成績をあげる秘訣は「覚える・理解する・慣れる」

2019年10月18日


あなたは「毎日勉強しているのに成績が伸びない」という悩みを抱えていませんか?

実は勉強には欠かしてはいけない3つの要素があり、どれか1つでも欠けていると成績を伸ばすことができません。

成績を伸ばすのに欠かせない3つの要素とは…

・覚える
・理解する
・慣れる

上記の3要素を意識してバランスよく勉強していくと成績がアップします。

ひとつずつ詳しく説明していきます。

覚える

「覚える」とは文字通り、目の前の情報を空でいえるようにするということです。

いくらテキストを読んでいたところで、覚えていないと試験で問題に回答することができません。

「そんなの当たり前じゃん」と思うかもしれませんが、実は多くの人がいつのまにか意識しなくなってしまうのです。

なぜかというと、ずっと勉強しているとどうしても何時間勉強していたのかとかテキストを何ページまで読み進めたとか、「覚えること」とは関係のないことに意識がいってしまうからです。

何かを覚えることは脳に負担のかかることですので、どうしてもその苦しさから逃げ出したくなり、違うことに目をむけてしまいます。

しかし、勉強において大切なことは、学んだことがしっかり頭の中に入っているかということです。

自分で定期的にテストをして、覚えているのかどうかを確認しないと試験で回答することができず、いくら勉強しても成績が伸びないということになります。

覚えたかどうかを確認するには自分で小テストを作ってみると効果的です。

例として『ターゲット1400』の単語を使って小テストのやり方を解説します。

単語を覚えたら下記のように何でもいいので小テストをつくります。

今回は英語→日本語のテストをつくりましたが、逆でもかまいません。

何もみずに日本語で意味を書くことができたら覚えたということです。
*英単語の場合は0.1秒くらいで思い出してほしいところですが…

注意点は小テスト作りに一生懸命にならないことです。

あくまで覚えているかどうかの確認なので小テストを作ることに集中しないでください。

いい意味で適当に作るということが大切。受験はスピード勝負です。

理解する

「理解する」というのは、勉強したことを他人に説明できるということです。
たくさん覚えただけでは、応用問題を解くことができません。

入試において他の人と差がつくポイントは「応用問題に回答できるかどうか」です。

覚えているだけで解ける問題は差がつきません。

例えば、英語でいうと本番で出される問題のほとんどは、長文問題や英作文の問題です。

文法と文構造を理解していなければ解けず、暗記していれば解ける問題はないのです。

出題者は基本的な部分を理解していないと解けない問題をだします。

高校入試までは暗記すればどうにか点をとれたかもしれませんが、大学入試はそうはいきません。

理解しているのかどうかを確認するときは、学んだことを人に説明できるのかを確認しましょう。

例えば、英語だと…
・過去形と現在完了形の違いを説明できるか
・現在形や未来形を説明することができるか
・仮定法を人に説明することができるか、if節との違いは?

などです。

単純に問題パターンを暗記しているだけだと、本番で見事にパターンを外されます。

覚えるだけでなく、理解することも確認しなければいけません。

慣れる

「慣れる」というのは、問題を解くことに慣れるということです。

いくら勉強したことを覚えたり、理解したとしても問題がすぐに解けるようになるとは限りません。

例えば、英文法を理解して、単語を暗記しても長文問題を解かなかったり、英作文を書かなかったりしたら本番で点数が取れませんよね。

なので、テキストの内容を覚えて理解したら、問題をバシバシ解いていく必要があります。

問題を解くことによって、覚えたことや理解したことの土台がさらに強くなります。

火をおこす方法を知ることと実際に火をおこすことは全く違うことです。

まとめ

成績を伸ばすには…

・覚える
・理解する
・慣れる


という3つの要素が必要です。

どれか1つでも欠けていると成績を伸ばすことができません。

言われてみれば当たり前のことでも、実際に意識しながら勉強している人はあまりいませんので、意識するだけでも大きな差になります。

3つの要素を意識して勉強し、ライバルに大差をつけてしまいましょう。