岩手大学(教育学部・前期日程)の英語対策

本記事では岩手大学 教育学部の英語対策について記載しています。

配点は200点です。(共通テストとあわせて400点)
*中学校教育コース(国語、英語サブコース)、理数教育コース(数学、理科サブコース)は受験コースごとに試験科目が決まっています。
・国語サブコース:国語を含む2科目
・英語サブコース:外国語を含む2科目
・数学サブコース:数学(Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、A、B)を含む2科目
・理科サブコース:理科を含む2科目
・社会サブコース:国語、数学、理科、外国語の中から2科目

試験時間は90分です。

各項目の傾向と対策

教育学部は記述式と選択式があります。

●全体の傾向
岩手大学 教育学部は長文読解が3題あります。
大問1は英問英答(選択式と記述式)、大問2は日本語での回答、大問3は選択式と記述式です。
いずれも基本的な単語と文法で書かれているので、参考書や問題集を1冊決めてやりきることで得点につながります。

●長文読解(大問1)
形式は英問英答で、問題数は8問です。
パラグラフリーディングをもとにした空所補充問題や英語での説明を要求する問題が出題されます。自分で考えるものや文中から抜き出す問題などがあります。

英語で1~2文で答えるので、基礎的な文法や単語を間違えなく書けるようにしましょう。
また、抜き出すときも言い換えの必要などに気をつけながら記述してする練習を過去問をつかって積んでおきましょう。

●長文読解(大問2)
形式は日本語での回答で、問題数は8問です。
6問が日本語で説明するか、和訳する問題、残り2問が文法問題と整序問題です。

日本語で説明したり、和訳する問題は単語力と英文解釈の能力が前提となります。
該当箇所や和訳をするときに単語を覚えていなければ、それだけ完答から遠ざかります。
適当に覚えるのではなく、基本的な単語とその意味を確実に覚えていきましょう。

英文解釈は基本~標準レベルの英文解釈問題集や参考書を仕上げておきましょう。
また、語法の知識も必要となる場合があるため、文法だけでなく語法や英語表現もインプットしておきましょう。

●長文読解(大問3)
形式は選択式や英問英答で、問題数は4問です。
2020年度までは大問1のような形跡でしたが、2021年度から本文の内容を理解しているのかを確認する選択式の問題と英問英答の混合になっています。
パラグラフごとではなく、文章の全体の流れや内容を理解しているか問われます。

全体を通じて難易度の高い単語や英語表現、長文読解ではなく、どれだけ基礎を重視して勉強してきたかを問われます。
何冊も問題集をやるのではなく、やると決めた数冊に集中して勉強していきましょう。

岩手大学 人文社会科学部・教育学部の国語対策はこちらです。
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