慶應義塾大学 理工学部の物理対策

本記事は慶應義塾大学の理工学部の物理対策について記載しています。

理工学部の試験時間は物理と化学の2科目で120分で、配点は200点です。

合格最低点は60%程度で推移していますので、目標得点率は70%以上に設定して勉強していきましょう。
物理が得意な人は80%以上の得点率を目標に勉強していきましょう。

理工学部の入試情報

年度募集人員志願者数受験者数合格者数競争率合格最低点
20256508,6378,1392,7283.0297/500(59.4%)
20246508,2487,7472,4953.1321/500(64.2%)
20236508,1077,6272,4523.1290/500(58.0%)
20226507,8477,3242,6412.8340/500(68.0%)
20216507,4497,0162,3093.0266/500(53.2%)

各項目の傾向と対策

大問は全部で3つです。
大問ごとの問題と構成は下の表を参照してください。

2025年度2024年度2023年度
1・円筒面内での小球の運動
設問×3
・水に浮かぶ物体の運動、単振動、弾性衝突
設問×3
・円筒面内での小球の運動
設問×3
2・固定された導体レールの磁場と回路
設問×2
・長方形コイルの磁場中への斜め方向からの進入、電気泳動
設問×3
・回転する扇形コイルによる電磁誘導
設問×2
3・理想気体が封入されているシリンダー
設問×2
・光電効果、コンプトン効果
設問×2
・ストッパーのついたシリンダー内でピストンによって閉じ込められた理想気体の状態変化
設問×2

マーク式での回答です。
大問1が力学、大問2が電磁気学、大問3が熱力学、波動、原子のどれかから出題されます。
計算量などが多いため時間内で解ききることが難しいタイプの試験です。

●対策
教科書や基本的な参考書を利用して基礎的な事項をインプットしていきましょう。
典型的な問題を素早く解けるようにしつつ、公式がどのように導出されるのかを理解していきましょう。
2024年度のように原子分野からも出題されるので、満遍なく勉強しておきましょう。

問題を解く際は、条件を整理して描図の必要がある場合は、面倒くさがらずに一つずつ書いていきましょう。
問題を解いた後は、解答解説をみて、どこが解答までのポイントになっているのかを確認しましょう。

最後には過去問演習をして、時間内に解ききることができるようにしましょう。
力学、電磁気学は必ず出題されるので、得意分野にするようにしてください。

早慶上理対策のまとめはこちら!↓

\ 最新情報をチェック /