早稲田大学 教育学部の日本史対策

本記事では早稲田大学 教育学部の日本史対策について記載しています。

教育学部の日本史の試験時間は60分で、配点は50点です。
教育学部は全科目で点数調整が行われます。

英語が難化しており、一部の学科をのぞいて配点が全教科同じなので日本史を得点源にするとかなり有利になります。

各項目の傾向と対策

大問は全部で5つで、問題数は42~43問で推移しています。
主に正しいものを選ぶ問題、誤りを選ぶ問題、空所補充問題、正誤問題、記述問題などが出題されます。
史料の読解問題も増加傾向にあるので、教科書、参考書、資料集にのっている史料は目を通しておきましょう。
他学部でも頻出ですが、テーマ史なので通史を早めに終えてテーマ史学習をしましょう。

●過去3年分の問題内容
・2023年度
大問1 日本と新羅の関係
大問2 法然と絵巻物
大問3 三閉伊一揆
大問4 女性作家から見た近代
大問5 日本国憲法

・2022年度
大問1 平城太上天皇の変
大問2 応仁の乱
大問3 江戸時代の訴状
大問4 近現代の環境破壊
大問5 近代の農民運動

・2021年度
大問1 律令国家の地方支配
大問2 中世の鎌倉
大問3 江戸時代の学問
大問4 近現代の沖縄
大問5 民本主義

●問題別の分析
・空所補充問題
文章中の空所に入るものを選ぶ問題です。
教科書、参考書を読み、一問一答を覚えていればおおむね対応することができます。

・正誤判定問題
正しいものを選ぶ問題、誤りを選ぶ問題です。
1つだけ選ぶ形式がほとんどですが、すべて選べという形式もあります。
すべて選ぶ問題は年代や史料読解など様々な内容で出題されます。
他の問題より正確な知識や読解力を必要とするので過去問で演習しておきましょう。

・正誤問題
3つの文が並んでいて、その正誤が問われる問題です。
文で出題されるので一問一答的な覚え方だと対応できません。
必ず流れや因果関係などをつかみながら通史学習をしていきましょう。

・記述問題
漢字指定の問題なので、曖昧だったり覚えていない用語がないように書きながら覚えていきましょう。すべて書く必要はなく「これは厄介だ」と判断したものをまとめて覚えていきましょう。

早稲田大学対策のまとめはこちらです。