青山学院大学 全学部日程の英語対策

本記事では青山学院大学 全学部日程の英語対策について記載しています。

全学部日程の試験時間は80分で、配点は150点です。

目標得点率は80~85%以上に設定して勉強しましょう。

各項目の傾向と対策

大問は全部で4つです。
下の表で出題される問題を確認しましょう。

2023年度2022年度2021年度
・長文読解
内容に関する問題×10
・長文読解
内容に関する問題×10
・長文読解
内容に関する問題×10
・空所補充問題
長文中の空所補充問題×15
・空所補充問題
長文中の空所補充問題×10
・空所補充問題
長文中の空所補充問題×10
・文法、語法、語彙問題
Part1:整序問題×5
Part2:空所補充問題×5
・文法問題
整序問題×10
・文法問題
整序問題×10
・会話問題
Dialogue×5
・文法、語法、語彙問題
・会話問題

空所補充問題×5
Dialogue×5
・文法、語法、語彙問題
・会話問題

空所補充問題×5
Dialogue×5

出題内容に変化はありませんが、2023年度に整序問題が10題から5題に減少しています。
その代わり長文の空所補充問題の設問数が10題から15題に増加しました。
最近の難関大学入試の傾向として文法を単体で問うのではなく、長文読解の中に入れて出題することが増えてきています。
長文の内容把握と基本的な文法、語法、熟語、語彙の知識をあわせて必要とします。
かなり高得点を要求されますが、基本的な問題が大半なので失点はあまり許されません。

●問題別の分析
・長文読解
1500語前後の長めの文章から出題されています。
設問は文章の内容に関する問題で、文法知識などを必要とする問題は出されていません。
聞かれていることに該当する部分を読んで答えていきます。
選択肢はあまり悩むものはなく、書いていないことだったり、書いてあってもまったく関係ないところであることが多いです。
全文を確認する必要がある内容一致問題は出ませんので、ある程度読み進めたら設問にあたっていきましょう。

・空所補充問題
長文問題という形式をとっているが、実質的には文法や熟語知識、接続語を問うものであったり、文脈から判断して適当な語を選ぶ問題です。
厳密な内容真偽を確認する必要があまりないので、素早く解いていきましょう。

・整序問題
和文は与えられていませんが、基本的な構文や文法を問う問題が多いため、まずは並んでいる語句を使って何か構文や熟語などの英語表現を作ることができないか検討しましょう。
基本的な例文を暗唱できるようにしておくと解答スピードが上がります。

・空所補充問題(文法、語法、熟語など)
文の中にある空所に入る語句を4つの選択肢から選ぶ問題です。
ここでも問われているのは『ネクステージ』や『VINTAGE』などの標準的な網羅系問題集に書いてあるようなことが多いです。
素早く解いて、他の問題に時間をかけられるようにしましょう。

・会話問題
会話問題の形式をとっていますが、実質は英語表現を問う問題です。
最後にある発現の中に含まれている表現が何を表わしているのかを答えます。
たとえ英語表現を知らなくても会話の流れから意味を推測できるようになっています。