学習院大学(法学部・コア試験)の日本史対策
本記事では学習院大学 法学部コア試験(国際社会学部プラス試験)の日本史対策について記載しています。
学習院大学はコア試験とプラス試験があり、コア試験が従来通りの学部別の個別試験で、プラス試験は他学部のコア試験で選抜をおこなう試験です。
プラス試験は同一学部を2回受験することができたり、試験日選択の幅ができるなどのメリットがあります。
法学部・コア試験の日本史の試験時間は60分で、配点は100点満点です。
目標得点率は85%以上に設定して対策していきましょう。
各項目の傾向と対策
大問は全部で5つで、各大問の配点は20点です。
年度別で大問の内容を確認しましょう。
・2020年度
Ⅰ 訓話(教訓、家訓など)の歴史(20問マーク)
Ⅱ 中世(10問マーク)
Ⅲ 古代(10問記述)
Ⅳ 江戸(10問記述)
Ⅴ 明治~昭和(10問記述)
・2021年度
Ⅰ 日本の領土の歴史(20問マーク)
Ⅱ 古代(10問マーク)
Ⅲ 室町(10問マーク)
Ⅳ 江戸(10問マーク)
Ⅴ 明治~昭和(10問記述)
・2022年度
Ⅰ 文化史(20問マーク)
Ⅱ 古代(10問マーク)
Ⅲ 江戸(10問マーク)
Ⅳ 明治(10問マーク)
Ⅴ 昭和(9問記述*)
*1問で2個回答する設問があるので実際は10問
全時代、全分野からまんべんなく出題されます。
大問1はテーマ史ですが、特別対策する必要はありません。教科書、参考書、一問一答で対応することができます。
大問5は明治~昭和の記述問題が出題される傾向にあるので、この時代の漢字のミスやうろ覚えなどに注意しましょう。
2021年度の大問4で正誤問題や空所補充問題などが新たに出題されましたが、2022年度にはすべて文章中の選択問題になっています。
●問題別の分析
・大問1、2、3、4のマーク式問題
文章の中に選択肢があり、前後関係から適切な語句を選ぶ問題です。
教科書や参考書で通史学習をして、標準的な一問一答をやっていれば対応できます。
一見難しそうでも、周辺の文章を確認するとヒントが書かれていることがあるので、行き詰まったときは周りの文を確認しましょう。
・大問5の記述問題
明治~昭和から出題されることが多いため、この時代の用語は漢字で正確に書けるようにしましょう。
問われる語句は教科書レベルであることがほとんどなので、高得点勝負となる法学部ではケアレスミスによる失点は何としても防ぎたいところです。
他学部の日本史もほとんど同じ形式なので、演習用として法学部以外の過去問を解くこともオススメします。
学習院大学法学部(コア試験)の英語対策はこちらです。
学習院大学法学部(コア試験)の国語対策はこちらです。
学習院大学法学部(コア試験)の数学対策はこちらです。(準備中)
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