をとるようにしましょう。
僕はあまりにも人と話さなかったためストレスを内側にためこみすぎて軽度のうつ病になりました。
家族でも友だちでも恋人でもいいので、誰かと悩みでもなんでもいいので会話をすること。
受験生のなかには受験にかける思いが強すぎて人間関係を断ってしまう人がいますが、これは特に合否に関係ないのでやめておきましょう。
人間関係を断ってしまうことはただただストレスなだけです。
1週間くらい勉強することをやめてみる
不安に感じるかもしれませんが、1週間くらいのあいだ勉強することをやめてしまいましょう。
定期テストの直前に限って部屋の掃除をしたくなる経験はありませんか?
人間はあまのじゃくな性格なので、ずっと同じ行動をしていると違う行動をとりたくなるのです。
この性質を応用して1週間くらいのあいだ勉強することをやめてしまえば、不思議と勉強したくなってきます。
特に「やるなと言われると逆にやりたくなってしまう」性格の人には効果が大きいです。
運動をする
受験勉強をするときは基本的にイスにすわってやりますよね。
これもまた人間にとって不自然な動きです。
ずっと同じ場所に居続けることは動物にとってストレスになりますので、たまには運動をしてみましょう。
運動と言ってもハードなものをする必要はなく、30分間くらい近所を散歩してみるとかでもいいんです。
もちろん好きなスポーツがあるなら友だちとかと一緒にやるのもいいです。
ちょっと汗をかくくらいの運動がいいですね。あくまで勉強することが生活の主軸にならないといけないからです。
へとへとになるまで運動をして勉強に影響してしまうと逆効果です。
「息抜き」の本質を考えましょうね
たまにいるのですが、「受験勉強は息抜きが必要だ」といって普段大して勉強していないのにもかかわらず、息抜きおよび休憩をしている人がいます。
それはもはや息抜きでも休憩でもなく「現実逃避」や「さぼり」に該当します。
そんな人間いるのかと思う人もいるかもしれませんが、僕の現役時代がまさにこの状態でした。
志望大学合格のために必要な努力をほとんどせずに、息抜きが大事だと思って、受験勉強をやらずに文化祭の練習などに一生懸命になっていました。「受かる受験生は文化祭も一生懸命やるんだ」とかいって。
普通に考えてみたら間違っているんですけど、なぜか気づかないんです。
なので本記事をみた人は「息抜きの前に自分はまず正しい努力を重ねてきているだろうか」と自問自答してみてください。
まとめ
受験勉強につかれたら…
・満足するまで寝よう!
・人と話そう!
・1週間くらい勉強をやめてみよう!
・運動をしてみよう!
そして何より息抜きしていいほど勉強をしているのかを自問自答してみましょう。
精神的に安定した状態で受験をむかえられることを願っています。
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