【受験外コラム③】「なぜ勉強するのか」への回答

2019年8月23日

よく「なぜ勉強しなければいけないのか」という質問をききます。

これに対していろいろな人がいろいろな回答をしていますよね。

「勉強をすると心や生活が豊かになる」とか「いい大学にはいってまともな企業に就職することができる」とか。

このよくある質問に対して早稲田大学を卒業し、今でも毎日勉強をしている僕が回答します。

そんなこと自分で考えてください

僕の回答はシンプルです。

勉強する理由なんて自分で考えてください。

いっけん冷たいかもしれませんが、この回答が一番だとおもっています。

勉強を通して知識を身に着けるとモノの見方がかわります。これは事実です。

でも、モノの見方が変わるかどうかなんて勉強しないとわからないんですよ。

心が豊かになったり、生活が改善されたり、いい大学にはいってちゃんとした企業に入るかどうかなんて聞かされただけでは実感がわきませんよね。

だから、勉強する理由は自分の頭で考えて自分なりの結論を出すしかないんです。

勉強をオススメしてくる人たちは自分で答えを出したはず

勉強することをすすめている人たちのほとんどは他人から言われて勉強したという人は少ないと思います。

ためしに「なぜ勉強するのか」と打ち込んで検索してみてください。

YouTubeをはじめとして著名人などが自分なりの「勉強する理由」を語っていると思います。

僕の場合は英語を勉強していてなんとなく楽しさを感じていて、中学・高校では単語暗記をひたすらやったり、文法問題集や長文読解をひたすらつぶしていくのが好きでした。

大学にはいって読書することにハマり、英語以外の知識も充実させていき、勉強すること自体にはまったというのが、僕なりの「勉強する理由」です。

他人から勉強を強制された経験がありますが、そのときは勉強する楽しさにまったく気づくことができませんでした。

しかし、英語という教科にハマることで勉強する習慣がついたのです。

勉強する機会はいつでもあります

大学受験への準備をするときがガッツリ勉強をする絶好の機会なので、もし興味があればこの機会にたくさん勉強しましょう。

しかし、勉強は何も受験勉強をするときに限らず、極端なことをいえば死ぬまでいつでも勉強をすることができます

もし受験のときに勉強をする理由がみつからなくても、将来どこかのタイミングで勉強をしたくなったら存分にやればいいのです。

勉強しているときの世界はしていないときと全く違います。これは間違えないことです。

でも、勉強するかどうかはあなたの決断しだいということです。

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