学習院大学 経済学部・コア試験の政治経済対策
本記事では学習院大学 経済学部・コア試験の政治経済対策について記載しています。
経済学部・コア試験の政治経済の試験時間は60分で、配点は120点満点です。
目標得点率は80%以上に設定して対策していきましょう。
各項目の傾向と対策
大問は全部で4つです。
年度別の内容を確認しましょう。
・2023年度
Ⅰ | 日中国交正常化 | 9問(記述と選択) 30点 |
Ⅱ | 租税制度 | 9問(記述と選択) 30点 |
Ⅲ | 自由貿易と保護貿易 | 13問(記述と選択) 30点 |
Ⅳ | 株式会社 | 9問(記述と選択) 30点 |
・2022年度
Ⅰ | 資産形成 | 8問(記述と選択) 30点 |
Ⅱ | 冷戦 | 12問(記述と選択) 30点 |
Ⅲ | 円高・円安 | 12問(記述と選択) 30点 |
Ⅳ | 財 | 10問(選択と記述) 30点 |
・2021年度
Ⅰ | 外国人雇用 | 12問(記述と選択) 30点 |
Ⅱ | 国際連合 | 17問(記述と選択) 30点 |
Ⅲ | 外部効果 | 9問(記述と選択) 30点 |
Ⅳ | 中小企業 | 8問(記述と選択) 30点 |
大問1、2が政治分野、大問3、4が経済分野という構成です。
記述式の空所補充問題、選択問題、一問一答形式の記述、選択問題、簡単な計算問題、グラフ問題などが出題されます。
教科書、参考書に書いてある基本的~標準的な知識を頭にいれておけば対応できます。
●問題別の分析
・空所補充問題、一問一答形式の記述・選択問題
文章中にグラフなどの中にある空所に語句を記述したり、選択したりする問題です。
基本的~標準的な語句とその定義を頭に入れていれば対処することができます。
経済政策や金融政策はその政策を実施するとどうなるかまで理解しておきましょう。
・簡単な計算問題
グラフをもとに比較優位について計算しながら考える問題、資産運用をするときの金利計算などが出題されます。
経済政策、金融政策、貿易、為替などに関連する数字の動きを覚えるのではなく、理解するようにしましょう。
・グラフ問題
政治分野、経済分野ともにグラフや表を使った問題があります。
過去問演習を通じて形式に慣れておきましょう。また、こちらも経済分野で計算や考察をからめて出題されることがあります。