早稲田大学 文化構想学部の日本史対策

本記事では早稲田大学 文化構想学部の日本史対策について記載しています。

文化構想学部の日本史の試験時間は60分で、配点は50点です。

テーマ史から出題されます。通史を早めに終えてテーマ史対策に移れるようにしましょう。

文化構想学部の情報(一般選抜)

年度募集人員志願者数受験者数合格者数競争率合格最低点
20243706,8986,6187838.5131.5/200(65.7%)
20233707,3537,0497369.6131.7/200(65.8%)
20223707,7557,4438328.9134.0/200(67.0%)
20214307,5517,27370210.4130.6/200(65.3%)
20204308,0767,67263812.0131.5/200(65.7%)
20194308,4998,06164612.5134.0/200(67.0%)

各項目の傾向と対策

大問は全部で4つです。
大問ごとの問題と構成は下の表を参照してください。

・2024年度

「文と武」12問(選択と記述)
岡山の日記10問(選択と記述)
日本列島と海に関係する歴史11問(選択と記述)
人間とウサギの関係史13問(選択と記述)

・2023年度

琉球列島の歴史10問(選択と記述)
歴史の編纂や叙述10問(選択と記述)
寄付の歴史10問(選択と記述)
地誌と紀行文11問(選択と記述)

・2022年度

治水と灌漑の歴史10問(選択と記述)
印刷文化の歴史10問(選択と記述)
ジェンダーの歴史10問(選択と記述)
鉄の歴史11問(選択と記述)

・2021年度

城郭の歴史10問(選択と記述)
陰陽師の歴史10問(選択と記述)
都市の歴史10問(選択と記述)
貿易の歴史11問(選択と記述)

2023年度まで問題数は41問でしたが、2024年度は46問出題されていました。
主に空所補充、正しいものを選ぶ問題、誤りを選ぶ問題、記述問題、整序問題などが出題されます。
テーマ史の形式で出題されるので、通史が終わったあと問題集などを使ってテーマ史の学習をしましょう。
近現代の出題が多くなってきているので、後回しになりがちな近現代に早めに取りかかれるかが合否の分かれ目です。

●問題別の分析
・空所補充
一問一答形式の問題です。
難易度は教科書や標準の参考書に書いてあるレベルなので落とさないようにしましょう。

・正誤判定問題
選択肢が5つあり、紛らわしいものも含まれていますが、教科書や参考書の記述を覚えていれば明らかに合っているもの(間違っているもの)を選ぶことができます。
用語を覚えるだけでなく、因果関係や背景も含めて理解、暗記するようにしましょう。

・記述問題
空所補充の記述や一問一答形式の記述問題があります。
どちらも漢字指定なので覚えていない、もしくは覚えにくいものは書きながら覚えていきましょう。

・整序問題
典型的な年度順に並べ替える問題です。
文化史も含めて出題されているので年号や順番を正確に覚えておきましょう。

早稲田大学対策のまとめはこちらです。

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