共通テストとは?概略と特徴を説明します【2021年1月から実施】

現代の社会情勢を反映して今までセンター試験として設定されていた試験が2021年1月から「大学入学共通テスト」という名称に変わります。

この変更についてはあらゆる意見がありますが、実施されるのは間違えないのでうろたえずに情報を収集して対策を練っていきましょう。

「大学入学共通テスト」の導入により不安視をする受験生が多いため、早慶上智などの上位大学の志願者が減っていますので、しっかり対策すればチャンスになります。

本記事では今わかっている範囲で共通テストについて説明します。

スケジュールについて

共通テストのスケジュールは下記のようになります。

4~12月に英語資格・検定試験の受検
1月に共通テストの受験
2~3月に大学の個別試験の受験

*2021年1月に高校3年生で、国公立大学を受験する場合のスケジュールです。

英語資格・検定試験については4~12月の間の2回までの試験結果を利用することができます。

従来の試験と共通テストの違いについて

共通テストが従来のセンター試験と違う点は下記の3つになります。

1.国語・数学での記述式導入
2.思考力を問われる
3.英語は民間資格・検定試験も利用する


ただし教科や科目、出題範囲については変更部分はありません。

1.国語・数学での記述式導入について

従来のセンター試験ではマーク式でした。

しかし、共通テストは国語・数学に限っては記述式が導入されます。

国語は大問1問、うち小問3問程度、数学は小問3問程度となっています。

ご覧のとおり問題数は少ないので記述式だからといってあせる必要はありません。

また、記述式の導入につき、試験時間も伸びます。

国語はセンター試験から20分伸びて100分、数学はセンター試験から10分伸びて70分となります。

2.思考力を問われるについて

思考力を問われると一言でいってもどのように変わるのかもわかりませんし、センター試験では思考力が問われなかったということなのかと思ってしまう人が多いかと思います。

思考力を以前より試されるというのは具体的に言うと…

・記述式が導入される
・マークシートでも「正解がひとつとは限らない問題」「複数の情報を組み合わせて考える問題」などが出題される

以上のような変更が行われるため、従来のセンター試験よりも読解力を試されるということです。

3.英語は民間資格・検定試験も利用するについて

従来の英語学習はかなり読解力に偏っていたため、このままでは国際的な社会に対応することができないということで、英語の4技能(読む・聴く・話す・書く)を向上させようという動きになっています。

共通テストでいうとリスニング試験の比重が高まります

さらに民間資格・検定試験も利用されることになります。

代表的な認定試験の例として、英検TEAPGTECがあります。

成績はCEFR(セファール)という国際基準をもとにレベル判定されます。

CEFRについてはこちらを参照してください。

共通テストの出題教科・科目について

共通テストの出題教科・科目については下記のとおりです。

【国語】
出題科目:国語
試験時間:100分

【地理歴史】
出題科目:世界史A、世界史B、日本史A、日本史B、地理A、地理B
試験時間:1科目選択は60分、2科目選択は130分(うち解答時間120分)

【公民】
出題科目:現代社会、倫理、政治・経済、倫理・政治・経済
試験時間:地理歴史と同じ

【数学】
出題科目①:数学Ⅰ、数学Ⅰ・A
試験時間:70分

出題科目②:数学Ⅱ、数学Ⅱ・B、簿記・会計、情報関係基礎
試験時間:60分

【理科】
出題科目①:物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎
試験時間:2科目選択で60分

出題科目②:物理、化学、生物、地学
試験時間:1科目選択は60分、2科目選択は130分(うち解答時間120分)

【外国語】
出題科目:英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語
試験時間:筆記(リーディング)は80分、リスニングは60分(英語のみ・うち解答時間30分)

まとめ

試験制度が変わるということで不安に思う人もいるかと思いますが、全体として大きく変わるところはほとんどありませんし、今まで通りしっかり勉強していれば解ける問題です。

前述したとおり情報収集をせずに不安に感じる人が多く難関大学の志願者数が下がっているので今回はチャンスです。

情報がそろい始めると難関大学受験者も増えていくと思いますので、入りやすいのは今のうちである可能性があります。

本記事の情報を参考に勉強を進めていってもらえればと思います。