受験生なのに緊張感がない人は今すぐ「過去問」を解くべき

「受験生なんだけど緊張感がなくて勉強に身が入らない」という人はけっこういると思います。

中学受験や高校受験を経験したとしても時間がたっているし、中学受験はまだしも、高校受験の場合はなんとなくでも突破できるのであまり不合格の厳しさを体験することができません。

しかし、大学受験はすべての大学に不合格であれば進学することができません

当たり前のことですが、多くの人は頭で理解をしているだけで、実感していないのが実情です。

なので、緊張感がないと悩んでいる人は第一志望大学の過去問を解いてみましょう。

過去問を解いたときの点数があなたの実力です

受験は純粋に点数だけで勝負が決まる、かなり公平な競争です。

なので、過去問を解いたときの点数がそのままの実力を指し示しているということになります。

「いやいや、本番では集中力が上がるし何が起こるかわからないから」という人もいるかもしれませんが、大逆転合格なんてほとんど起こりませんよ。

過去問を解いて3割しか得点できなければ、今の実力はその程度ということです。

模試の偏差値を基準に考えないでください

模試の判定に一喜一憂してしまう人がいますが、考え方を改めましょう。

模試で出る偏差値は「模試受験者のなかの自分の位置」です。

つまり、志望大学に合格できるかどうかを厳密に指し示しているわけではありません。

現に僕もA判定をとっていた大学に受からなかったということがありました。

「模試の判定がいいからあまり勉強しなくていいや」と思うのも緊張感を失わせる原因です。

過去問を解いたときの点数がいちばん信ぴょう性の高い情報です。

自分の中に2つの人格があることを忘れない

実は人には2つの人格があります。

1つは「○○をやろう!やる気をだす人格」でもう一つが「実際に行動する人格」です。

前者の人格が強すぎると、何も勉強していないのに「自分は合格する!」と思ってしまうのです。

受験本番までの計画を立てるだけ立てて実行しないという、よく考えたら意味不明な行動をとってしまいます。

2つの人格を結びつけるには「意志の力」が必要です。

やる気はあるけど楽な方に流されてしまう自分を引き留めるために意志の力を利用するということ。

意志の力を出すには猛烈な危機感が必要で、その危機感をだすために過去問を解いて現実を知るという行動が必須なのです。

辛いかもしれませんが、現実を知ってから初めて適切な行動をとることができます。

まとめ

緊張感がない人は…

今すぐ第一志望大学の過去問を解きましょう。

早く現実を知って、適切な手段をとらないと取り返しのつかないことになりますよ。

受験は何度も挑戦するようなものではありませんので、一回で満足のいく結果を得られるように努力していきましょう。

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