学習院大学 法学部・コア試験の日本史対策

本記事では学習院大学 法学部コア試験(国際社会学部プラス試験)の日本史対策について記載しています。

学習院大学はコア試験とプラス試験があり、コア試験が従来通りの学部別の個別試験で、プラス試験は他学部のコア試験で選抜をおこなう試験です。

プラス試験は同一学部を2回受験することができたり、試験日選択の幅ができるなどのメリットがあります。

法学部・コア試験の日本史の試験時間は60分で、配点は100点満点です。

目標得点率は85%以上に設定して対策していきましょう。

法学部の入試情報

年度学科募集人員志願者数受験者数合格者数競争率
2025法コア試験1502,2862.2015813.9
法プラス試験15303290605.1
政治コア試験1201,3971,3473154.4
政治プラス試験15165163523.2
2024法コア試験1501,7761,6945293.2
法プラス試験15292277743.7
政治コア試験1201,3411,2964023.2
政治プラス試験15229225455.0
2023法コア試験1501,4911,4344143.5
法プラス試験15173166374.5
政治コア試験1209058712743.2
政治プラス試験15115109372.9

各項目の傾向と対策

大問は全部で5つです。
年度別で大問の内容を確認しましょう。

・2024年度

建築物の歴史20問(選択)
20点
日本と新羅の交流10問(選択)
20点
北畠親房10問(選択)
20点
学習院大学の史跡10問(選択)
20点
地震の歴史10問(記述)
20点

・2023年度

宗教と人間の関係20問(選択)
20点
10世紀末から11世紀半ば10問(選択)
20点
三都の歴史10問(選択)
20点
日中関係史10問(選択)
20点
日本とロシアの外交関係10問(記述)
20点

・2022年度

古代の学問20問(選択)
20点
古代の遷都10問(選択)
20点
飢饉の歴史10問(選択)
20点
華族の歴史10問(選択)
20点
拡大する格差10問(記述)
20点

・2021年度

民俗の歴史20問(選択)
20点
日本の律令10問(選択)
20点
室町時代の文化10問(選択)
20点
異国船の渡来10問(選択)
20点
阪谷芳郎の生涯10問(記述)
20点

全時代、全分野からまんべんなく出題されます。
大問1はテーマ史ですが、特別対策する必要はありません。教科書、参考書、一問一答で対応することができます。
大問5は明治~昭和の記述問題が出題される傾向にあるので、この時代の漢字のミスやうろ覚えなどに注意しましょう。
2021年度の大問4で正誤問題や空所補充問題などが新たに出題されましたが、2022年度以降はすべて文章中の選択問題になっています。

●問題別の分析
・大問1、2、3、4のマーク式問題
文章の中に選択肢があり、前後関係から適切な語句を選ぶ問題です。
教科書や参考書で通史学習をして、標準的な一問一答をやっていれば対応できます。
一見難しそうでも、周辺の文章を確認するとヒントが書かれていることがあるので、行き詰まったときは周りの文を確認しましょう。

・大問5の記述問題
明治~昭和から出題されることが多いため、この時代の用語は漢字で正確に書けるようにしましょう。
問われる語句は教科書レベルであることがほとんどなので、高得点勝負となる法学部ではケアレスミスによる失点は何としても防ぎたいところです。

他学部の日本史もほとんど同じ形式なので、演習用として法学部以外の過去問を解くこともオススメします。

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