大学受験と定期テストの関係性について【基本的に無関係です】
受験勉強をしていても避けて通れないのが学校の定期テストです。
細かくクラス分けされていない限り、受験科目でない科目も勉強する必要がでてきます。
一般入試を受験する予定の人にとっては定期テストは勉強の邪魔と考える人が多いですよね。
結論からいうと、推薦入試でもない限り定期テストと大学受験は無関係です。
ただ、一般入試を受験予定の人の中にも例外がありますので、あわせて解説します。
目次
一般入試を受験予定の人は勉強する必要なし
僕は高校に入学したときから一般入試で大学進学することを考えていたので高校1年生のときから定期テストの勉強をほとんどしませんでした。
結果的にすべての大学に不合格となり、浪人生活を余儀なくされるのですが、定期テスト勉強をやっていたとしても浪人は避けられなかったと思います。
なぜ定期テストの勉強をしなくていいのかというと…
・授業の理解度を問う試験であり、教科全般の知識を問うものではないから
・勉強したい範囲を勉強できなくなるから
・いい成績をとっても入試の合否には関係ないから
以上です。
もちろん内申点が合否を左右する推薦入試を受験予定の人は定期テストの勉強をかなりがんばったほうがいいです。
しかし、一般入試を受験すると決めている人は定期テストの勉強をする必要がありません。
定期テスト勉強をしなくていい理由の2番目がとくに重要で、今苦手な分野を勉強したいと思っているのにもかかわらず、定期テストではすでに得意な分野が出たりします。
時間のムダであることは明白ですよね。
自主的に勉強するのが苦手な人は定期テストをがんばろう
ただ、みんながみんな、自分で学習計画をたてて勉強できるわけではありません。
一般入試で大学を受験したいという希望があっても自分で勉強することができない人は勉強範囲が決まっている定期テストをしっかり対策しましょう。
しかし、定期テストに勉強範囲を限定してもらうことのデメリットが2点あります。
1点目が入試問題のような応用問題は解けないということです。
あくまで定期テストは授業を理解しているかどうかを確認するものですので、入試問題に対応できるかどうかはわかりません。
先生が意識的に応用問題を出題しているのであれば別ですが、そうでもない限り定期テストにたよりきるのはNGです。
2点目が「高校3年生からがんばる」ができないということです。
高校3年生になるまで定期テスト勉強も受験勉強もしてこなかった人が、いきなり高校3年生になってから定期テスト勉強をがんばっても追いつきません。
「基本的なことについては定期テストでかためる」という姿勢は高校1年生から継続していないといけません。
結論をいうと自分で計画をたてて勉強できない人は高校1年生のときから基本的な部分を定期テストでかためつつ応用問題は自分で対策するのがベストです。
ちゃんと受験勉強できてたら定期テストは余裕
そもそもの話になりますが、受験勉強がしっかりできているのであれば定期テストで出題される問題は簡単に解けなければいけません。
僕は英語について、定期テストの勉強をしなくても常に80、90点はとれていました。
このように普段から受験勉強をしっかりやっていれば、相当変な問題が出題されない限り、わざわざ定期テスト対策をしなくても点数をとることが可能です。
あらゆる可能性をもっておきたい人は対策すべし
大学受験は一般入試にするか推薦入試にするかAO入試にするか、まだ決まっていないという人は定期テスト対策をしておいたほうがいいでしょう。
可能性がたくさんあるという状態は心が安定します。
どれもこれも中途半端にやるのはNGですが、高校1年生から気張って受験勉強ばかりしていても人生の幅が広がりませんので、可能性を多く持っておくに越したことはありません。
一般入試に決めていたけど、劇的な出会いをして価値観が変わり、受験勉強をほどほどにして他のことに熱中するということが起こりえます。
そんなときに一般入試しか選択肢がなかったら、熱中していることに全力を注げなくなりますよね。
人生は何が起こるかわからないので、いろいろな可能性をもっておくのもいいでしょう。
まとめ
定期テストと大学受験の関係性は…
基本的に無関係だけど、推薦入試を受験予定の人やあらゆる可能性をもっておきたい人は定期テストの勉強をしましょう。
以上です。
自分のことは自分で決めるという姿勢で何事にものぞみましょう。
しかし、お金を出してくれたり、日常生活を整えてくれるのは基本的にご両親ですので感謝の気持ちを忘れずに…