「英文解釈」とは何か?正しく文章を読みたいなら必ずやるべき!

「英語を勉強するときは「単語」と「文法」が大切だ」ということはよく聞くし、多くの受験生もわかっていることだと思います。

しかし、「単語」と「文法」を理解しても読めない文章だったり、読めたと思ったのに解説を確認したら自分が思っていた意味と全然違うことがありませんか?

そんなときに「英文解釈」が必要になってきます。

「英文解釈」は英語の文章を正しく読むために必要なこと

上述のとおり単語と文法を理解しただけでは文章を正しく読むことができません。

文章を正しく読むことができないと問題にも正解することができません。

せっかく単語と文法を苦労して覚えたり理解したのに肝心の「問題を解き、正解する」ができないのは悲しいことです。

英文解釈=「英文の構造を正しく把握して書いてあることを100%理解できるようにする」というステップが必要になってきます。

英語長文でもできるけど、英文解釈の参考書を使ってほしい

英文解釈は簡単にいうと英文を文法的に分解して和訳をしていく作業です。

なので極論をいえば英語長文であれば英文解釈できるのですが、ここは英文解釈用の参考書を使ってほしいです。

なぜかというと英語長文の問題集には英文を文法的に分解して解説をしているものが少ないからです。

あくまで英文解釈が終わった人が次のステップとして英文の多読にうつることができるため、多くの英語長文問題集では説明が省かれています。

和訳して間違ってたか間違ってなかったかだけを判断していても英語を正しく読む力はつきませんので、ここの文章はこうやって文法的に解釈するんだというプロセスをしっかり踏んでもらいたいと思います。

英文解釈のフローチャート

実際に僕が踏んできた英文解釈のフローチャートを記載しておきます。

この順番で英文解釈をトレーニングしていったということです。

・基礎 英文問題精講

・ポレポレ英文読解プロセス50

・英文解釈の透視図


以上です。

正直、『英文解釈の透視図』についてはオーバーワークになってしまう可能性があります。

多くの人は『ポレポレ英文読解プロセス50』までやりこめば十分です。

『基礎 英文問題精講』は簡単そうですが、わりと骨のある問題が出るので実力に不安がある人はさらに簡単な『入門 英文解釈の技術70』などの参考書から始めるといいです。

まとめ

英語長文を正しく読んで正解を導き出すには「英文解釈」が必須です。

英文をひとつひとつ分解していくのは大変ですが、必要なプロセスなので集中して取り組んでいきましょう。

僕は英文解釈をやりこんだらほとんど読めない文章はなくなりましたし、読解のスピードも上がりました。

英語を理解できる人になって他の受験生との差をつけていきましょう。