関西大学(全学部日程)の国語対策

本記事では関西大学 全学部日程 国語対策について記載しています。

2月1日~3日が記述問題あり、2月5日~7日が記述問題なしです。
2教科型では総合情報学部のみ現代文に問9があります。
*2024年度入試の入試ガイドでは総合情報学部の形式は他学部と変わりがありません。
こちらをご確認ください。

全学部日程の国語の試験時間は75分(2教科型の総合情報学部は90分)、配点は150点です。

目標得点率は80%以上に設定して勉強していきましょう。

各項目の傾向と対策

現代文が1題、古文が1題で、設問数は現代文が8~9個、古文が9個です。
現代文は漢字問題(記述と選択)、内容についての設問、50字以内の記述、節ごとに入れる文章の選択、タイトルの選択などで構成されています。
古文は内容についての設問、現代語訳などで構成されています。
現代文の漢字の記述問題、50字以内の記述と古文の現代語訳は2月1日~3日の日程で出題され、節ごとに入れる文章の選択、タイトルの選択は総合情報学部で出題されます。

●現代文
特徴として本文と選択肢の文章が非常に長いです。また、傍線部がないので、傍線部付近をヒントにするということができません。

漢字問題は基礎~標準レベルなので『漢字マスター1800+』などの漢字問題集を1冊完成させておけば対応できます。

筆者が述べていることを的確にとらえることができているかを問われているので、普段から文章の主張をまとめる練習をしておきましょう。

現代文の対策を行っているときは、まず時間制限を設けずに考え抜く習慣を身につけましょう。
多くの受験生は手っ取り早く回答できるという点を重視していて、根拠をもって正答を導くという習慣がついていません。

現代文の問題に根拠をもって答える→解答解説を確認→わからなかった言葉や文を解釈していくという地道なプロセスを踏むことで現代文の能力はあがっていきます。

節ごとに入れる文章を選択する問題や節のタイトルを選ぶ問題がある場合は、読んでいる最中に節がわかるように簡単なメモをとっていきましょう。

●古文
古文単語や文法知識を直接確認する問題は出題されません。
ほとんどが読解問題なので、古文単語や文法の勉強を早めに終わらせ、読解対策に移れるようにしましょう。

現代文と同じように選択肢の文章が非常に長く、傍線部がありません。
読解の対策をするときは現代語訳を参照しながら文章の徹底理解に努めてください。

現代語訳がある場合は文章の文法的な解釈が有効です。

文章の読解→解答解説の確認→わからなかった単語を覚え、理解できなかった文を解釈→音読しながら現代語訳を頭の中でできるか確認という流れで勉強していきましょう。

関西大学 全学部日程の英語対策はこちらです。