法政大学 T日程(統一日程)の英語対策

2024年2月1日

本記事では法政大学 T日程(統一日程)の英語対策について記載しています。

T日程の英語の配点は学部・学科によって異なります。
下記の表を参照してください。

法学部 (国際政治学科)200点
法学部(法律・政治学科)、文学部(哲・英文・心理・地理学科)、経済学部、社会学部、経営学部、国際文化学部、人間環境学部、現代福祉学部、キャリアデザイン学部、スポーツ健康学部、情報科学部、理工学部、デザイン工学部、生命科学部150点

*文学部日本文学科には英語の試験がありません。

試験時間は90分です。

目標得点率は70~75%以上に設定して勉強しましょう。

T日程(統一日程)の情報

法政大学の公式サイトを参照してください。

各項目の傾向と対策

大問は全部で4つです。
大問ごとの問題と構成は下の表を参照してください。

2023年度2022年度2021年度
・長文読解
1. 下線部の内容×4
2. 下線部の意味
3. 空所補充問題
4. 空所補充問題×3
5. 空所補充問題
6. 語句の整序問題
7. 空所補充問題
8. 下線部の意味
9. 内容一致、不一致、片方だけ一致の選択×3
・長文読解
1. 空所補充問題×5
2. 下線部の内容
3. 下線部の内容
4. 空所補充問題
5. 文の完成
6. 下線部の内容
7. 内容一致、不一致、片方だけ一致の選択×2
・文法、語法、熟語問題、会話問題
空所補充問題×15
・長文読解
1. 空所補充問題
2. 下線部の意味
3. 下線部の意味
4. 空所補充問題
5. 空所補充問題
6. 下線部の意味
7. 内容に関する問題
8. 正しいものを選ぶ問題
9. 正しいものを選ぶ問題
・長文読解
1. 空所補充問題×4
2. 空所補充問題×4
3. 内容に関する問題
4. 内容一致、不一致、片方だけ一致の選択
5. 内容一致、不一致、片方だけ一致の選択
6. 内容一致、不一致、片方だけ一致の選択
・長文読解
1. 下線部の意味
2. 下線部の意味
3. 空所補充問題
4. 空所補充問題
5. 空所補充問題
6. thisの用法
7. 空所補充問題
8. 下線部の意味
9. 空所補充問題
10. 空所補充問題
11. 内容一致
・長文読解
1. 下線部の意味
2. 空所補充問題
3. 下線部の意味
4. 空所補充問題
5. 下線部の意味
6. 空所補充問題
7. 内容一致、不一致、片方だけ一致の選択×3
・長文読解
1. 空所補充問題
2. 空所補充問題
3. 下線部の内容
4. 下線部の意味
5. 空所補充問題
6. 空所補充問題
7. 空所補充問題
8. 空所補充問題
9. 空所補充問題
10. 内容一致、不一致、片方だけ一致の選択
・長文読解
1. 空所補充問題
2. 下線部の文意
3. 下線部の意味
4. 空所補充問題
5. 下線部の意味
6. 語句の整序問題
7. 語句の整序問題
8. 内容一致
・長文読解
1. 下線部の意味
2. 下線部の意味
3. 下線部の意味
4. 下線部の意味
5. 下線部の意味
6. 下線部の意味
7. 内容一致、不一致、片方だけ一致の選択×3
・長文読解
1. 空所補充問題×4
2. 語句の整序問題
3. 語句の整序問題
4. 空所補充問題
5. 空所補充問題
6. 内容一致
・長文読解
1. 空所補充問題×5
2. 空所補充問題
3. 内容に関する問題
4. 文の完成
5. 文の完成
6. タイトル選択
7. 内容不一致

2021年度まで文法、語法、熟語、会話問題が出題されていましたが、2022年度からすべて長文読解に変わっており、文章を読むスピードと問題を解くスピードをより速くする必要があります。
2022年度から2つの文が両方とも内容に一致している、両方とも一致していない、片方だけ一致しているかどうかを選ぶ問題が出題されています。
何かを覚えていれば即答できる問題はほとんど出ないので、早めに文法、語法、熟語を頭に入れて英文読解対策に入る必要があります。

●問題別の分析
・長文読解
下線部の意味や内容を問う問題、空所補充問題、語句の整序問題、内容一致問題などで構成されています。
下線部の意味を問う問題は文章中の語句の意味や文の意味を選択する問題です。
下線部の前後や段落の内容を読んで「つまりどういうことを言っているのか」を問われています。
英文を正確に読める必要があるので単語力、熟語力、英文解釈力を早い段階から身につけておきましょう。

空所補充問題は文章中の空所に入る語句や文を選ぶ問題です。
熟語の完成など知識で解くことができる問題や文脈上適するものを判断する問題が出題されます。
語句の意味、前置詞を含めた熟語の構成、文法を正確に理解するようにしましょう。
文脈判断するときは情報を適切に整理してから解き始めましょう。

語句の整序問題は長文中の空所補充形式の整序問題です。
いきなり文意を考えるのではなく、まずは文法、語法、熟語の観点から表現のまとまりを作ってから文脈を考えていきましょう。
はまってしまうと時間がかなりかかる問題なので、すぐに解けないと判断したら次の問題に移りましょう。

内容一致問題は2021年度まで単体で問われる問題が出題されていますが、2022年度から1と2の文があり、その両方が内容一致している、両方とも内容一致していない、1だけ内容一致している、2だけ内容一致しているという4つの選択肢があるので、文章を読みながら選ぶ問題が出題されています。
ただの内容一致よりも本文の理解が必要なので、他の問題と同じように語彙力と英文解釈力をつけて、多くの長文問題にあたっていきましょう。
問題を解くときは「ここにこう書いてあるからこれが正しい(誤り)なんだ」と頭の中で簡単に言語化する習慣をつけましょう。