夏休みの国語勉強はこの3つを重視せよ!

夏休みは「受験の天王山」といわれており、受験生にとってとても重要な期間です。

国語の勉強については情報が不足しているし勉強しなくていいと言う人もいます。

しかし、国語にはしっかり勉強法がありますし、夏休みは集中的に対策する絶好のチャンスです。

本記事では夏休みでやるべき国語の勉強についてご説明します。

現代文は徹底的に「漢字力」と「語彙力」を高めよ!

現代文が得意な人は、ほとんど100%といっていいほど「漢字力」が高いです。

漢字力が高いというのはシンプルに「漢字をたくさん知っていて、おおむね意味もわかる」ということです。

漢字は元々、中国から伝わってきた「外来語」ですので、日本人である我々は意識的に学ぶ必要があります。

漢字を学ぶうえで僕がすすめる参考書は『入試漢字マスター一八〇〇+』です。

中には「こんなの覚える必要あるのか?」と思う漢字も含まれていると思いますが、漢字への親和性を高めるために覚えてしまいましょう。

「語彙力」についてですが、自分がおもっているより母国語のことを知りませんので、漢字と同じく意識的に吸収していく必要があります。

僕がすすめる語彙力の参考書は『日本語チェック2000辞典』です。

豊富な語彙がのっており、難関私立大学の問題もストレスなく読み切ることができるくらいの語彙力が身につきます。

「そんなに語彙力をつけなくてもいいや」という人には『頻出現代文重要語700』をおススメします。

語彙力がたくさんあるに越したことはないですし、大学入学後も語彙力があったほうが有利です。

しかし、語彙力ばかりに時間をとられてもしょうがないので、どこで折り合いをつけるかは志望大学のレベルを考えて決めていきましょう。

現代文は「徹底的に根拠を探しぬく練習」をしよう!

模試を受けるたびに現代文の成績に波がありませんか?

なぜ現代文の成績に波ができてしまうのかというと、ズバリ「適当に解いているから」なんです。

選択肢を選ぶときに「なんかこんなこと言ってた気がするからコレだ!」と決めてしまうからです。

根拠があいまいだとただのくじ引きになってしまいます。

あっているかあっていないかが運しだいなので、成績に波ができてしまうということです。

そこで、夏休みは「徹底的に根拠を探しぬく練習」をしてほしいのです。

現代文は本文中に必ず答えとなる部分がありますので、「ここにこう書いてあり、問題文が聞いている箇所と選択肢が合致しているのでこれが正解」といえるようになるまで考え抜いてください。

とにかく制限時間を決めずに根拠を探し出すことに集中してください。

地味かもしれませんが、じっくり考え抜く練習が爆発的に国語力を底上げしてくれます。

関連記事:現代文の勉強法はあります【国語の偏差値を10上げた勉強法を公開!】

夏休みは古典を対策するチャンス!

夏休みまでは古典の対策よりも現代文の対策をしたほうがよかったのですが、夏休みからはしっかり古典の対策も進めていきましょう。

とはいえ、大学によっては古典の比率が低かったり、問題が出されない場合もありますので、事前チェックは欠かさないようにしてください。

古典は古文漢文にわかれますので、それぞれ対策の仕方をご説明します。

古文は日本語ではあるのですが、約1000年前につかわれていた言葉ですので、外国語のつもりで勉強をしましょう。

英語と同じように単語文法を頭にいれていきます。

単語に関しては『古文単語ゴロゴ』『マドンナ古文単語230』をオススメします。

英語とちがってスペルを覚えるなどの作業は不要ですし、数も少ないので英単語を覚えるよりは楽です。

早稲田大学などの難関私立を目指している人は『古文単語FORMULA600』までやることをオススメします。

文法については『ステップアップノート30 古典文法基礎ドリル』をオススメします。

単純に覚えさせるだけでなく、問題が記載されているので、実践的な知識を身に着けることができます。

活用表を自分で作れるようになるまで反復していきましょう。

漢文は句法を覚えていきましょう。

句法を覚えるためのオススメ参考書は『漢文早覚え速答法』です。

漢文に関しては古文より覚える内容が少ないため最低でも2週間程度で対策を終えてしまいましょう。

余裕がある人は問題集に取り組んだ方がいいのですが、現代文や他教科の勉強が間に合っていない人は、間に合っていないほうを優先するべきです。

関連記事:古文は外国語!学習方法は英語と同じ!

「スタディサプリ」で個別対策をしよう

スタディサプリというアプリでは予備校に行かずとも自宅で高品質な授業をうけられます。

現代文、古典だけでなく小論文までカバーしているので、どこの大学を受けるにしても漏れなく対応することができます。

予備校などの集団は苦手だし、完全に独学するのも不安を感じるという人にはぴったりのアプリです。

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まとめ

夏休みの国語の勉強で重視すべき点は…

・「漢字力」と「語彙力」を鍛えよ!
・徹底的に根拠を探しぬく練習をせよ!
・古典を対策せよ!


以上です。

国語も非常に重要な科目ですので対策を怠らないようにしていきましょう。