大手予備校と個別指導塾のメリットとデメリットについて解説!

大学受験のシーズンをむかえ本格的に勉強を始めようと思っていても、どの環境で勉強をしたらいいか迷いますよね。

主な選択肢としては大手の予備校に通う、個別指導塾に通う、通信教育を受ける、参考書を買って独学するなどの方法があります。

本記事では、浪人時代は大手予備校に通い、大学時代に3年間にわたって個別指導塾で働いてきた経験をもとに大手予備校と個別指導塾のメリットとデメリットを解説します。

大手予備校のメリットについて

大手予備校とは主に駿台・河合塾・代ゼミ(・東進)など大人数で講師の授業を受けるスタイルをとっている学習塾のことを指します。

独自の模擬試験や受験関連書籍、受験情報で他の塾を圧倒しているというのが現状です。

大手予備校のメリットしては下記の通りです。

・情報量が圧倒的
上述の通り、他の塾に比べて情報量が圧倒的です。

大手予備校に通っていれば受験関連情報で手に入らないものはないでしょう。

難関大学の受験の場合、情報量が合否のわける大きな要因になるので、東京大学や一橋大学、早稲田大学や慶応義塾大学をはじめとした上位大学を受験する予定の人にとっては大きなメリットがあります。

・プロの講師陣
英語なら英語のプロ、数学なら数学のプロ、現代文なら現代文のプロといったように、1つの教科に精通したプロの講師が在籍しています。

プロとして長年予備校で教えてきている人たちなので、教えている教科に対する熱量や情報量はものすごいです。

まさにどんな大学の問題にも詳しいので、授業中に有益な情報を提供してくれます。

現に僕も、現代文に関しては大手予備校で教わった勉強を実行したところ、偏差値が10アップしました。

・レベルの高い学生が多い
大手予備校に通う学生はレベルが高いことが多いです。

僕が浪人中に在籍していた早慶上智コースには200人以上いました。

早慶上智をめざしている学生が200人以上いるという状況は、上位私立・公立高校に通っていない限り体験できないですよね。

なかには飛びぬけて成績のいい学生もいますので大きな刺激を受けることができます。

大手予備校のデメリット


・自分で勉強できないとダメ
大手予備校にはチューターと呼ばれるアドバイザーがいますが、在籍人数が多いため、一人ひとりを全力でサポートすることができません。

誰もサポートをしてくれないということは自分で学習計画を立てなければいけません。

情報がたくさんあり、自習室も充実しているため自分で勉強できる人にとっては最良の環境なのですが、できない人にとってはかなり無駄な環境です。

・質問は長蛇の列
プロの講師とはいえ数人しかいないので、質問をするには長蛇の列に並ばなければいけません。

予備校教師のなかには「くだらない質問は受け付けない」と突っぱねる人もいますので、質問するのでさえも自分である程度勉強していないといけません。

基本的に講師には質問できないと思っていいですし、長蛇の列に並ぶくらいだったら自分で調べたほうが早い場合もあります。

・予習・復習を1回でも怠るとついていけない
多くの場合、予備校の授業は予習・復習をベースとしているため1回でもやっていないと1回分の授業がムダになります。

例えば英語長文の場合、わからない単語・構文はすべて調べたうえで授業にのぞまないと十分に内容を吸収することができません。

授業についても自己学習ベースで進むので、ここでも自分で勉強できない人にとっては厳しい環境になります。

個別指導塾のメリット

個別指導塾とは1人の講師が1~4人の生徒を受けもって授業をするスタイルの塾です。

プロの講師よりもアルバイトで塾講師をやっていることが多いので、先生だからといって気張ることはなく、近所のお兄さん・お姉さんに教わるような雰囲気です。

個別指導塾のメリットとしては下記の通りです。

・先生が近くにいてくれる
先生が近くにいるのでとても質問しやすい環境です。

大手予備校のように長蛇の列に並ぶ必要もありませんし、どんなに簡単な質問でも答えてくれます。

一人の講師が受け持っている人数が少ないので質問に対する回答には、かなりの時間を割くことができます。

どうしても克服できない苦手な科目がある人にとってはピッタリです。

・弱点を見つけてもらいやすい
講師が一人ひとりの管理をすることができるため、個別に弱点を見つけてもらいやすいです。

模試の結果を分析することが苦手という人にとってはピッタリです。

・学習計画を生徒にあわせて作ってくれる
上述のとおり、一人ひとりにかけられる時間が多いので、個別に学習計画をたてることができます。

自分で計画をたてて、その通り勉強することが苦手という人には最適な環境といえます。

個別指導塾のデメリット

・アルバイト講師なので担当が変わりやすい
ほとんどの個別塾の講師は大学生ですので、サークルや部活、勉強が忙しいと塾に来ません。

塾に来なくなると担当が変わるのですが、塾がハズレの場合、数か月くらいの短期間で何人も担当が変わる可能性があります。

担当講師が違えば、指導内容も違ってきますので、もう一度学習計画をつくりなおさなければいけません。

変わる前の講師と仲が良かった生徒は大きなストレスを感じるでしょう。

・職業訓練を受けていない講師が多い
大学生が講師をしているということは、多くの場合、適切な職業訓練をうけていないということを意味します。

まれに非常識な発言をして生徒を傷つけてしまったり、極端に無責任な講師もいます。

特に難関大学に受かったばかりの大学1年生は気が大きくなっている場合があり、「こんな問題を解けない奴は終わってる」などの発言を平気でします。

ただ、アルバイト管理については塾長しだいですので、入塾面談のときに塾長の人となりをよく観察しておくことをおススメします。

・先生を独占するので費用が割高
大手予備校と違い、先生を独占する形になるので費用は割高です。

生徒思いで、学習計画を綿密にたて、どんな質問にも丁寧に答えてくれる先生が担当すれば、大きな成績アップが見込めます。

一方、粗悪な無責任講師が担当につけば塾に高額なお金を寄付するようなものです。

まとめ

大手予備校と個別指導塾の特徴は…

【大手予備校】
自分で学習計画をたてて勉強でき、難関大学の問題を解くためのヒントが欲しいという人にはピッタリ!

【個別指導塾】
苦手科目の補修、意外な弱点の発見、頻繁に質問をしたい人にとってはピッタリ!

どの学習塾にお金と時間を投資するかは大きな問題ですので、たくさんの情報を収集して適切な場所に投資すべきです。