早稲田大学 人間科学部の世界史対策
本記事では早稲田大学 人間科学部の世界史対策について記載しています。
人間科学部の世界史の試験時間は60分で、配点は50点です。
全体的に基本重視かつ私立大学の典型的な問題です。
人間科学部の情報
年度 | 学科 | 募集人員 | 志願者数 | 受験者数 | 合格者数 | 実質倍率 | 合格最低点 |
2024 | 人間環境科学科 | 115 | 2,180 | 1,973 | 320 | 5.6 | 86.62/150(57.7%) |
健康福祉科学科 | 125 | 2,124 | 1,977 | 296 | 6.1 | 85.53/150(57.0%) | |
人間情報科学科 | 100 | 1,528 | 1,358 | 200 | 6.5 | 86.77/150(57.8%) | |
2023 | 人間環境科学科 | 115 | 1,977 | 1,794 | 283 | 5.9 | 87.40/150(58.3%) |
健康福祉科学科 | 125 | 2,038 | 1,865 | 273 | 6.3 | 85.72/150(57.1%) | |
人間情報科学科 | 100 | 1,951 | 1,761 | 221 | 7.5 | 86.92/150(57.9%) | |
2022 | 人間環境科学科 | 115 | 1,845 | 1,671 | 242 | 6.9 | 88.5/150(59.0%) |
健康福祉科学科 | 125 | 1,923 | 1,757 | 266 | 6.6 | 85.5/150(57.0%) | |
人間情報科学科 | 100 | 1,921 | 1,715 | 252 | 6.8 | 87.0/150(58.0%) |
各項目の傾向と対策
大問は全部で4つです。
大問ごとの問題と構成は下の表を参照してください。
・2024年度
Ⅰ | 環境史 | 8問(選択) |
Ⅱ | ヨーロッパの形成 | 9問(選択) |
Ⅲ | 秦嶺・淮河線の分裂 | 9問(選択) |
Ⅳ | 国民国家の形成 | 8問(選択) |
Ⅴ | 万国博覧会の歴史 | 8問(選択) |
・2023年度
Ⅰ | 南アジアの歴史 | 11問(選択) |
Ⅱ | ヨーロッパの民族移動 | 11問(選択) |
Ⅲ | 中国の皇帝 | 12問(選択) |
Ⅳ | 19世紀末から20世紀の思想、文化、技術 | 11問(選択) |
・2022年度
Ⅰ | ヨーロッパの否定的・差別的な他者表象 | 11問(選択) |
Ⅱ | キリスト教の歴史 | 12問(選択) |
Ⅲ | ウイグルの歴史 | 12問(選択) |
Ⅳ | オリンピックの歴史 | 11問(選択) |
・2021年度
Ⅰ | 18世紀末から19世紀はじめの大西洋両岸における革命 | 9問(選択) |
Ⅱ | 中国の歴史 | 10問(選択) |
Ⅲ | 印欧語族の移動 | 9問(選択) |
Ⅳ | 東南アジアの独立 | 10問(選択) |
Ⅴ | 革命の歴史 | 9問(選択) |
問題数は44~47問で推移しています。
主に空所補充問題、適切なものを選ぶ問題、誤っているものを選ぶ問題、年代整序問題などが出題されます。
2021年度まで大問は5つでしたが、2022年度から4つに減っており、問題数も減少傾向にあります。
他学部と違い、基本事項で構成されており、難しい用語や歴史事象などから出題されることはほとんどありません。
古代から現代まで幅広く出題され、教科書や参考書の記述を確実に覚えていないと答えられません。
●問題別の分析
・空所補充問題
すべて選択式の空所補充問題です。
問われる用語は基本的なものが多いので、難関大学対応の一問一答などを何周もして確実に答えられるようにしましょう。年号や現代の文化史も問われることもあります。
・正誤判定問題
正しいものや適切なものを選ぶ問題、誤っているものを選ぶ問題が出題されます。
特に誤っているものを選ぶ問題が多いため、教科書や参考書の記述を正確に覚えている必要があります。文脈や因果関係を意識しながら学習していきましょう。
・年代整序問題
歴史事象が起きた順番に並べる問題です。
年号暗記や教科書や参考書の記述を正確に覚えるなどで対策していきましょう。
早稲田大学対策のまとめはこちらです。