近畿大学(A日程)の日本史対策

本記事では近畿大学A日程の日本史対策について記載しています。

日本史の試験時間は60分で、配点は100点です。

目標得点率は80%以上に設定して勉強していきましょう。

各項目の傾向と対策

大問主な出題範囲特徴
I原始・古代(縄文〜平安)遺跡、古墳、律令、外交史、仏教文化などが中心
II中世(鎌倉〜戦国)守護・地頭、一揆、戦国大名、宗教史、城下町など
III近世(江戸)幕政改革、将軍、対外関係、学問(儒学・蘭学)、文化など
IV近現代(幕末〜戦後)外交(条約改正)、政党政治、戦時体制、社会運動、女性史など

全体の傾向
1. 史料問題が極めて重視される

最大の特徴は、すべての問題が史料やリード文を基点としている点です。

  • 『漢書』地理志や『魏志』倭人伝 、詔(大仏造立・国分寺建立) などの有名史料だけでなく、古日記や分国法など多岐にわたる史料が出題されます。
  • 史料の穴埋め や、その史料が出された背景・同年のできごとを問う問題が頻出です。

2. 時代横断・テーマ史的な出題

単なる暗記ではなく、特定の人物やテーマに沿った深い理解が求められます。

  • 女性史: 山川菊栄や市川房枝などの社会運動 、女性天皇
  • 地域史: 河内地域の遺跡 、加賀の一向一揆 、紀伊国の湯浅氏など
  • 人物伝: 徳川光圀や新井白石 、特定の文化人の生涯(大田南畝など)

3. 文化史・学問史の比重が高い

政治史と同じくらい、文化や学問、思想の変遷が問われます。

近代文学(白樺派、プロレタリア文学、耽美派など)

仏教(各宗派の開祖・本山・教義)

儒学・陽明学・国学・蘭学の系譜と著書

●問題別の分析
① 教科書レベルの「史料」を完璧にする

近大日本史を攻略するには、史料集を活用した学習が不可欠です。

  • 史料の「キーワード」を見て、「誰が」「いつ(元号・西暦)」「どんな目的で」出したものかを即答できるようにしてください。
  • 特に、律令の条文や戦国大名の分国法、近代の宣言文・条約などは頻出です。

② 人物と著書・藩政のリンク

江戸時代から近代にかけての人物は、「誰がどの藩で何をしたか」「どの著書を書いたか」を整理しましょう。

  • 例:池田光政(岡山藩)=閑谷学校、熊沢蕃山
  • 例:松平定信(寛政の改革)=棄捐令、囲米、人足寄場、寛政異学の禁

③ 出来事の「順序」と「年号」の把握

「古い順に並べ替えなさい」という問題がよく出されます。

  • 大きな歴史の流れ(内閣の変遷など)だけでなく、同じ世紀内での出来事の前後関係を意識して学習してください 。

④ 文化史を後回しにしない

文化史は配点において大きな割合を占めます。

  • 仏像の名前と制作された文化(飛鳥・白鳳・天平など) 、文学作品名と作者・ジャンルをセットで覚えましょう。

⑤ 過去問演習で形式に慣れる

近大は試験日によって問題が異なりますが、形式は酷似しています。

60分で40問を解くため、1問あたり1.5分です。史料の読み解きに時間をかけすぎないよう、過去問を使ってペース配分を身につけてください。

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