早稲田大学 社会科学部の世界史対策

本記事では早稲田大学 社会科学部の世界史対策について記載しています。

社会科学部の世界史の試験時間は60分で、配点は40点です。

記述説明問題があるので、過去問で練習を積んでいきましょう。

社会科学部の入試情報

年度募集人員志願者数受験者数合格者数実質倍率合格最低点
20244508,8647,8338698.584.219/130(64.8%)
20234508,8627,8558269.078.92/130(60.7%)
20224509,1668,0828239.489.451/130(68.8%)

各項目の傾向と対策

大問は全部で4つです。
大問ごとの問題と構成は下の表を参照してください。

・2024年度

人の移動の歴史10問(選択)
様々な法や制度9問(選択)
英仏関係史9問(選択と記述説明)
国の成立10問(選択)

・2023年度

アフリカ大陸の社会と政治組織9問(選択と記述説明)
戦争と社会の変容10問(選択)
キリスト教の歴史10問(選択)
東南アジア諸国連合9問(選択)

・2022年度

モンゴル帝国の歴史9問(選択と記述説明)
西欧の進出10問(選択)
ヨーロッパ勢力のアジア進出10問(選択)
新型コロナウィルスの影響9問(選択)

・2021年度

女性の権利の歴史9問(選択)
冒険の歴史10問(選択)
ビザンツ帝国とトルコ9問(選択)
資本主義10問(選択と記述説明)

問題数は38問です。
主に選択肢から適切なものを選ぶ問題、適切でないものを選ぶ問題、空所補充問題、記述説明問題などが出題されます。
2021年度まで整序問題が出題されていましたが、2022年度から出題されていません。
適切でない問題は2023年度では出題されず、選択問題は適切なものを選ぶ問題、空所補充のみでした。
30字~35字以内で記述する問題は毎年出題されます。

問題別の分析
・適切なもの(適切でないもの)を選ぶ問題
文章の中から適切なものや適切でないものを選ぶ問題です。
かなり細かい知識を問われるので、教科書や参考書をインプットしつつ難関大学対応の一問一答や用語集まで目を通しておきましょう。
早いうちに過去問に取りかかり、どのレベルの知識が現時点で必要なのかを見極めるようにしてください。

・記述説明問題
30~35字以内で用語を説明する問題です。
2021年度、2022年度、2024年度は30字以内でしたが、2023年度は35字以内でした。
選択問題とは違い、説明する用語は教科書レベルの基本的なものなので、教科書や参考書を熟読しておきましょう。

過去4年分の出題内容は下記の通りです。(要約しています)
・2024年度
百年戦争の結果として生じたフランスの政治構造の変化について

・2023年度
国土回復運動について

・2022年度
カピチュレーションについて

・2021年度
穀物法について

過去問で指定字数以内で記述する練習を重ねておきましょう。

早稲田大学対策のまとめはこちらです。

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