早稲田大学 文化構想学部の世界史対策

2023年11月2日

本記事では早稲田大学 文化構想学部の世界史対策について記載しています。

文化構想学部の世界史の試験時間は60分で、配点は50点です。

大問の数が多く、資料問題も出題されます。教科書だけでなく資料集にも目を通しておきましょう。

文化構想学部の情報(一般選抜)

年度募集人員志願者数受験者数合格者数競争率合格最低点
20233707,3537,0497369.6131.7/200(65.8%)
20223707,7557,4438328.9134.0/200(67.0%)
20214307,5517,27370210.4130.6/200(65.3%)
20204308,0767,67263812.0131.5/200(65.7%)
20194308,4998,06164612.5134.0/200(67.0%)

各項目の傾向と対策

大問は全部で7~8つで、問題数は39~42問で推移しています。
主に正しいもの、誤っているものを選ぶ問題、記述問題、年代整序問題、資料問題などが出題されます。
2021年度は大問が7つでしたが、2022年度は8つに増え、問題数も増加しています。
資料を使った問題が出題されます。特に絵画は資料集などを使って把握しておきましょう。
古代史、東アジアの歴史、イスラムの歴史は頻出問題なので必ずおさえておいてください。

●過去2年分の問題内容
・2022年度
大問1 資料問題
大問2 ローマ帝国の常備軍
大問3 東南アジアの歴史
大問4 東アジアの歴史
大問5 アフリカ大陸のイスラム
大問6 史料問題(フランス)
大問7 史料問題(イスラム)
大問8 女性アーティストについて

・2021年度
大問1 アッシリアの栄枯盛衰
大問2 ローマの建国神話
大問3 東アジアの歴史
大問4 インドのイスラム
大問5 史料問題(ロシア)
大問6 アジアに関する文章問題
大問7 資料問題

●問題別の分析
・正誤判定問題
資料の判別も含めて教科書レベルをこえた内容が問われます。
基本は教科書や参考書ベースですが、プラスアルファとして難関大学対応の一問一答や用語集にも目を通しておきましょう。
頻出の分野、範囲は決まっているので、通史学習をしながらメリハリをつけて勉強していかないと覚える量が膨大になってしまいます。

・記述問題
一問一答形式や空所補充で用語を書かせる問題です。
教科書、一問一答、資料集、用語集で確認しながら、覚えにくいものは何度も反復したり、漢字やカタカナを間違って覚えないようにしましょう。

・年代整序問題
2021年度では出題されませんでしたが、2022年度では出題されています。
国をまたがって並べ替えることがあるので、縦の流れと同時に横のつながりも整理しながら覚えていきましょう。

・史料・資料問題
写真や絵画などから出題されます。
特に絵画の関連問題は頻出なので文化史に力を入れましょう。
また、用語だけでなく資料集をみてビジュアルで理解、暗記していきましょう。

早稲田大学対策のまとめはこちらです。