日東駒専の世界史対策

本記事では日東駒専(日本大・東洋大・駒澤大・専修大)世界史を分析しています。
*2017年度~2020年度入試を参照しています。
*世界史はAとBがありますが、すべてBからの出題です。

問題形式はほとんど選択問題で、記述させる問題はあまりありませんし、あったとしても名称を書く問題です。また、論述問題も出題されていません。

教科書と一問一答を使いながら、年号などを起点として大まかな流れをつかんでおけば十分得点できる内容です。

どの分野の出題が多い?

2017年度から2020年度まで出題された問題を大きく、古代史(オリエント、ギリシア、ローマ史)、中国史、欧米史、アジア地域(朝鮮半島、東南アジア、南アジア、西アジア)、第一次世界大戦~現代史、テーマ史、その他(アフリカ史など)にわけて分析をしました。

一番多く出題が見られた分野はテーマ史です。

テーマ史は大学入試全体で近年出題数が伸びてきている分野ですが、日東駒専も例外ではないようです。

テーマ史とは大きな歴史の流れを追ったものではなく、あるテーマに沿った歴史をまとめたものです。
例えば、ハプスブルク王朝史、病気と医学史、人の流れの歴史、女性差別の歴史、砂糖の歴史などです。

2017年度~2020年度でテーマ史として出題されたものは下記の通りです。
・宗教改革
・巨大都市関連史
・マルコ=ポーロ関連史
・貨幣史
・戦争史
・人の移動
・鉄道に関する歴史
・コミュニケーションの歴史
・歴史と音楽史
・疫病(ペスト)の歴史
・現代思潮
・ヨーロッパの美術館関連史
・税制関連史
・「鉄」関連史
・音楽と舞踏の歴史
・近代世界における農業生産力の発展と課題
・漢字と漢字文化
・農耕史
・自然災害史
・ハプスブルク家関連史
・女性差別史
テーマ史として含めることができるのかグレーゾーンな出題もありますし、分類上、他の分野に含めている場合もありますが、テーマ史は上記のような出題が見られました。
*宗教改革が一番出題されています。

『斎藤の世界史B一問一答』などにテーマ史としてまとめているページがありますので、通史とあわせて使用してみるといいでしょう。

テーマ史の次に出題が多かったのが中国史、アジア地域史、欧米史です。
世界史を学習するうえで避けては通れないメイン部分ですので、点数を落とさないようにしましょう。

教科書などを使って流れをつかみつつ、用語を他の出来事などと関連付けて覚えておけば点数を取れるでしょう。

中国史、アジア地域史、欧米史の次は古代史(オリエント、ギリシア、ローマ)です。
教科書の最初のほうに記載があり、やはり中国史、アジア地域史、欧米史のボリュームが多いためあまり手がつかない分野かと思いますが、多く出題されているので対策が必要です。

ギリシアとローマがごちゃごちゃになるケースがよくあるので、年号などを起点にして覚えていきましょう。

後回しにしてもいい分野について

出題があまりないので、後回しにしてもいい分野もあります。
とはいえ、勉強しなくてもいいということではないので、ご注意ください。

文化史、第一次世界大戦~現代史、石器時代、その他については後回しでもいいでしょう。
*石器時代についてはほぼないと言っても過言ではありません。

文化史についてはどうしても丸暗記の分野になります。
早めに覚え始めても直前で覚えていなかったら意味がありません。

第一次世界大戦~現代史については第一次世界大戦、ソ連史、冷戦あたりに重きをおいて勉強しましょう。
出題が他の分野と比べて少ないというだけで、出題されないわけではありません。
また、地域でいうと欧米諸国の近現代史の割合が多いです。

アフリカ史やラテンアメリカ史についてはしばらく出題がないので、そろそろ出題されるかもしれません。
アフリカ史についてはアフリカだけでの出題があまりないというだけで、イスラーム関連では多く出てくるでしょう。

まとめ

勉強する順番としては、一通りの通史→古代史→中国史→欧米史→アジア地域史→テーマ史→第一次世界大戦以降→文化史・石器時代・その他地域史がいいでしょう。

今回まとめたのはあくまで傾向ですので、絶対視しないようにしましょう。
まんべんなく全ての分野に時間をかけることができるという状態がベストです。

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