学習院大学 国際社会学部・コア試験の英語対策

本記事では学習院大学の国際社会科学部・コア試験の英語対策について記載しています。

学習院大学はコア試験とプラス試験があり、コア試験が従来通りの学部別の個別試験で、プラス試験は他学部のコア試験で選抜をおこなう試験です。

プラス試験は同一学部を2回受験することができたり、試験日選択の幅ができるなどのメリットがあります。

国司社会科学部・コア試験の英語の試験時間は90分で、配点は150点満点です。

目標得点率は70%以上に設定して対策していきましょう。

国際社会学部の入試情報

入学者選抜ガイドをご参照ください。

各項目の傾向と対策

大問は全部で6つです。
大問ごとの問題と構成は下の表を参照してください。

2024年度2023年度
・長文読解(70点)
1. 下線部に関する問題
2. 下線部の意味に最も近いもの
3. 空所補充問題
4. 下線部について著者が賛同すること
5. 表に関する問題
6. 空所補充問題
7. 下線部に関する問題
8. 下線部の意味に最も近いもの
9. 空所補充問題
10. 下線部の意味に最も近いもの
11. 各国のことを表わしている文
・長文読解(70点)
1. 下線部が言及していること
2. 下線部に関する問題
3. 下線部の説明
4. 文中の整序問題
5. 下線部について著者が賛同すること
6. 下線部の文中での使用法
7. 下線部が言及していること
8. 下線部が言及していること
9. 空所補充問題
10. 内容に関する問題
11. T/F問題
12. 表に関する問題
13. 表に関する問題
・文法、語法問題(10点)
空所補充問題×5
・文法、語法問題(10点)
空所補充問題×5
・文法、語法、熟語問題(10点)
正誤問題×5
・文法、語法、熟語問題(10点)
正誤問題×5
・会話問題(20点)
1. 空所補充問題
2. 空所補充問題×4
・会話問題(20点)
1. 空所補充問題
2. 空所補充問題×4
・文中の空所補充問題(20点)
空所補充問題×12
・文中の空所補充問題(20点)
空所補充問題×12
・自由英作文(20点)
英作文×2
・自由英作文(20点)
英作文×2
2022年度2021年度2020年度
・長文読解(70点)
1. 空所補充問題
2. 下線部について著者が賛成する選択肢
3. 下線部に最も近い意味
4. 下線部について著者が賛成する選択肢
5. 空所補充問題
6. 空所補充問題
7. 下線部について合致するもの
8. 下線部について合致するもの
9. 下線部に最も近い意味
10. T/F問題
11. ルーマニアを表す国(選択肢)
12. オーストラリアを表す国(選択肢)
13. マレーシアを表す国(選択肢)
・長文読解(60点)
1. 空所補充問題
2. 下線部に最も近い意味
3. 下線部に最も近い意味
4. 空所補充問題
5. 下線部について合致しないもの
6. 空所補充問題
7. 下線部について合致するもの
8. 下線部に最も近い意味
9. T/F問題
10. 下線部に最も近い意味
11. 下線部について合致するもの
12. 下線部について
13. パラグラフ内容一致
・長文読解(54点)
1. 空所補充問題
2. 文章中の整序問題
3. 下線部について説明しているもの
4. 下線部に最も近い意味
5. 下線部を名詞にする
6. 文章中の整序問題
7. 下線部を名詞にする
8. 空所補充問題
9. 下線部に最も近い意味
10. 下線部に最も近い意味
11. T/F問題
12. T/F問題
・語彙問題(10点)
空所補充問題×5
・表の読み取り問題(24点)
T/F問題×12
・表の読み取り問題(24点)
T/F/NG問題×8
・文法、語法、熟語問題(10点)
正誤問題×5
・語法、熟語問題(15点)
空所補充問題×5
・文法、語法、熟語問題(15点)
空所補充問題×5
・会話問題(20点)
1. 空所補充問題
2. 空所補充問題×4
・文法、語法、熟語問題(15点)
正誤問題×5
・文法、語法、熟語問題(15点)
正誤問題×5
・文中の空所補充問題(20点)
空所補充問題×12
・会話問題(16点)
1. 空所補充問題
2. 空所補充問題×4
・会話問題(22点)
1. 空所補充問題×4
2. 空所補充問題
・自由英作文(20点)
英作文×2
・文中の空所補充問題(20点)
空所補充問題×12
・文中の空所補充問題(20点)
空所補充問題×20

表にある通り長文読解、語彙もしくは文法・語法・熟語問題、正誤問題、会話問題、空所補充問題という構成です。2022年度から大問としてのT/F問題と最後の問題が英作文に変わっています

設問はすべて英語で書かれているので、読み間違えをしないように注意しましょう。
他学部よりも高い英語力を必要としますので、英語対策は早めに始めましょう。

●長文読解(大問1)
語数が1000語を超える超長文です。
2022年度は図表の読解も含まれており、十分な英語力がないと時間をかなりとられてしまいます。
90分という時間を考えると20~30分という短時間で解き切る必要があります。
空所や下線部前後を正しく読み取れているかを確認するような問題が多いため、常に「つまりどういうことを述べているのか」ということを意識しながら読むようにしましょう。
速く読むよりも正確に読むことを重視した方が結果的に早く解き終わります。

●語彙、文法・語法・熟語問題(大問2、3)
2021年度まで文法・語法・熟語問題でしたが、2022年度は語彙を確認する問題でした。
語彙の問題は高い語彙力と基本語彙の使用法が主に問われました。
語彙力を高めるのと同時に似たような意味の単語はその使用法や違いを理解したり、コロケーションがあるものは単語単体ではなくコロケーションで覚えていきましょう。
文法・語法・熟語問題は『ネクステージ』などの網羅系問題集を1冊完成させましょう。

正誤問題(大問3or4)
学習院大学の英語では頻出の正誤問題です。
文の中にある下線部から間違った用法のものを選ぶという形式です。
問われる文法・語法のレベルは標準的ですが、慣れていないと大きく失点してしまいます。
他学部の問題も活用して演習を重ねていきましょう。

●会話問題(大問4or5)
2人の会話文があり、その中にある空所に適する表現を入れていく問題です。
会話の流れを確認する問題と会話表現が問われる問題が出題されます。
難易度は高くないのでこの問題での失点はあまり許されません。

●空所補充問題(大問5or6)
文章中にある単語が途中まで書かれている箇所があるので、続きを文脈で判断して入れていく問題です。
高い語彙力は必要とされず、文脈と文法知識で解いていきましょう。

●英作文(大問6)
題材に沿って意見表明とその理由を書いていく問題です。
2022年度は与えられた意見に対して反対意見を述べるという条件がありました。
新傾向であるため過去問を解いて慣れておきましょう。
英作文は文法知識を固めたあと基本的な例文を覚えていき、英検などを使って模範解答を書き写していきましょう。その過程で文章自体を覚えてもいいですし、有用な表現を覚えてもいいです。
そのあと実際に問題を解き、その回答を他の人に添削してもらいましょう。

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