学習院大学 経済学部・コア試験の地理対策

本記事では学習院大学 経済学部・コア試験の地理対策について記載しています。

経済学部・コア試験の地理の試験時間は60分で、配点は120点満点です。

目標得点率は80%以上に設定して対策していきましょう。

経済学部の入試情報

年度学科募集人員志願者数受験者数合格者数競争率
2025経済コア試験1302,7122,6335534.8
経済プラス試験20267252465.5
経営コア試験1302,1262,0824205.0
経営プラス試験15261242455.4
2024経済コア試験1302,4102,3216323.7
経済プラス試験20344322546.0
経営コア試験1302,0421,9894334.6
経営プラス試験15232218445.0
2023経済コア試験1302.1272,0765873.5
経済プラス試験20279258515.1
経営コア試験1302,0001,9594364.5
経営プラス試験15209202405.1

各項目の傾向と対策

大問は全部で5つです。(2025年度は6題出題されました)
年度別の内容を確認しましょう。(問題数は大問ではなく設問中に含まれる問題の数です)

・2025年度

フランスの地理18問(記述と選択)
30点
南アジアの地図11問(記述と選択)
21点
地形や気候に関する問題14問(記述と選択)
26点
SDGsに関する問題1問(選択)
4点
発展途上国と先進国の首都10問(記述と記述説明問題)
24点
世界の交通・通信5問(記述説明問題)
15点

・2024年度

シドニーからバースまでの鉄道旅行で見える景色を元にした問題7問(記述と記述説明問題)
21点
「潟町」の2万5千分の1地形図の一部8問(記述と記述説明問題)
24点
世界の食糧生産7問(記述、選択、記述説明問題)
24点
東南アジア諸国16問(選択)
26点
問題群としての地球環境問題8問(選択と記述説明問題)
25点

・2023年度

西アジアの国々18問(記述と選択)
31点
ロシアの地理15問(記述と選択)
26点
ヨーロッパの農業生産16問(記述と選択)
24点
オセアニア地域16問(記述)
20点
ニュース記事(鉄道について)8問(記述と選択)
19点

・2022年度

世界の主な農作物の生産量世界順位13問(記述と選択)
26点
日本型食生活について9問(記述と選択)
20点
東アジアの工業や貿易6問(記述と選択)
25点
環境問題に対する国際的取り組み、条約、宣言など12問(記述と選択)
24点
オーストラリア5問(記述)
25点

・2021年度

ヨーロッパの地理5問(記述と選択)
14点
中国の地図8問(記述と選択)
24点
1次エネルギー供給量とCO2排出量、各国の発電量10問(記述と選択)
20点
国家や領土・領域12問(記述と選択)
24点
日本の気候についての会話15問(記述)
38点

2024年度の問題は他年度と大きく異なり、記述説明問題の出題が多く見られました。
また、2025年度ではSDGsを階層別に分ける問題が出題され、普段から教科書や参考書、問題集での学習以外に時事的なことについて興味を持って調べているかが問われています。
記述問題が多く出題されるので、語句とその内容は正確に覚えておきましょう。
説明問題も毎年4~5問出題されます。
あるものの特徴、変化や理由を説明する問題や図を用いて説明する問題から自分が考えた方策を説明する問題まで多岐にわたります。
必ず過去問を通じて傾向を把握し、対策をしていきましょう。

●問題別の分析
・選択、記述問題
表やグラフ、資料、地図などをもとに出題されることが多いです。
各国の特徴や作物などのグラフなどを正確におさえるようにしましょう。

地図に関しては河川や山脈などのマクロ的な特徴と産物や居住民などのミクロ的な特徴をバランス良く頭にいれましょう。
語句を記述する問題は一問一答や問題集などを用いて正確に覚えるようにしてください。

・記述説明問題
語句をひたすら頭に入れるだけでなく、その背後にあるものまで把握するようにしましょう。
本質的に語句や表、図などが示していることを理解していないと満足に書くことができません。
教科書や参考書を読みながら「なぜこうなっているだろう?」という疑問を持ちながら積極的に知識を頭に入れていきましょう。

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