早稲田大学 人間科学部の世界史対策

本記事では早稲田大学 人間科学部の世界史対策について記載しています。

人間科学部の世界史の試験時間は60分で、配点は50点です。

全体的に基本重視かつ私立大学の典型的な問題です。

各項目の傾向と対策

大問は全部で4つで、問題数は44~47問で推移しています。
主に空所補充問題、適切なものを選ぶ問題、誤っているものを選ぶ問題、年代整序問題などが出題されます。
2021年度まで大問は5つでしたが、2022年度から4つに減っており、問題数も減少傾向にあります。
他学部と違い、基本事項で構成されており、難しい用語や歴史事象などから出題されることはほとんどありません。
古代から現代まで幅広く出題され、教科書や参考書の記述を確実に覚えていないと答えられません。

●過去3年分の問題内容
・2023年度
大問1 南アジアの歴史
大問2 ヨーロッパの民族移動
大問3 中国の皇帝
大問4 19世紀末から20世紀の思想、文化、技術

・2022年度
大問1 ヨーロッパの否定的・差別的な他者表象
大問2 キリスト教の歴史
大問3 ウイグルの歴史
大問4 オリンピックの歴史

・2021年度
大問1 18世紀末から19世紀はじめの大西洋両岸における革命
大問2 中国の歴史
大問3 印欧語族の移動
大問4 東南アジアの独立
大問5 革命の歴史

●問題別の分析
・空所補充問題
すべて選択式の空所補充問題です。
問われる用語は基本的なものが多いので、難関大学対応の一問一答などを何周もして確実に答えられるようにしましょう。年号や現代の文化史も問われることもあります。

・正誤判定問題
正しいものや適切なものを選ぶ問題、誤っているものを選ぶ問題が出題されます。
特に誤っているものを選ぶ問題が多いため、教科書や参考書の記述を正確に覚えている必要があります。文脈や因果関係を意識しながら学習していきましょう。

・年代整序問題
歴史事象が起きた順番に並べる問題です。
年号暗記や教科書や参考書の記述を正確に覚えるなどで対策していきましょう。

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