学習院大学 経済学部・コア試験の地理対策

本記事では学習院大学 経済学部・コア試験の地理対策について記載しています。
経済学部・コア試験の地理の試験時間は60分で、配点は120点満点です。
目標得点率は80%以上に設定して対策していきましょう。
各項目の傾向と対策
大問は全部で5つです。
年度別の内容を確認しましょう。(問題数は大問ではなく設問中に含まれる問題の数です)
・2023年度
Ⅰ | 西アジアの国々 | 18問(記述と選択) 31点 |
Ⅱ | ロシアの地理 | 15問(記述と選択) 26点 |
Ⅲ | ヨーロッパの農業生産 | 16問(記述と選択) 24点 |
Ⅳ | オセアニア地域 | 16問(記述) 20点 |
Ⅴ | ニュース記事(鉄道について) | 8問(記述と選択) 19点 |
・2022年度
Ⅰ | 世界の主な農作物の生産量世界順位 | 13問(記述と選択) 26点 |
Ⅱ | 日本型食生活について | 9問(記述と選択) 20点 |
Ⅲ | 東アジアの工業や貿易 | 6問(記述と選択) 25点 |
Ⅳ | 環境問題に対する国際的取り組み、条約、宣言など | 12問(記述と選択) 24点 |
Ⅴ | オーストラリア | 5問(記述) 25点 |
・2021年度
Ⅰ | ヨーロッパの地理 | 5問(記述と選択) 14点 |
Ⅱ | 中国の地図 | 8問(記述と選択) 24点 |
Ⅲ | 1次エネルギー供給量とCO2排出量、各国の発電量 | 10問(記述と選択) 20点 |
Ⅳ | 国家や領土・領域 | 12問(記述と選択) 24点 |
Ⅴ | 日本の気候についての会話 | 15問(記述) 38点 |
記述問題が多く出題されるので、語句とその内容は正確に覚えておきましょう。
説明問題も毎年4~5問出題されます。
あるものの特徴、変化や理由を説明する問題や図を用いて説明する問題から自分が考えた方策を説明する問題まで多岐にわたります。
必ず過去問を通じて傾向を把握し、対策をしていきましょう。
●問題別の分析
・選択、記述問題
表やグラフ、資料、地図などをもとに出題されることが多いです。
各国の特徴や作物などのグラフなどを正確におさえるようにしましょう。
地図に関しては河川や山脈などのマクロ的な特徴と産物や居住民などのミクロ的な特徴をバランス良く頭にいれましょう。
語句を記述する問題は一問一答や問題集などを用いて正確に覚えるようにしてください。
・記述説明問題
語句をひたすら頭に入れるだけでなく、その背後にあるものまで把握するようにしましょう。
本質的に語句や表、図などが示していることを理解していないと満足に書くことができません。
教科書や参考書を読みながら「なぜこうなっているだろう?」という疑問を持ちながら積極的に知識を頭に入れていきましょう。