慶應義塾大学 薬学部の数学対策

本記事は慶應義塾大学薬学部の数学対策について記載しています。
薬学部の数学の試験時間は80分で、配点は100点満点です。
目標得点率は70%以上に設定して勉強していきましょう。
薬学部の入試情報
| 年度 | 学科 | 募集人員 | 志願者数 | 受験者数 | 合格者数 | 倍率 | 合格最低点 |
| 2025 | 薬学科 | 100 | 1,172 | 1,073 | 327 | 3.3 | 189/350(54.0%) |
| 薬科学科 | 50 | 900 | 835 | 262 | 3.2 | 199/350(56.9%) | |
| 2024 | 薬学科 | 100 | 1,372 | 1,252 | 317 | 3.9 | 161/350(46.0%) |
| 薬科学科 | 50 | 869 | 815 | 290 | 2.8 | 167/350(47.7%) | |
| 2023 | 薬学科 | 100 | 1,454 | 1,314 | 306 | 4.3 | 169/350(48.2%) |
| 薬科学科 | 50 | 854 | 824 | 295 | 2.8 | 171/350(48.8%) | |
| 2022 | 薬学科 | 100 | 1,421 | 1,292 | 333 | 3.9 | 204/350(58.2%) |
| 薬科学科 | 50 | 782 | 726 | 272 | 2.7 | 209/350(59.7%) | |
| 2021 | 薬学科 | 100 | 1,203 | 1,105 | 295 | 3.7 | 196/350(56.0%) |
| 薬科学科 | 50 | 737 | 683 | 219 | 3.1 | 195/350(55.7%) |
各項目の傾向と対策
大問は全部で4つです。(2023年度、2024年度は3つ)
大問ごとの問題と構成は下の表を参照してください。
| 2025年度 | 2024年度 | 2023年度 | |
| Ⅰ | ・小問集合 設問×5 | ・小問集合 設問×6 | ・小問集合 設問×6 |
| Ⅱ | ・仮説検定 設問×2 | ・円の方程式、面積、直線の方程式 設問×2 | ・不等式の表わす領域、軌跡、面積 設問×3 |
| Ⅲ | ・逆関数、積分 設問×3 | ・条件付き確率、確率の基本性質 設問×3 | ・分数と標準偏差、散布図と相関係数 設問×4 |
| Ⅳ | ・確率、極限 設問×4 |
数学ⅢCの比率はあまり高くないですが、出題されているので、満遍なく勉強しておきましょう。
微積分、確率が頻出です。仮説検定や標準偏差、散布図なども出題されています。
●対策
『青チャート』などの網羅的な問題集で典型的な問題を素早く解けるようにしていきましょう。
計算量が多いので、ミスなくかつ素早く解いていく練習をする必要があります。
小問集合をどれだけ早く解ききることができるかが勝負の分かれ目です。
どの学部でも同じですが、難しい問題を解くことではなく、標準的な問題を落とさないことの方が重要です。
できるだけ早く過去問演習に入り、薬学部の傾向にあわあせていく必要があります。
数学が苦手な場合は英語や化学で点を取る戦略も考えることができるので、基本~標準レベルの問題を素早く解けるようになったら、英語や化学にも時間を費やしましょう。
早慶上理対策のまとめはこちら!↓
