早稲田大学 商学部の世界史対策

本記事では早稲田大学 商学部の世界史対策について記載しています。

商学部の世界史の試験時間は60分で、配点は60点です。

毎年、論述問題が出題されますので過去問を使って練習しておきましょう。

商学部の入試情報

・2024年度

受験方式募集人員志願者数受験者数合格者数競争率合格最低点
地歴・公民型3557,7307,0396959.3128.7/200(64%)
数学型1502,7522,3294005.8109/180(61%)

・2023年度

受験方式募集人員志願者数受験者数合格者数競争率合格最低点
地歴・公民型3557,9497,2866569.7131.6/200(66%)
数学型1502,4902,1293705.2109.05/180(61%)

・2022年度

受験方式募集人員志願者数受験者数合格者数競争率合格最低点
地歴・公民型3558,2307,60169411.0130.6/200(65%)
数学型1502,6482,2763666.2109.4/180(61%)

各項目の傾向と対策

大問は全部で4つです。
大問ごとの問題と構成は下の表を参照してください。

・2024年度

古代ローマ12問(選択)
ユーラシア東西の遊牧民の移動12問(選択)
2大政党制の歴史12問(選択)
帝国主義の時代14問(記述、論述)

・2023年度

中世ヨーロッパの商業の発展12問(選択)
清朝の版図拡大と支配の経緯12問(選択)
革命の歴史12問(選択)
民主主義の歴史14問(記述、論述)

・2022年度

ギリシアの歴史12問(選択)
モンゴルの歴史12問(選択)
イタリア・ルネサンス12問(選択)
アメリカ合衆国の歴史14問(記述、論述)

・2021年度

古代ローマ帝国12問(選択)
朱熹の業績12問(選択)
イギリスの王朝12問(選択)
奴隷貿易14問(記述、論述)

大問は全部で4つで、問題数は48~49問を推移しています。
主に適当なものを選ぶ問題、誤っているものを選ぶ問題、一問一答、空所補充、年代整序問題、論述などが出題されます。
他学部では文章の正誤判定問題がよく出題されますが、商学部は一問一答形式の設問が非常に多いです。
教科書(参考書)+資料集+一問一答+用語集で知識を増やしていきましょう。
また、100字以内の論述問題も出題されます。現代から出題されることが多いです。

●問題別の分析
・正誤判定問題
並んでいる文章の中から正しいものや誤っているものを選択する問題です。
教科書や参考書の記述を正確に覚えるようにしましょう。用語ごとに用語集にも目を通して知識を深めておくとさらに得点の可能性が広がります。

・一問一答
商学部では一問一答形式の問題が多く出題されます。
教科書、参考書レベルの知識をベースとして難関大学対応の一問一答や用語集の確認もしておきましょう。空所補充問題も同様です。

・年代整序問題
出来事を年代別に並べる問題です。
細かいことも選択肢に入っているので、これも用語集を見ながら確認していきましょう。基本は他の設問と同じように教科書や参考書がベースです。

・大問4の空所補充と論述問題
大問4は文章中の空所に入る用語を記述する問題と文章の内容に関連する論述問題が出第されます。論述は100字以内という語数の指示があります。

過去4年分の出題内容は下記の通りです。(要約しています)
・2024年度
1878年に締結された二つの講和条約の経緯と結果について

・2023年度
ジャクソンが大統領選に勝利した背景や要因について

・2022年度
1982年にメキシコで起こった経済的に重要なことと背景について

・2021年度
民主党支持者の多い南部で多くの支持者を増やした背景と事情について

連続してアメリカに関する文章が出題されていますが、過去の出題例では他の地域もあります。
現代に焦点をあてた文章が多いため、1900年以降の歴史を重点的に学習しましょう。
論述は過去問などで練習して添削してもらいながら実力をつけていきましょう。

『荒巻の新世界史の見取り図』のような流れや仕組みの説明をわかりやすくしている参考書を利用して、理解度を深めていきましょう。

早稲田大学対策のまとめはこちらです。

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