慶應義塾大学 商学部の世界史対策

本記事では慶應義塾大学 商学部の世界史対策について記載しています。

商学部の世界史の試験時間は60分で、配点は100点です。

20~40字程度の記述説明問題が出題されるので、教科書や参考書の記述を確実に覚えましょう。

各項目の傾向と対策

大問は全部で3つで、問題数は76問前後で推移しています。
主に空所補充問題、一問一答、記述説明問題などが出題されます。
空所補充問題は文章中の空所に適語を入れる問題ですが、選択肢が60~70個程度あるので、始めに答えを思い浮かべた状態で選択肢を探せるようにしましょう。
20~40字以内の記述説明問題が出題されます。
用語の説明ではなく変化や理由など歴史事象の背景について記述するタイプが多いです。

●過去3年分の問題内容
・2023年度
大問1 モンゴル帝国、明、清の歴史
大問2 「連合」の歴史
大問3 ナショナリズムの歴史

・2022年度
大問1 中国王朝の政治体制と統治機構
大問2 「人種」の歴史
大問3 戦争の歴史

・2021年度
大問1 15世紀からのヨーロッパの拡大
大問2 都市の歴史
大問3 「革命」の歴史

●問題別の分析
・空所補充問題
文章中の空所に語群から適語を選ぶ問題です。
空所付近から判断するので、用語を丸暗記せずにその内容まで理解し覚えるようにしましょう。
語群に並んでいる用語の数は60~70個程度あります。用語だけでなく年号も問われます。
出題範囲は古代から現代まで幅広く出題されますが、近現代の比重が大きいため、通史学習を早めに終わらせて現代までもれなくインプットできるようにしておきましょう。

・一問一答
選択式と記述式がありますが、記述式の方が多いです。
難関大学対応の一問一答問題集などを使って用語とその内容を覚えていきましょう。

・記述説明問題
20~40字以内で記述説明する問題が各年度2~4問出題されます。
用語の説明問題は少なく、「なぜ朝貢が貿易といえるのか」や「国際連合における制度的改良」など歴史事象の背景を記述させることが多いです。
教科書や参考書を丸暗記するのではなく、因果関係などを理解しながら覚えていきましょう。

慶應義塾大学対策のまとめはこちらです。