早稲田大学 文学部の国語対策

2023年11月2日

本記事では早稲田大学 文学部の国語対策について記載しています。

文学部の国語の試験時間は90分で、配点は75点です。

文学部の情報(一般選抜)

年度募集人員志願者数受験者数合格者数競争率合格最低点
20233407,5927,1108408.5129.8/200(64.9%)
20223408.0707,53274110.2131.9/200(65.9%)
20213907,8147,37471510.3130.8/200(65.4%)
20203908,2227,56969810.8132.2/200(66.1%)
20193908,3607,73368211.3134.0/200(67.0%)

各項目の傾向と対策

大問は全部で4つです。問題数は28~29問で推移しています。
現代文①、現代文②、古文、漢文の順番で出題されます。
選択問題が中心ですが、記述問題もあります。
全体としては変わった問題はなく典型的な形式ですが、文章量が多いので過去問演習は欠かせません。

●過去3年分の出典
・2023年度
大問1 現代文 「AIにおける可謬性と可傷性」大家雄裕
大問2 現代文 「ジェンダー」『ファッションスタディーズ』西條玲奈
大問3 古文 『和泉式部日記』
大問4 漢文 『木屑録』夏目漱石

・2022年度
大問1 現代文 「カレル・チャペック『ロボット』 ヒトはその存在を失う前に存在理由を失う」加藤尚武
大問2 現代文 『音楽の危機ー≪第九≫が歌えなくなった日』岡田暁生
大問3 古文 『住吉物語』
大問4 漢文 『朱子文集』朱熹

・2021年度
大問1 現代文 『恋愛の社会学』谷本奈穂
大問2 現代文 「ホモ・オルナートゥス:飾る人」鶴岡真弓
大問3 古文 『別本八重葎』
大問4 漢文 『陸九淵集』

●現代文の傾向(目標時間:大問1と2で50分)
主に傍線部の理由を問われる問題、傍線部の説明を問われる問題、空所補充、内容一致、漢字、脱落文補充などが出題されます。

2022年度まで脱落文補充が出題されていましたが、2023年度は出題されませんでした。

論旨の展開は明快ですが、文章がかなり長いため時間配分に気をつけましょう。
過去問演習の段階で選択肢を検討して、根拠をもった回答ができるように練習しておくと本番の緊張下でも満足いく回答ができます。

文学部は社会性の強い文章が出題されることが多いので、時事に興味をもっておくことをオススメします。

古文の傾向(目標時間:25分)
主に傍線部の説明を問われる問題、空所補充、傍線部の意味、文法問題、敬語の対象を確定する問題、内容一致などが出題されます。

過去3年で和歌が必ず文章中に出てきますので、和歌の解釈などができるように過去問演習を通じて練習しておきましょう。2023年度は和歌が11首出てきています。

文学史は2021年度で出題されましたが、2022年度、2023年度は出題されていません。

文法問題や敬語の対象を定める問題は瞬時に答えられるように和歌と同様に練習しておきましょう。

●漢文の傾向(目標時間:15分)
主に傍線部の意味、返り点、解釈、書き下し文などが出題されます。

2021年度は陸九淵、2022年度は朱熹の文集から出題されており、どちらも儒家(陸九淵は朱熹と論争相手)でしたが、2023年度は夏目漱石の文章でした。

句法の知識や書き下し、返り点の基礎知識をインプットした上で読解の練習を積んでいきましょう。
注釈の部分もヒントになっており、2023年度は解釈の難しいところは注釈がついていました。

早稲田大学対策のまとめはこちらです。