法政大学 情報科・デザイン工・理工・生命科学部(Ⅰ日程)の英語対策

本記事では法政大学 情報工・デザイン工・理工・生命科学部(Ⅰ日程)の英語対策について記載しています。
2月11日に実施される情報工学部A方式Ⅰ日程(ディジタルメディア学科)、デザイン工学部A方式Ⅰ日程(都市環境デザイン工・システムデザイン学科)、理工学部A方式Ⅰ日程(機械工(機械工学専修)・応用情報工学科)、生命科学部A方式Ⅰ日程(生命機能学科)の英語です。

英語の試験時間は90分で、配点は150点です。
デザイン工学部システムデザイン学科は3教科すべて受験したうえで、得点の高い2教科を合否判定で使用します。

目標得点率は70%以上に設定して勉強しましょう。
デザイン工学部システムデザイン学科で英語が得意な人は80%以上を狙いましょう。

情報工・デザイン工・理工・生命科学部の情報(Ⅰ日程)

法政大学の公式サイトを参照してください。

各項目の傾向と対策

大問は全部で7つです。
大問ごとの問題と構成は下の表を参照してください。

2023年度2022年度2021年度
・文法、語法、熟語問題
空所補充問題×10
・アクセント問題
1. アクセントが異なるもの×3
2. 下線部の発音が異なるもの×3
・文法、語法、熟語問題
空所補充問題×10
・会話問題
空所補充問題×5
・文法、語法、熟語問題
空所補充問題×5
・会話問題
空所補充問題×5
・パラグラフ問題
1. 段落中の文の消去×3
2. 空所補充問題×2
・会話問題
1. 空所補充問題×2
2-1. 空所補充問題×4
2-2. 空所補充問題×2
・パラグラフ問題
1. 段落中の文の消去×3
2. 空所補充問題×2
・国際選択マークに関する英文と図
1. 空所補充問題×3
2. 組合せ問題×2
・パラグラフ問題
1. 段落中の文の消去×4
2. 空所補充問題×2
・ホテルのレビューの一部
1. 条件にあてはまるホテル選択×4
2. どのレビューに対する返信かを選ぶ
・ウェブサイトのレビューの一部
1. 文の内容にあてはまるもの×4
2. 条件選択
・インタビュー記事
1. 下線部の意味×4
2. 内容に関する問題×7
・ジェスチャーの解説
1. A,B,E,Fにあてはまるイラスト
2. 空所補充問題
3. 空所補充問題
4. 空所補充問題
・長文読解
1. 下線部の意味×4
2. 内容に関する問題×7
・長文読解
1. 空所補充問題×4
2. T/F問題
3. T/F問題
4. 発言内容の一致(2つ)
5. 挙げられていないもの
6. タイトル選択
・長文読解
1. 下線部の意味×4
2. 内容に関する問題×6
・長文読解
1. 下線部の意味×5
2. 内容に関する問題×8
・長文読解
内容に関する問題×10
・長文読解
1. 下線部の意味×5
2. 内容に関する問題×8

文法、語法、熟語問題、会話問題、パラグラフ問題、レビューやあるテーマについての文章の読解、長文読解という構成です。
2022年度でアクセント問題が出題されましたが、2023年度では出題されませんでした。
図やイラストを見ながら答える問題も出題されるので過去問を通じて情報を整理する力も身につけておきましょう

●問題別の分析
・文法、語法、熟語問題
大問1の1~10問は文法、語法、熟語の空所補充問題です。
単純暗記で解ける問題もありますが、基本的に理解していないと解けない問題が出題されます。
頻出文法である仮定法や関係詞など理解を必要とする文法に注力しましょう。
『ネクステージ』や『VINTAGE』などの網羅系の問題集を1冊仕上げておけば対応できます。

・会話問題
空所の前後の会話を参照しながら解いていきます。
自然な会話になるような選択肢が正解以外にも含まれているので必ず前後関係を確認しましょう。

・パラグラフ問題
文章中にある下線部の中で、まとまりをよくするために取り除いた方がいい文があるのでそれを指摘する問題、段落を完成させるために入れる文を選ぶ問題が出題されます。
文を取り除く問題は文中に主題と関係のない文が入っているので、何の話をしているのかを念頭に置きながら文章を読んでいきましょう。
段落を完成させる問題は空所の前までの文章が何を述べているのかを理解することに集中しましょう。内容がわかれば、それに従って自然な文を選べば正解になります。

・レビューや図表などがある長文問題
レビューや図表を参照しながら問題を解いていきます。
説明文などを整理しながら条件にあてはまるものを選んでいきましょう。

・長文読解
2022年度では空所補充問題やT/F問題などが出題されましたが、2023年度では下線部の意味に近いものを選ぶ問題、内容に関する問題が出題されています。
下線部の意味に近いものを選ぶ問題は下線部の前後を確認してある程度意味を推測してから選択肢を確認しましょう。
内容に関する問題は本文中で述べられていることや述べられていないことについて答える問題です。
長文読解の演習をするときは「なぜこれが答えなのか」を考えながらやりましょう。