慶應義塾大学 文学部の世界史対策

本記事では慶應義塾大学 文学部の世界史対策について記載しています。

文学部の世界史の試験時間は60分で、配点は100点です。

ほとんど記述式の問題なので、知識が曖昧にならないように何度も教科書や一問一答を確認しましょう。

文学部の入試情報

年度募集人員志願者数受験者数合格者数競争率合格最低点
20245804,1313,7961,1963.2203/350(58.0%)
20235804,0563,7311,1723.2205/350(58.5%)
20225804,1623,8491,1893.2218/350(62.2%)
20215804,2433,9031,2083.2232/350(66.2%)

各項目の傾向と対策

大問は全部で4つです。
大問ごとの問題と構成は下の表を参照してください。

・2024年度

ロシアの歴史15問(記述)
ニジェール川流域の国々15問(記述)
ローマ帝国の歴史10問(記述)
チベットの歴史10問(記述)

・2023年度

天文学の発展15問(記述)
オスマン帝国の歴史15問(記述)
国家の統治の歴史10問(記述)
第二次世界大戦後の中国史10問(記述)

・2022年度

女王の歴史15問(記述)
バグダードの歴史15問(記述)
契丹~清の歴史10問(記述)
中世~近代間のヨーロッパの変化10問(記述)

・2021年度

街道の歴史15問(記述)
日朝修好条規締結~民族自決の歴史15問(記述)
サファヴィー朝の歴史10問(記述)
イギリス帝国の歴史10問(記述)

問題数は50問です。
主に空所補充問題、一問一答が出題されます。
問題の構成はシンプルで、大問1,2が文章中の空所補充と文章の内容に関する一問一答、大問3、4が文章中の空所補充です。
教科書や参考書、一問一答を何度も周回しつつ、漢字やカタカナを間違って覚えないように意識しましょう。
試験時間が60分で、問題数が50問なのであまり悩んでいられる時間がありません。

●問題別の分析
・空所補充問題
文章中の空所付近の情報から適する語を判断する問題です。
基本的には教科書レベルの用語が多いので、教科書を隅々まで読んで覚えていきましょう。
世界史の流れの中で用語を覚えるようにすると効果的です。

・一問一答問題
人物の名前と年号は毎年必ず聞かれます。
難関大学対応の一問一答問題集を使って用語を覚えていきましょう。
記述式なので漢字やカタカナで曖昧になっている用語は書きながら、確実に覚えていってください。

慶應義塾大学対策のまとめはこちらです。

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