学習院大学(法学部・コア試験)の世界史対策

2023年10月10日

本記事では学習院大学 法学部コア試験(国際社会学部プラス試験)の世界史対策について記載しています。

学習院大学はコア試験とプラス試験があり、コア試験が従来通りの学部別の個別試験で、プラス試験は他学部のコア試験で選抜をおこなう試験です。

プラス試験は同一学部を2回受験することができたり、試験日選択の幅ができるなどのメリットがあります。

法学部・コア試験の世界史の試験時間は60分で、配点は100点満点です。

目標得点率は80%以上に設定して対策していきましょう。

各項目の傾向と対策

大問は全部で5つです。
年度別の内容を確認しましょう。
・2020年度
Ⅰ A:ムガル朝の歴史 B:12~13世紀のヨーロッパ史(各10問マーク・20点)
Ⅱ A:清朝の歴史 B:ラテンアメリカ史(各10問マーク・20点)
Ⅲ 各国の歴史(間違え直しと設問)(10問記述・20点)
Ⅳ オスマン帝国の歴史(8問記述・16点)
Ⅴ アメリカの独立とフランス革命(12問記述・24点)

・2021年度
Ⅰ A:アケメネス朝の歴史 B:袁世凱の生涯(各10問マーク・20点)
Ⅱ A:タイ史 B:フランス革命史(各10問マーク・20点)
Ⅲ 各国の歴史(間違え直しと設問)(10問記述・20点)
Ⅳ 百年戦争史(8問記述・16点)
Ⅴ 戦後史(8問記述・24点)

・2022年度
Ⅰ A:古代ギリシア史 B:春秋戦国時代~前漢滅亡(各10問マーク・20点)
Ⅱ A:17~18世紀のヨーロッパ史 B:唐・宋の歴史(各10問マーク・20点)
Ⅲ 中央アジア史(10問マーク・10点)
Ⅳ 各国の歴史(間違え直しと設問)(12問記述・24点)
Ⅴ アメリカ史(8問記述・26点)

2022年度から大問3がマーク式の問題になっています。
大問4の間違え直しの問題は6行程度の文章にある間違えを指摘するので、見落とさないように丁寧に語句などを確認していきましょう。

●問題別の分析
・大問1、2、3のマーク式の問題
文章の中に選択肢があります。
教科書を読み込んで、一問一答をやれば高得点を取ることができます。
基本的な知識が多いのでここでの失点はできる限りおさえましょう。

・大問4の間違え直しと設問
6~9行程度の文章にある間違えを指摘して、それを正しいものに直す問題と文章に関する設問があります。
人物や王朝名など語句単位での間違えを指摘するので、語句を単純に暗記するのではなく、周辺知識と関連させて覚えていきましょう。
文章の内容に関する設問は標準的な一問一答をやっていれば得点できます。

・大問5の語句記述問題
大問4に引き続き、記述式での回答を要する問題です。
難しい語句を問われることがありますが、ほとんどが教科書レベルの基本的なものなので、難しい語句にとらわれないようにしましょう。
漢字ミスやカタカナを間違って覚えるなどのケアレスミスを防ぐように普段から意識して覚えていきましょう。

学習院大学法学部(コア試験)の英語対策はこちらです。
学習院大学法学部(コア試験)の国語対策はこちらです。
学習院大学法学部(コア試験)の数学対策はこちらです。(準備中)
学習院大学法学部(コア試験)の日本史対策はこちらです。
学習院大学法学部(コア試験)の地理対策はこちらです。
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