早稲田大学 スポーツ科学部の総合問題対策

本記事では早稲田大学 スポーツ科学部の総合問題対策について記載しています。

スポーツ科学部の試験科目と試験時間は下の表をご覧ください。

教科(時間)試験科目配点
共通テスト国語または数学ⅠAから1科目100点
英語100点
総合問題(120分)データの読み取りや小論文を含む100点

2025年度から小論文から総合問題の出題に変わっています。

スポーツ科学部の入試情報

年度募集人員志願者数受験者数合格者数実質倍率合格最低点
20241501,0909143032.8・共通テスト
143.259/200(71.6%)
・小論文
24.055/50
(48.1%)
20231509728042572.5・共通テスト
140.883/200(70.4%)
・小論文
22.822/50(45.6%)
20221509888472232.7・共通テスト
137.419/200(68.7%)
・小論文
22.098/50(44.2%)
20211508426861952.7・共通テスト
139.015/200(69.5%)
・小論文
23.882/50(47.7%)

各項目の傾向と対策

2025年度
1・米国で行われたコロナ禍によるライフスタイルとメンタルヘルスの変化を調査した研究
1~4. 空所補充問題
5. コロナ禍による変化として読み取れること(すべて)
6. 2つの図から読み取れること
7. 図から読み取れること
8. 病原体となる細菌やウイルスを検出する方法に関する記述
2・文章の読解
出典:「身体組成とウエイトコントロール」北川薫
1. 体脂肪率の計算
2-1. 体脂肪率の計算
2-2. 体脂肪量の変化
2-3. データの読み取り
3・論述問題
601字以上1000字以内の論述
サンプル問題
1・日本における15歳以上の人の生活時間の配分や余暇時間における主な活動の状況の推移に関する表
1. 空所補充問題
2. 空所補充問題
3. 空所補充問題
4. 表を説明した文章
2・全国の中学2年生を対象とした体力・運動能力と生活状況等の調査結果に関連する図
1. 文章の正誤問題
2. 空所補充問題×3
3. 空所補充問題
4. 体力合計点の経年変化の要因(3つ)
3・論述問題
601字以上1000字以内の論述

サンプル問題はすべて日本語の文章でしたが、2025年度に出題された総合問題の大問1が英語による文章とデータの読み取りでした。
大問2では体脂肪率の計算問題が出題されており、数学というよりは算数の計算がちゃんとできるのかを確認する問題です。

・資料の読み取り問題
2025年度のように英語での読み取り問題も出題されるので共通テスト対策を通じて英語力を高めておきましょう。
事前知識で左右されることはほとんどないので、あくまでデータを適切に読み取るということが見られます。
2025年度で出題された問題の大問2では体脂肪率の計算を要求されており、データの読み取りにプラスして算数的な考え方ができるのかどうかを試されます。

・論述問題
2024年度までと同じように601字以上1000字以内で論述する問題が出題されます。
サンプル問題と2025年度の問題は下記の通りです。

年度問題
2025年度大学生は「子ども」なのか、それとも「大人」なのか。
サンプル問題「経験や勘は科学ではないのだろうか?」

スポーツの事に限らない普遍的な問いについて論理的に回答する必要があります。
2025年度では子どもや大人とは何なのかを定義して、それを元に論じていく必要があるでしょう。
前提が曖昧なまま、いきなり書き出さないように、事前に書くことを箇条書きしておくとスムーズに書けるでしょう。

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